水性色えんぴつ | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

みなさんが学校で使っている色えんぴつは、おそらく油性だと思います。
水性の色えんぴつもあるのを、ご存じですか?

彩色したあと、筆に水をつけて、そっとなぞると、溶けて水彩画のようになるんです。
ちょっとやってみますね。

つぼみちゃんのお花。
普通に塗ります。
いつも塗っているより、心持ち、薄めに塗る方が良いかと思いますが、お好み次第です。
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こんな風になりました。
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鳥もこんな感じに。
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これらの水彩色えんぴつは、安価で手に入りやすく、初心者向けです。
私も初心者なので、使っています。
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水性色えんぴつのいいところは、ペットボトルのキャップ1つ分の水と、筆1本だけ用意すればいいことです。
また、最初に色えんぴつで彩色するので、細かい部分まで、グラデーションが思い通りにつけやすいです。
ちょっと物足りないと思ったら、上からまた色えんぴつで描き足すこともできます。

水性色えんぴつの、不便なところは、いうなれば二度手間なことです。
ポストカード程度の小さいサイズや、あるいは一部分だけ水彩風にしたい、というときには向きますが、大きな絵を水彩画にしたいときは、最初から水彩絵の具を使う方が楽です。

絵に限りませんが、道具も方法も、時と場合、そして何より、自分の好みが大切です。

使いこなすには、それなりの努力も必要です。

私もまだ勉強中です。
まだまだ勉強することがたくさんあると思うと、わくわくしますよね。