愛しのジャンポール -3ページ目

愛しのジャンポール

友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
2月6日(日)晴れ


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ



年明けから随分経って今更ですが、みなさまは
今年の抱負とか目標というものを立てましたかー?

怠け者の私は、目標を立ててそれに向かって努力をするということをしたがらないのですが…


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去年は何となく「フルートを買って始める」という目標を立てましたが、達成ならず。
昭和歌謡バンドにいた頃はフルートの必要性を感じてたのですが、現在はバンドやってないし…
サックスですらモチベーションだだ下がりなのに、フルート買っても練習しないと思うーチーン




彼氏をつくる ダンスを上手になりたい

いや~これは私も負けてられませんね。
幾つになっても「ときめき」を失ってはいけません。
ときめきこそが若さの秘訣。
ときめいている間は、幾つになっても青春なのです。

よしっ、フルートなんてもういらんっ!
私も「彼女をつくる」にしよう。そうしよう。
けど、コロナが終息してからにしよう。そうしよう。←





今日はネット注文のCDを買いにディスクユニオンへ行ってきました。

メンバーズに登録すると在庫店舗の検索が出来き、取り寄せて店舗での受け取りも出来ます。
昔のようにあてもなく中古屋を探し回らなくてもよいという…便利な時代になったものです。

注文したのは前回記事で少し触れたジョージ・べラスのセカンド。
あと店頭もチェックして、レコード2枚をついでに購入。



久々にスズメたちが集まって来たよ。 @日本橋公園

 
ジョージ・べラス 『マインド・オーヴァー・マター』(CD)
 980円。1998年リリースのセカンド。プログレ寄りのファーストと違いもろネオクラ!
フォリナー 『ベスト・オブ・フォリナー』(LP)
 680円。1982年リリースのベスト盤。窓開きジャケで以前から欲しかったレコード。
スティング 『シャドウズ・イン・ザ・レイン』(12inch)
 580円。去年夏に阪神の中古市でレンタル落ちを1200円で買ったが、美品を安く買い直し。





ネオクラシカル・メタルこそが私にとって最も憧れの音楽なのだ。





ユニオンのあと、書店に寄ったら寒河江弘先生の本を発見。
こんなのが発売されてたとは知らなんだ。モッチローン!喜んで購入。


本「サガエデイズ 君よ粘土の河を渉れ 2012-2019」

当ブログでは10年ほど前にジャコ・パストリアスのフィギュアの原型師として初めて紹介。
以降も何度か記事にさせていただいた、似顔フィギュアでお馴染みの故・寒河江弘先生。
本書はホビージャパン誌に連載された先生のコラム「君よ粘土の河を渉れ」をまとめた単行本。


本の中身をちょい見せ↓

タケちゃんマン

 キダ・タロー

 ジョニー・ロットン


 小渕恵三



そして私が一番嬉しかったのが…


横山宏先生!






そして、寒河江先生といえば…
先生のライフワークでもあったご当地怪獣!










「ご当地怪獣大図鑑」という本が出ています。


本都道府県がわかる ご当地怪獣大図鑑」


2016年の発売なので結構前から出てたのですね。
私は2年前にやっと買いました。

都道府県の名物や名産をモチーフにしてデザインされたご当地怪獣の図鑑です。
個性的な怪獣とともに全国47都道府県の形、位置、産業、歴史などが覚えられる本です。



ちょこっと中身を紹介しよう↓


まずは私の地元、大阪。

ヒョウガラヤン (大阪)
ヒョウがらが大好きなおばちゃん怪獣なんだ。
必殺技は「ナニシトンボイス」。
1000ヘルツの高い声で町内に響きわたり、聞いた者の動きを止めるんだ。
素直な子供にはアメちゃんをくれるぞ。



