ひよこのコンコンがとまらない | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

チョコちゃんが講習のときに、読んでくれた絵本のご紹介です。

ソファーに座って読んでくれたのですが。
「ひかるせんせいも すわって。ぴったりくっついて」
と言ってくれて、可愛かったー♡
 

 

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「おおきい種は食べちゃだめ、のどに詰まってコンコンが出るからね」
とおかあさんが言ったのに、ひよこのタッペンは大きな種を食べてしまいます。

子どもって、ダメと言ったことをしますよね。

案の定、コンコンが止まらなくなりました。

お母さんは泉に行き、お水をください、と頼みます。
しかし、コップをもっておいでと泉に言われます。

お母さんは樫の木のところへ行き、コップ(どんぐりのへた)を落としてください、と頼みます。
しかし、じゃあ木をゆすってよと言われます。

お母さんは男の子に、木をゆすってくれと頼みます。
しかし、男の子はなぜか裸足で、靴を持ってきてくれと言います。

お母さんは靴屋さんへ行き、靴をつくってくれと頼みます。
しかし、それなら革を持っておいで、と言われます。

お母さんは、雌牛に、ベルについている革をちょっと分けてくれと頼みます。
しかし、トウモロコシと交換だよ、と言われます。

お母さんは、農夫さんにトウモロコシを分けてくれと頼みます。
しかし、鋤を持っておいでと言われます。

お母さん、そろそろ、他にもっとてっとり早い方法はないの? と考えたりしないのかしら。
どんぐりのヘタ以外のもので水をくむ、とか。
樫の木に自分で体当たりする、とか。

お母さんは、かじやさんへ行き、鋤を作ってくれと頼みます。
しかし、鉄を持っておいでと言われます。

お母さんは、鉱山へ行き…。

とうとう鉱山まで来ちゃいました。

しかも鉱山にいたのは小人。
小人に鉄をくれというと、無条件に鉄をくれました。

ようやくコップ1杯の水をくむことができた、お母さんの苦労も知らずに、タッペンのコンコンは止まりました。