こんにちは！
イメージコンサルタントの島田亜由美です。
男子フィギアスケート、
羽生結弦選手が金メダルを
宇野昌磨選手が銀メダルを
取られましたね。おめでとうございます！
開催前は、何かと政治的な側面がフューチャーされがちな、今回のオリンピックでしたが、いざ競技が始まってみると、選手の華やかな活躍が報じられて嬉しい限りですね。
昨日はお仕事のため、残念ながら生放送で演技を見ることはできませんでしたが、一昨日、昨日と再放送で演技を拝見しました。
羽生選手の研ぎ澄まされた力強い演技も、
宇野選手の流れるような情感のある演技も、
とっても素敵♪
そして、その衣装にも大注目。（これは職業病ですね笑）
しかし、
これがまた絶妙なんです！！
それぞれの選手の
体型を上手く補正して美しく見せる工夫が、
随所に見られることに感動してしまいました。
全身で表現をするスポーツであるフィギアスケートにおいては、衣装でいかに体型を補正して美しく見せるかというのもとっても重要なことなのでなのでしょうね。
まずは銀メダルを取った、宇野昌磨選手の衣装から。
宇野選手は
身長１５９cmと男性にしては低めの身長に、
ボリューム感、厚みのある体型が特徴的。
お顔は男性にしてはやや丸顔。
お首も短めです。
彼の衣装で、まず特徴的なのが、
上半身と下半身の色がグラデーションで繋がっている、もしくは似た色であること。
これは、実は
背が低く、厚みのある体の方を背を高く、スレンダーに見せる効果的な方法なんです。
そしてもうひとつの特徴は深く縦にあいたVネック。
こちらは、短い首を長く、丸顔をスッキリさせる効果があります。
全身をスレンダーに、背を高く見せることによって、宇野選手の流れるような繊細な演技に、更に魅力を与えてくれる衣装ですね。
続いては、オリンピックチャンピオン。
金メダルを取った羽生弓弦選手の衣装。
羽生選手は、
身長は１７１cmと平均的ながら、
そのスレンダーさと、長い手足で
宇野選手とは対照的に厚みよりも
縦の長さを強く感じさせる体型です。
他の外国人選手に比べるとやや華奢な印象も受けます。お首の長さも長めです。
彼の衣装は、ショート、フリー共に
上半身と下半身の色がはっきり分かれていました。
これは実は
お身体のボリュームが少ない華奢な方に
体の厚みを加えてくれる効果があります。
加えて、両衣装とも、
宇野選手の深いVネックとは対照的に
少し襟の立ち上がった、首の詰まったデザイン。
これも特徴的ですね。
このデザインは羽生選手のように首の長い方の
首の長さを短く見せることができ、程よいバランスに整えてくれる効果があります。
羽生選手の衣装は、体に厚みや幅を加えることによって、彼のパワフルな演技をより力強く演出してくれているのでしょう。
４年間の努力の成果を発揮する
晴れの舞台、オリンピック。
そこに立つ際の衣装は、
やはりご自身の能力を後押しし、
魅力を１００％表現できるものでなくてはですね！まさに「最高の勝負服」。
その工夫に脱帽です！
でもこれは、
何も華やかなトップアスリートだけの話ではありません。
私たちにとっても他人事ではないんですよね。
選手が４年間の努力を100%活かす衣装が必要なように
私たちも、自身の日々の努力、スキル、サービスの価値を100%活かすことのできる衣装が必要なのです。
明日仕事に来ていくお洋服は、
あなたの能力をちゃんと後押ししてくれる「最高の勝負服」ですか？
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