そして私のお気に入りの怪獣の香川県。

ウードン (香川)
讃岐うどんで有名な香川の怪獣だぞ。見るからにおいしそうだね。
四国八十八ヶ所巡りでおじさんが讃岐うどんのあまりのおいしさに姿を変えてしまったんだ。
むちむちの触手(うどん)で敵を包みこんでこねくりまわす「スーパームチムチ」が必殺技だ。



岩手には2体の怪獣が生息。
 
アイアンジャーガッパラス (岩手)
アイアンジャーのからだは岩手県の南部鉄器でできているんだ。
必殺技「磁力吸い寄せ」は、鉄でできているものをどんどん吸い寄せてしまうぞ。
ガッパラスは、古くからカッパで有名な岩手県遠野市のカッパ淵にすんでいるカッパの怪獣。
好物はキュウリで、趣味は相撲だ。



鹿児島も2体の怪獣がいるよ。
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スギノドンイモラス (鹿児島)
屋久島に生える杉、屋久杉の怪獣スギノドンは、森の仙人、樹老人とともに森を守っている。
森にゴミを捨てる人間には、必殺技「花粉攻げき」で大量の花粉を出して花粉症にしてしまう。
そして鹿児島といえば、さつまいもだよね。
イモラスは、さつまいもの怪獣。
ひまを見つけては、屋久島にすんでいるスギノドンのところに焼きいもを届けてあげている。
スギノドンはイモラスの焼いた焼きいもが大好きなんだ。




名所や文化、名産を紹介するページもあるよ。

 

 霊山、伝統工芸、世界遺産マップ…etc.




以上のようなカンジの本です。
これで社会科が苦手だったワシも、カエルさんと一緒に勉強しよう。そうしよう。






去年夏にこんなグッズも買いましてん。
ご当地怪獣アクリルスタンド&キーリングです。


ピンぼけやな(困) バックの中之島公会堂にピントが合ってしまった…


梅田マルビルの中古レコード店「レコードあんぐらあ」で購入。

一緒に買ったのは中島さんのシングルレコード「御機嫌如何」。持ってるのにまた購入。

私が買ったのはモッチローン!大阪の「ヒョウガラヤン」。
他にもシャチホコング(愛知)、パンダン(東京)、ドキラ(新潟)などがラインナップ。



おまけでステッカーもくれたよ。




ところで関西の方は、「レコードあんぐらあ」のことをご存知でしょうか?
知る人ぞ知る関西アングラシーンの重鎮、北嶋建也氏が経営されているお店です。



アルケミーレコード好きなら“ししょう”でおなじみのシンガーソングライター、北嶋建也。
次回は北嶋氏について書こうと思います。






■先月(1月)の収穫

CD中島みゆき 『あした』(EP)
CDUnlucky Morpheus 『瀧夜叉姫』
CDベイカールー 『ベイカールー』
CDニュー・トロルス 『UT』
CDポール・ヤング 『シークレット・オブ・アソシエーション』(PICTURE LP)
CDグランド・ファンク・レイルロード 『グランド・ファンク・レイルロード登場』
CDグランド・ファンク・レイルロード 『クローサー・トゥ・ホーム』
CDグランド・ファンク 『アメリカン・バンド』
CDV.A.『殺害カバーオムニバス④大熊小鹿馬場鶴田山田康雄』
CDHAGANE 『ONEMAN LIVE 第2章「洞窟と幻想石」』(DVD)
CDオーネット・コールマン 『クロイドン・コンサート』
CD中島みゆき 『わたしの子供になりなさい』(LP)
CDデュラン・デュラン 『リオ』(LP)
CDザ・パワー・ステーション 『ザ・パワー・ステーション』(LP)
CDエマーソン・レイク&パーマー 『恐怖の頭脳改革』(LP)
CDビリー・ジョエル 『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』(2CD+DVD)
CDブランド X 『アンオーソドックス・ビヘイビアー』
CDブランド X 『プロダクト』
CDブランド X 『ドゥ・ゼイ・ハート』
CDオリヴァー・ネルソン・ウィズ・エリック・ドルフィー 『ストレイト・アヘッド』
CDマドンナ 『コモーション・オン・パレード』(12inch)
CDUnlucky Morpheus 『LIVE 2017 CD』
CDサークル 『パリ・コンサート』
CDBRAND X 『LIVE FROM STOCKHOLM』
CDライオット 『THE PRIVILEGE OF POWER』
CDデヴィッド・ボウイ 『トイ:ボックス』(3CD)
CD諏訪内晶子 『J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)』
CDレザーウルフ 『メタル・コーリング』
CDPEARL 『PEARL』






