10月28日土曜日、愛知県立名張青峰高等学校へ。

名古屋から大阪行き特急で約1時間25分。閑静な住宅地に学校がある。

あれ?同じ敷地に高校が2つ?と、思いましたら、

2つの県立高校[名張桔梗丘校と名張西校≫が統合され、今の3年生は、まだ、名張西高校生、修学旅行へ行く2年生から名張青峰高校だそうです。

学校が育む3つの力の下、幅広い進路指導に対応し、英語でのでべートで国際性を培い、人と繋がる輪を目標にしている学校です。

又、全生徒にタブレット持たせ、電子黒板なども導入してる県内初の学校だそうです。

この日は、修学旅行結団式での沖縄紹介と平和講和でした。

整然と座した生徒たち。

引率団長の加藤校長先生の話に、

(・・・・略・・・私たちの周りは、本当に便利です。水道の蛇口をひねると、いつでも、どこでも、水が出る。当たり前のように感じている。また、平和の中に暮らしている。日常生活が当たり前のようにできる・・・・・このことがどんなに幸せか。・・・・・

今まで、君たちは、修学旅行へ向けて、沖縄戦から、平和って何か学んできた。沖縄へ行って、更に、平和って何か、この修学旅行でしっかり学び、考えてきて欲しい。

また、沖縄には「イチャリバチョーデー」という素敵な心がある。出会う人はみんな仲良くなる、そんな心をこの修学旅行を通して友達や先生や沖縄の人とも心通い合わせ楽しい思い出を作りましょう・・・でも、集団であることも忘れずに規則も守っていきましょう・・・・・・・・・略」

生徒達は、修学旅行の目的をしっかり心に刻んでいたことでしょう。

(教え子を少年兵として送り出した私の父。戦争のことを一口も語らなかった父が残したたった一つの句、

話さなかったのではなく、話せなかったのだと・・・・・・・・

沖縄の人だけが話せなかったの?日本兵は? アメリカ兵は?

事実を話しながら・・・・・・話を進める。

「沖縄の人が後世に伝えたいのは、2度と戦争を起こしてはならない、戦争は人が人でなくなる」・・・ということです・・・・。

どういうことか????皆さんが沖縄から学び、考えて・・

と、答えを生徒に向ける・・・

 この学校では、教育計画に平和学習が明確に位置づけられている。

「特に、2年生においては、沖縄の修学旅行を実施することから、事前学習で(ヌチドウタカラ・命こそ宝」の語に込められた沖縄の人々の思いや戦争体験について調べ学習を行った上で講演会を開催する。私の前にも沖縄に関係のある人の講演も実施。

それらをベースに現地でいろいろと学び、確認したりして、事後に感想をまとめ、共有する。」のです。

玄関にもこんな表示が・・・・・生徒が応募するということは、人権問題を学習しているからでしょう。心打たれました。

生徒達から沢山の宝物をもらって、台風の影響で雨降る中を

担当の小坂先生がおくってくださいました。もう色づいた紅葉の木々が見送ってくれました。

沢山の思い出と学びを・・・・沖縄がメンソーレー!!と、待っていますよ。