読書週間も、残すところあと1週間、読み聞かせも来週が最後です。
最後は1年生です。
それは林の中にあります。
「ふしぎなカサやさん」
どう不思議かって?
魚の絵が描いてある傘は、ひろげると、空から魚が数え切れないほど降ってきます。
傘をとじれば、あれ?
魚はもういません。
プリンの形をした傘をひろげると、プリンが数え切れないほど降ってきて、
お寿司の絵が描いてある傘をひろげると、おすしがしゃりしゃりと降ってきます。
店主はキツネさん。
お客さんはブタくん。
「すごいすごい」
ブタくんはこれもあれもと、たくさんの傘を買いました。
帰り道、うさぎさんに会って、傘を自慢していると…。
オオカミ!
ブタくんと、うさぎさんは、必死で逃げますが、もうすぐ追いつかれそう。
そうだ!
ブタの絵の傘を広げると、空からブタが数え切れないほど降ってきて、オオカミは、やあ、ご馳走が降ってきた、と大喜び。
ブタをつぎつぎ捕らえます。
ちょっと自虐ギャグ?(笑)
オオカミが、家に帰って、ブタを食べようとした、その途端、
野原にいたブタくんが傘を閉じてしまったので、
あれ?
お皿はからっぽ。