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1月31日(月)晴れくもり


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ


先日アマゾンから大きめの段ボール箱が届いたのですが…

こんな大きな商品を注文した覚えがありません。
興味津々のカエルさんに開封してもらいました。


わーい、どれどれ?カエル



ありゃ?

紙くずだらけですのだ。


紙くずを全部取り出すと、底にこれが入ってました↓



あははははは…
こんなん出ましたけど~ by 泉アツノ


それは母のために注文したクロスワードの本1冊でした。
アマゾンは一体どういうつもりなのでしょうか。




今日は、やっと給料日でした。

先月と今月は大きな買い物をしたので、小遣いが大ピンチでした。
先月はセオワニのリフェイシングキット(35200円)を購入。

そして今月は中島みゆきの高額レコードを2枚買ったのでした↓


1月8日購入

中島みゆき最難関シングルレコード「あした」。

4650円也。今年最初の買い物がこれでした。
ディスクユニオンで取り寄せ購入。
これで中島さんのシングルレコードは全て揃いました。

まぁ、高額といっても5000円以下なので知れています。
問題はもう1枚の方↓


1月15日購入

中島みゆき最難関LP『わたしの子供になりなさい』。

28850でした。
これもディスクユニオンで取り寄せ購入。
外袋&ハイプステッカー残存◎

1998年当時に2枚買ってメーカーのセールスさんからサンプル盤も貰い、計3枚持ってたんです。
しかし10年ほど前のリフォームでの事故で多くのレコードと一緒に捨てられてしまったのでした。
その時は断捨離だと思って諦めるつもりでしたが、時が経つにつれ悔いは強まるばかりで…

これでアルバムもシングルも全て揃い、中島さんのアナログ盤探しの旅は終了。
(旅といっても別に自分の足で探した訳ではなく、ネット注文ですが…)



話を今日にモドス。


給料が入ったのでCDを買いに行きました。
まずは、今日まで期限の200円引きクーポンを使うべく日本橋のディスクピアへ…

@日本橋公園
 
諏訪内晶子 『J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)』
レザーウルフ 『メタル・コーリング』
PEARL 『PEARL』

諏訪内晶子の新譜は待望のバッハ無伴奏。
レザーウルフは輸入盤で持ってるけど買い直し。けど1987年マスターのまま。
PEARLはフレットレスベースのトニー・フランクリン目当てで購入。



そして難波のTへ行って、取り寄せのボウイ様のCDを購入。


デヴィッド・ボウイ 『トイ:ボックス』(3CD)

この国内盤仕様、発売直後にはどこも品切れで、あっという間に入手激困難。
アマゾンを見ても、転売ヤーによる高額の出品しかなくて諦めていたんです。

Tのサイトでも「現在オンラインショップ取扱なし」との文字が。
けど店舗取り寄せなら受け付けてたので、ダメ元で難波店で「取り寄せる」をクリック。
そしたら6日後にまさかの入荷のメールが!

