IgE抗体について、驚くべき真実があります。



このブログでご紹介している、その公立病院の入院治療では、正確に数えていないのでわからないのですが、70%~90%近くのアトピー患者を完治に導いている様です。



そして、治っていく過程で、血液中のいくつかの成分を測定します。



その中に、アトピーのメカニズムの話によく出てくる、IgEがあるようです。



で、驚くことに、完治した人々について、
完治する前と後とで、血中のIgE抗体の濃度に、
有意な差は見られなかったとのこと。



つまり、治っても治らなくても、
IgEの濃度は変わっていない。



ということは・・・?



もうお気づきですね。



IgEは、実はアトピーの治癒とはあまり関係がない、
ということです。



これを言うと、
今までにしっかりと「IgEが多すぎることが原因だ」
と刷り込まれている人が反発しそう。。。



でも、はっきり言っておきます。



軽症から最重症まで含め、のべ1万人以上のアトピー患者を根治に導いてきたその病院の入院治療では、IgEのことなんか、全然気にしてません。



もっと、根本原因を断つことに直結する治療が行われていました。



このことを頭に入れておいて下さい。



入院治療によってアトピーが完治した人の血中のIgEの濃度は、治療前後で、実は全然変わっていない、ということを。