小松あすみです。
25歳くらいの頃だろうか。
友達に頼んで、
ある会社のサラリーマン
男性たちと
合コンをしていた時でした。
（業界では結構有名な大きな会社です）
男子陣のうち、
一番先輩格の方が
「月曜日から金曜日までは現実じゃないと思うようにしてる」
とおっしゃいました。
つまり、
週末２日間だけが現実で
平日５日間は夢だと思って
やり過ごす、
みたいな感じです。
実際この先輩が
どんな気持ちから
この言葉を言っていたのかは
もうわからないけれど、
私はその感覚に覚えがあったので、
なんというか
すごく絶望的な気持ちが
湧いてきたのを覚えています。
この合コンの
2年ほど前の
私が社会人1年目だったころ、
それはもう
週末だけが生きがいで
この月曜から金曜までの流れを
あと人生で何回繰り返したら
いいんだろう？と
それはそれは絶望の
日々を生きておりました。
ぶっちゃけ生きる辛さの
レベルで見ると、
失恋よりもこっちの方が
辛かったと思います。
朝、会社に着く寸前の横断歩道で
このままトラックに飛び込んだら
今日会社行かなくて済むな・・・
それいいなぁ・・・
ってほとんど本気で思った瞬間あったし。
毎日が辛すぎた私は
月曜0時から金曜定時
までの113時間を
毎週ひたすら
カウントダウンして過ごす
という
画期的な技を覚えました。
月曜の朝6時に起きるとして、
すでにカウントが６時間
減ってるから少し嬉しいっていう。笑
このカウントが
減って行くことだけが
平日の生きがい。
あと何時間残っているか
朝もチェック、
昼休みもチェック、
仕事終わりもチェック、
なんなら仕事中も
なんどもチェック。
カウントがゼロになる
金曜定時は
本当に解放された気分で
嬉しいのだけど、
その分毎週日曜夜は
地獄でした。
サザエさんブルー
なんてもんじゃないw
だいたい毎週当時の彼と
日曜21時くらいまでデートして、
駅で別れる時は
毎回人目もはばからず
号泣してました。
３連休で
函根旅行を楽しんでも
その終わりには
やっぱり号泣してました。
今でも思い出すと
苦しくなるくらいです。
1週間のうち５日間を
カウントダウンで
過ごすというのは、
「今を楽しむ」
みたいなのとは
本当に対極な日々でした。
思い返してみると、
私がこのモードに
入っていた時は
本当に人生がうまく言ってなかった時。
元彼に死ぬほど
執着していた頃も
会える予定の月まで
やっぱり毎日
カウントダウンしてたし。笑
対して
自愛を始めて
「あ、人生が変わるってこういうことか」
っていうのを心から
実感し始めた時は、
「今を楽しむ」っていうのを
やり始めていたんだよね。
まだ彼氏いないけど
一人でも夏を楽しんじゃおう！
とか。
とにかく書きたいから
ブログはじめてみよう！
とか。
＊
そしていつも書いてるけど
会社員が不正解とか
転職や起業が正しいって
言いたいわけでも
ないんです。
当時の私も、合コンの先輩も、
「今の場所のまま、まず楽になるには？楽しくなるには？」
っていう視点で
色々工夫してみることは
可能だったと思う。
（当時はもちろんそんな発想がなかった）
実際この合コンを
開いてくれた私の友達（男）は
その先輩と同じ会社だけど
割といつも楽しそうに
してました。
というか
自己受容が低いまま起業したりしても
結局どこかで壁にはぶつかるから、
「今の場所のまま、まず楽になるには？楽しくなるには？」
という視点は
どこに言っても何をやってても
必要ではあります。
好きな仕事をしていても
そうでなくても、
「少しでも今を楽しむには（楽になるには）？」
というマインドは
やっぱり大事だなぁ
と思うのでした。
＊
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小松あすみ