こんなに嬉しいことはない。



ボウイ様のCDを無事購入したあとは、なんばCITYの旭屋書店へ。
そしたら驚きの光景が目に飛び込んできました↓


新星堂が消えてました!
何年か前になんばCITYの南館2Fから、ここ旭屋書店の向かいに移転したのですが…
移転後は前を素通りするだけで、結局一度も行かずじまいでした。まぁ、もう用もないですしね。



1月8日に閉店してたのか…

私が高校生の頃はレコード店といえば、なんばCITYの新星堂が一番大きな店でした。
当時は西日本随一のプログレに強い店でしたが、担当者の転勤でプログレ・コーナーは消滅。
その後、90年代半ば頃からは日本一サザンロックの品揃えを誇る店で有名でした。
あとケリー・サイモンの自主製作デビューCDを大プッシュしていたのもこの店でした。

そんな個性の強い店でしたが、担当者の転勤や退職で次第に普通の店に。
そこへCD不況で売り場面積も縮小されてしまい、全く用がなくなってしまいました。
かつての担当者の皆さんは今どうされてるのだろうか…



旭屋書店で買った本↓


本廃線系鉄道考古学Vol.3

廃線やナローゲージ好きはマスト。





さて、今年最初なので恒例のやつを…
去年買ったCDを適当に選んで、字数ギリギリまで載せます。


困ったことに私は今の音楽を殆ど聴かないので、昨年発売のものは殆どありません。
新譜には「●月発売」とか表記しておきます。

あとYouTube貼りまくってページが重くてすみません。
では、長いのでテキトーに飛ばしてご覧ください↓




【1月】  ←これは買った月です。気にしないで下さい。


●濱瀬元彦 『Anecdote』


高度な理論と技巧を兼ね備えた国内最高峰のフレットレス・ベース奏者、濱瀬元彦。1976年よりそのキャリアをスタートさせ、鈴木勲、植松孝夫、益田幹夫、秋山一将、清水靖晃etc.多数のセッションやバンドに参加。80年代後半から90年代前半にかけて5枚のソロ・アルバムを発表するが、その後はプツリとシーンから姿を消し“消えたベーシスト”と呼ばれた。5枚のソロ・アルバムのうち1st.と2nd.は2018年に(著作権の問題で再発出来ず)新録で復刻され、残り3枚が2020年に(こちらは当時の音源で)めでたく再発された。5枚に共通する特徴は打ち込み+フレットレス・ベースというスタイルによるアンビエントおよびハウス寄りの作品で、例えばドリルンベースで一世風靡したスクエアプッシャーよりはるかに時代を先取りしていたといえる。1993年に発表された4枚目である本作は87年のライブで、鍵盤と打楽器がゲスト参加。




 





チャラン・ポ・ランタン 『こもりうた』(CD+BD)


チャランポの姉妹2人だけによるリモート制作アルバム。毎回のように書いてて気が咎めるのだが、私はチャランポの唄&アコーディオンのデュオよりも、管と弦と打のカンカンバルカンが目当てなので、本作はBDもしくはDVD付きの仕様に限る。付属の映像ディスクにはアルバム『ドロン・ド・ロンド』に伴う2019年ツアーの追加公演を収録しており、カンカンバルカンの弾けたパフォーマンスを堪能できる。私は専らこちらのライブ映像ばかりを繰り返し鑑賞しており、『ドロン・ド・ロンド』を最高傑作とする私としては、これほど見応えのあるライブはない。本編CDにはカンカンバルカンは参加しておらず。姉妹デュオこそがチャランポの本質なのだろうけど、私としてはマイノリティオーケストラが前身という認識が強いため、どうしても管楽器を求めてしまうのだ。




 





タイニー・グライムス 『タイニー・グライムス』


アート・テイタムやチャーリー・パーカーとも共演歴のある4弦ギタリスト、タイニー・グライムス(1916-1989)。チャーリー・クリスチャンと同年代だ。私は彼のことを全く知らなかったが、ジャケットにも写っている4弦ギターでどんなことをしているのか興味があり購入。元々ベース弾きの私はギターは殆ど弾けず、このCDでタイニーが4弦でやっていることをベースに置き換えられないだろうかと思ったのだ。チャーリー・クリスチャンのようなバップを期待したが…残念ながら本作で聴かれる音楽はジャズというよりジャンプ・ブルースだった。晩年マイルスのバンドのジョセフ・フォーリー・マクレアリーが弾いていたのはピッコロベースだったが、タイニーは一般的なテナーギターなのだろう。ベース練習の参考にはならなかった。



