シロチョウやキチョウが、普通に見られる時期になりました。アゲハ系の蝶も目にはしますが、まだまだ小さい個体が多く、ちょっと撮影するには早いと感じる今日この頃です。

私自身は、シロチョウやキチョウをそんなに撮らないのですが、まずはシロチョウの作例をひとつアップします。


NIKON D7000・シャッター優先AE(300mm・F5.6・1/1000sec)・ISO-220・AF Zoom Nikkor 70-300mm F4-5.6G




停まっているシロチョウだと、300mmクラスのレンズをAPS-Cの一眼レフに装着すると、比較的容易に撮影出来ます。羽根を閉じて停まることも多いので、羽根を開いている瞬間が狙い目です。キチョウが羽根を閉じている瞬間の作例をアップします。


NIKON D7000・シャッター優先AE(270mm・F6.3・1/800sec)・ISO-360・Tamron B008




やはり蝶も飛び物ですので、飛んでいる蝶を撮影されたいと思う方が多いと思います。↑の2枚の作例は、蝶から2m以内の距離で撮っているのですが、飛び物を焦点距離300mmで、この距離で撮ろうとすると、かなり大変です。ピントを合わせるのは、あくまで蝶の目なのですが、どうしても羽根にピントが来てしまいます。そういう失敗した作例をアップします。


NIKON D7000・シャッター優先AE(270mm・F6.3・1/800sec)・ISO-500・Tamron B008




現実的には、AFで目にピントを持ってくるのはかなり困難を伴い、少し角度が付いてしまうと、どうしても眠い画像になってしまいます。真横から撮れたりするときっちりピンとが合いますが・・・・・・。


NIKON D7000・シャッター優先AE(270mm・F6.3・1/800sec)・ISO-900・Tamron B008




それと、シロチョウとかキチョウ、ツマグロヒョウモンなんかでも、飛んでいる蝶の姿、あまり美しくないことが多いんです。アゲハみたいに羽根が厚くないので、羽根が歪んでいたり、体が上に反りかえっていたりして、そういう状態で写ることが多いと思います。

ツマグロヒョウモンの画像を貼りますが、連写で数カット、撮ったものですが、羽根の中央が歪んで写っていたりして、そう綺麗に写っていません。最後の着地寸前が一番、綺麗に撮れました。蝶の撮影も、なかなか奥が深いと思っています。


NIKON D7000・シャッター優先AE(270mm・F6.3・1/800sec)・ISO-280・Tamron B008