世界に名を残した刺繍作家「メイモリス」の最高級カーテンが納まりました‼︎♯インテリアで心に彩りを

1ヶ月ほど前に御客様に御提案させていただき、御決定いただいたWhilliamMorris ARCHIVEコレクション5作目『Melsetter」のNEWILL EMBROIDERY（レーヨン50%、ポリエステル30%、コットン13%、麻7%、巾138 タテR47）

イギリスから到着した生地はついにカーテンとして仕上がり、北海道に渡ってきました✈️

アーカイブ５の新作コレクションを見たときにパッと目が止まったこちらの生地。

世界的にも有名な刺繍作家であるウィリアムモリスの次女メイがこの世に残した魂こもった渾身の一作です

飛んでいる鳥の表情や植物が表現する優しい曲線はなんとも女性らしく、その色遣いも華やかながらも落ち着いた大人の雰囲気。

パッと見たとき「赤」が目に入りますが、この「赤」がまた目に優しい、「朱」寄りの「赤」です。

今回は陽当たりの良い大きな窓5窓に納品をさせていただきました。

本当に本当に素晴らしいものを納めさせていただき、感無量です。

刺繍が本当に美しい。

カーテンにはI字で無地の赤ラインを入れたのですが、こちらも妥協なく同コレクションから。

縦ラインもハギを入れることなく1本で通し、贅沢な生地遣いをしております。

お天気がとってもよく、夕方でも日が差していたため逆光のような形になり柄が写真では分かりにくいのですが

 本当に素晴らしかったです

ここから見ても赤の縦ラインとタッセルが締まって本当に素敵

 圧巻でした！！

レースはMANASのFIORELLO

 こちらも全て刺繍です。

陽の光によって刺繍の糸がキラキラとお上品に光っています

 こちらのグリーンの無地もウィリアムモリスアーカイブ5のコレクション。

イギリス独特な渋みのあるグリーンは

モリスグリーンといつも呼んでいます。

窓を開けると

 風でレースがフワッと優しく靡き、刺繍の糸もキラキラと一緒になって動きます。可愛い！

現在ソファもオーダーを頂いておりまして

こちらは入荷待ち。来月の中頃の予定です。

カーテンと合わせてコーディネートさせていただいたので続きがとっても楽しみです

御客様に御縁をいただき、このような素晴らしい現場をお任せいただき本当に嬉しく、感無量です。

納品後に御客様からいただいたとっても嬉しいお言葉と笑顔のお陰で帰りの車の中では緊張の糸がプチっと切れたのか、ホロリ〜と涙が

実は。。私。。今回はとっても緊張していました

『あなたも緊張することあるのね〜』っと御客様に言われましたが、流石に、このカーテン（お値段が良いという理由だけではありません）は私も緊張します笑

前の日の夜中は3回ほど目が覚めて・・・

どうか無事に納まりますように。

御客様に喜んでいただけますように。

と祈りながら、寝てるのか起きてるのかわからないような状態のまま朝を迎えました。

『元気になるカーテンが欲しい。でも派手という感覚ではなく優しくて心落ち着くものが良い。とにかく気分を明るく心機一転したいの』という御言葉をいただき後は気持ち良くお任せくださった御客様。

全てをそのまま受け入れてくださいました。

『あなたと出逢ってなかったら、このカーテンは絶対付いてなかったね。今日もたくさん一緒に笑ったね』

と言ってくれたこと、

もう本当にこのお仕事してて良かった、と思う瞬間です。

御客様にも喜んでいただけて、わたしも嬉しくて、もうこの上ない幸せです。

でもウィリアムモリスには、そんな力があります。

人を癒せる、落ち着かせる、和ませる、彼の不思議なデザイン力。

生活に嫌味なく溶け込み、彩りを与え、人生をより豊かなものにしてくれる力があるのです。

次女のメイさんもモリスに似て勉強家で何事にもとても熱心だったそうです。

そんな彼女が魂込めて世に残した最高傑作とも言える刺繍コレクションを手に入れる

という御客様の姿に、わたしはただただ、痺れてしまいます

お任せいただき全てを受け入れてくださった御客様。本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

持つべき方に持っていただくことが出来た歓びが私にはあります。

これが嬉しくて、嬉しくて、たまらないのです

御客様の生活により明るさと楽しさ、彩りを齎してくれますように。

そして将来は後世にも渡り、代々受け継いで使っていただけますように。

心から感謝を込めて。