該当音源が見付からなかったので、時代がちょっと古いですが演奏動画を…
 


【2月】


Unlucky Morpheus 『CHANGE OF GENERATION』


去年はあんきもを知ったことで幸せな1年を過ごせた。このコロナ禍におけるファンサービスとして彼らは頻繁にYouTubeでの生配信を行ってくれたのも良かった。特に8~9月には【あんきも豊洲PITへの道】と題し2ヵ月近くもの長期間にわたって毎日メンバーの誰かが配信するという企画で楽しませてくれた。本作は2018年リリース、オリジナルのフル・アルバムとしては3作目となる。2020年リリースの現時点での最新作である4作目『Unfinished』は私好みじゃなかったので、本作をあんきもの最高傑作に挙げたい。ライブBD『CHANGE OF GENERATION TOUR FINAL』でFukiがMCで「いつものあんきも節でない曲も…」と言って歌われた「囚われの僕ら」や美しいバラード「願いの箱舟」など、新境地といえる曲も含め粒揃いの名盤。




 


【3月】


キャメル 『ステーショナリー・トラヴェラー』


キャメルの音楽はあまり得意ではなく、リチャード・シンクレアのベースやメル・コリンズのサックスを聴きたくて3枚ほど持ってる程度だった。本作は1984年リリースの、活動休止前最後のスタジオ・アルバム。実はこのジャケットも作品自体すらも知らなかったのだが、まず1月に中古レコ屋でLPを見て寒そうで暗そうな雰囲気に惹かれジャケ買い。で、レコードプレーヤーを持ってないのでやっぱりCDで聴きたいなぁと思い新品CDを購入した次第。サブスク配信のこの時代に何をやってるのだか。東西分割時代のベルリンを舞台としたコンセプト・アルバムで全体的に暗く、まさにジャケット・アートが内容を象徴している。仄かに80年代半ばらしい産業ロックっぽさもあり、初期キャメルとは別バンドといってよい。プログレ・ファンでなくても聴きやすい作品。アンディ・ラティマーのギターの音色が相変わらず美しい。あんきもを除けば去年一番よく聴いたCD。






 


【4月】


アマンディーヌ・ベイエ,リ・インコーニティ 『BWV…or not? 偽物のバッハ』


BWVとはBach-Werke-Verzeichnis(バッハ作品目録)の略で、作品番号の前にBWVが付いていればJ.S.バッハの作品を意味する。タイトルが何とも意味深な本作であるが、J.S.バッハ作品目録では偽作に分類される作品を集めたアルバム。J.S.バッハが他人の作品や次男C.P.E.バッハの作品を筆写し、その楽譜を後世の人がJ.S.バッハの作品として出版したものなどが収録されている。現代のバロック・ヴァイオリン界をリードするアマンディーヌ・ベイエと、彼女が創設したアンサンブル、リ・インコーニティによる2017年作品。




 





突然段ボール 『純粋で率直な思い出』


私は突然段ボールを、兄の蔦木栄一(2003年逝去)の没後、弟の俊二を中心に再始動してからの1作目となるミニ・アルバム『お尋ね者』(2005)を最後に買わなくなってしまった。栄一がいなくなったのと、バンド編成になりデュオの頃とは趣が大きく変わってしまい何だか普通のロックっぽく聴こえてしまったから。本作は『お尋ね者』に続く2007年リリースのアルバム。1st.『成り立つかな?』のジャケットを想起させる湘南色の電車は、国鉄113系からステンレス車(何系かは不知)へと変わっており時の流れを感じるが、演っている音楽の本質は変わっておらず真の意味でパンクだ。そういえば栄一在籍最後のアルバム『この世に無い物質』(2002)を買ってなかったので買わねばと思うが、入手が困難そうで悩ましい。



