お食事中の皆様はご注意。

今回は奇跡のお通じの話です。

とある夜に、死ぬほどの空腹に襲われ、

黙々と玄米を食べた。


翌日。


お腹の中を誰かが蹴り飛ばしているかのような痛み。

やばい・・・!う・・・動けねえ!
なんてやつだ!

這いつくばりながら
必死こいてトイレに駆け込んだ。


謎のエイリアンか!?

わかる。この大きな塊が蠢きながら
体の外に出ようともがいている。

こいつ、ただもんじゃねえ。
腸が・・・破れちまう・・・!!


少年ジャ●プを読んでいた名残か、
そんなことを考えながらも、


無事、排出。


それはそれは凄まじい痛みだった。
かつてない感覚。

朦朧とする虚脱感のなか、

トイレの水を流そうとしたとき、
不覚にも私は それ と向き合ってしまった。

 ヤマタノオロチ!?

これ、腕なみのサイズだよね。

自分の腕と、自分から出てきたヤマタノオロチをしばらく見比べながら、
トイレにたたずむ26歳女。

うれしはずかし梅雨の一日。