11月7日、秋晴れの東京駅を出発し、東海道新幹線で、

名古屋にある中部国際空港へ。同時通訳の設備もある、立派な国際会議場があります。

今日は、その国際会議場、セントレア―ホールにて、静岡県立浜松西高等学校、2年生、240名と引率の先生14名へ、出発前の時間を利用しての事前学習でした。

浜松から、バスで約2時間半も揺られて空港へ到着する生徒達。

出発までも約3時間。しかも、飛行機はJALとANAに別れて半数ずつ搭乗するのです。

1時間前に到着した私は、会場の方と機器への取り付けをし、生徒を待っていました。

さぞかし、疲れた足取りかな?と、思っていましたら、

何と、今、到着したばかりなのに、生徒たちは、静かに、声も出さずに、整然と決められた席へ着席し、メモノートを出したのです。

どの生徒もまっすぐな姿勢で、約60分、集中して私の方へ注目でした。

講和の希望内容は、

(平和学習がメインであった)のですが、出発前のこともあり、

話す内容に悩み、前日に、要望の部分を取り入れながらもパワーポイントの資料を作成。

質問にも、まっすぐに手を上げて答える生徒達でした。

時間がなく、会場の大きな時計を気にしつつ・・・・・話足りない・・・・

学びたい,知りたい、楽しみたい・・・・さまざまな気持ちがあるのでしょうが・・・・ここは、学びの場と心得ているようでした。

この生徒達、実は、15時間もかけて事前研修を実施しているのです。戦時中の沖縄、那覇の様子、ガマ(防空壕の生活)、同世代の駆り出された理由、二度と戦争を起こさせないために沖縄の人がしていることで、講演以外に実際に何をしているのか・・他・・・・

沢山の要望がありましたが、・・・・・・・

平和への心、沖縄で気づいて欲しいこと・・・・などをお話しました。

生徒代表のあいさつ。これまた、立派でした。

「僕たちは、これまで、多くの時間をかけて沖縄についいて学んできました。今日、出発前に、沖縄戦の様子や、沖縄の心など学び、改めて、現地に行って、自分たちの目で確かめ、体で知り、

沖縄の人や自然と触れ合い、・・・・いろいろと学んできたいと思います。そして、平和に向けて、日本のこと、世界のことを考えられる人になろうと思います。・・・・・・・・」

今頃、沖縄をいろいろ体験していることでしょう。

又、偶然にも、那覇での私の定宿のサンパレス球陽館にも宿泊する・・・・・・不思議なご縁を感じながら・・・

若者の未来に、幸あれ。平和であれ!と、願いつつ、

おりしも、空港内では岐阜のイベントが開催されており、バラの花にも癒されて・・空港を後した。