リリース当時のライブ映像を。
 


【5月】


『TOKYO FLASHBACK P.S.F. -PSYCHEDELIC SPEED FREAKS-』


前衛音楽やサイケetc.アングラ音楽専門店“モダーンミュージック”のオーナーで、インディーズ・レーベル“PSFレコード”の主宰者だった故・生悦住英夫氏(2017.2.27逝去)。20年以上前、私が20代後半から32,3歳の頃までは、モダーンミュージックから定期的に送られてくるリストを見てよく通販で買ったものだ。しかし実際に明大前にあったというお店に行くこともなく、次第にヘンな音楽への興味も落ち着き、ヘンなCDもあまり買わなくなってしまった。2014年にモダーンミュージック実店舗が閉店したことも、生悦住氏が亡くなったことも本CD発売(2017年5月)からしばらくしてから知った。本作はPSFにゆかりのあるアーティストが有志で集い未発表音源を提供して出来た2枚組オムニバス。実は私、あまりサイケは好みではないので去年やっと購入。



該当する音源が見当たらないのでこちらを。
 


【6月】


デヴィッド・ボウイ 『ウィドゥス・オブ・ア・サークル~円軌道の幅~』


『世界を売った男』の発売50周年を記念した、ライブや未発表音源等を収録した2枚組CD。1枚目はBBCのライブ音源だが既発物でレア度はなく、2枚目の前半はリンゼイ・ケンプとのTV用映像作品の音源「ザ・ルッキング・グラス・マーダーズ aka ピエロ・イン・ターコイズ」もDVDで既発。しかも音質は良くなくてあまり楽しめない。2枚目後半はシングル曲、アンディ・フェリス・ショウの音源、シングル曲の2020年ミックスを収録。完全にマニア向け。ハードカヴァー・ブック仕様というのも無駄に豪華でかさ張るばかり。



リンゼイ・ケンプとのザ・ルッキング・グラス・マーダーズ aka ピエロ・イン・ターコイズ。
 


【7月】


SAM RIVERS 『CONTRASTS』


サム・リヴァースといえば一般的には『マイルス・イン・トーキョー』(1964)の頃に短期間マイルスのバンドに在籍し、その後はブルーノートでリーダー作を発表した60年代がよく知られているだろう。しかし私の興味は70年代のロフトジャズの旗手としての彼で、70年代初頭にオープンした「スタジオ・リヴビー」はロフトジャズの活動拠点となり、ロフト・ムーヴメントに大きな貢献を果たした。本作はECMでのリーダー作としては唯一の1979年作品。ECMらしい温度感の低いサウンドながらも当時のロフト・シーンの熱気を伝えてくれる本作だが、皮肉にもスタジオ・リヴビー閉鎖直後の吹込みだったという。裏ジャケのジョージ・ルイスの写真からコンピューター(即興のためのソフトウェア「ヴォイジャー」)を使用しているかなと期待したが、どうやら使っていないようだ。




 





イングヴェイ・マルムスティーン 『パラベラム』


発売前から原点であるネオクラシカル・メタルに立ち返ったアルバムになるということでそれなりに期待はしていたが、やっぱり昔のイングヴェイと比較してはいけないというのが正直な感想。確かにこれぞネオクラシカル・メタルという楽曲と演奏で、これまでアルバム中にどうしても入っていたジミヘン風の曲=ワウを使った演奏というのが一切ないのは気持ちが良い(個人的見解だが彼の音楽に汚いワウの音は要らない)。全10曲中、6曲がインスト。ヴォーカルはここ数作同様イングヴェイ本人だが、随分と上達し聴き苦しさはなくなり許容範囲。しかしもうアルカトラス~ソロの3作目までのようなギターの音色、プレイ、楽曲から感じられる興奮はない。今でもネオクラシカル・メタル作品を作ってくれているのは嬉しいし、凄いことではあるけど。あと、全てを一人でこなさず、ドラム、ヴォーカル、プロデュースも他人に依頼して欲しい。せめて素人の宅録のような音質の悪さだけは改善して欲しい。




 


【8月】


Fuki 『Fuki Fes. 2020 LIVE at KINEMA CLUB』(BD)


2020年9月発売。すっかりあんきもにはまった私。本作は2020年1月5日@東京キネマ俱楽部のワンマン・ライブの映像作品。何曲かYouTubeに上がっているのを観て、Jillさんがゲスト参加しているしこれは買わねば!と喜んで買ったが…アニソンからメタルまでとバラエティに富んでおり、やっぱりあんきもの音楽とは違っていて期待外れ。もっとメタル色が強ければ楽しめたのだが。Jillさんの参加曲だけでも楽しめるので良しとしよう。



パガニーニ(リスト)の「ラ・カンパネラ」だ!
 





渡辺美里 『武道館ライブ2020 冒険者たち』(BD)


デビュー35周年、コロナ禍真っ只中のアニヴァーサリーイヤーとなった2020年の12月26日に開催された武道館ライブの映像作品。もう35年か…私は彼女のデビュー時からリアルタイムで知ってるけど、ずっと聴いてきたわけではない。1st.『eyes』と2nd.『Lovin' You』までで、あとは断片的に追っていた程度。それでもやっぱりオリジナル・アルバムだけでも揃えたいと思い10年ほど前から過去作品を買い揃え、新譜も買っている。それでもやっぱり私が彼女に求めるのは過去の作品だったりする。ベテラン・アーティストが過去の栄光にすがる姿は格好の良いものではないが、我々ファンにも大いに責任があると思う。Tスクェアはいつまでも「TRUTH」を演奏し続け、何度もユニオンと称して同窓会ライブをしている。スティングだってポリス時代やソロ初期のヒット曲を再録したアルバムを出したりしている。同様に彼女もいつまで経っても「My Revolution」の呪縛から逃れられない。仕方がない、ファンが求めているから。バンマス&キーボードはソウルフラワーの奥野真哉、サックスには竹野昌邦、と私にはこの2人しか知らないけどバックの演奏も良かった。期待してなかった割には凄く楽しめた。




 





飯島真理 『ブランシュ 飯島真理2[Deluxe Edition]』(CD+DVD)


飯島真理の初期のビクター時代4作がDVD付きデラックス・エディションとして再発されていたことを去年夏にやっと知った。ベスト盤しか持っておらずオリジナル・アルバムを聴いたことがなかったので、この際にと思い購入。4作の中では2nd.の本作が一番気に入った。吉田美奈子のプロデュースで、飯島のファン層からすればかなりアヴァンギャルド。全体的にどんよりした印象で、マクロスのあのイメージからはほど遠い。4作のなかで本作だけが明らかに異質だ。吉田美奈子は当時の飯島にとって一番憧れていたシンガーソングライターで、プロデュースを依頼したのも飯島本人の希望だったという。しかし吉田とのスタジオでの仕事はかなり厳しいもので、スタジオ内外でよく泣いていたという。サウンドに関してのリクエスト等も飯島本人から言える雰囲気ではなかったようで、良くも悪くも吉田美奈子ワールドが炸裂した名作となった。




 





チャラン・ポ・ランタン 『旅立讃歌』(CD+BD)


7月リリースのシングルCD。チャランポは去年8月いっぱいで所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツから独立。9月1日より合同会社ゲシュタルト商会を設立し活動を続けるという。それで「旅立讃歌」という訳か。本作も買うならDVDまたはBD付きの仕様に限る。2020年11月、カンカンバルカンを従えての無観客ライブ「本当は貴方たちの前で演奏したかったライブ2020」をたっぷりと収録。




 





モル・カルバシ 『オホス・デ・ノビア』


ユダヤ人には大別すれば、東欧系の“アシュケナージ”とスペイン系の“セファルディ”の二大勢力がある。迫害を受け世界各地に離散したディアスポラのうち、ドイツや東欧各地、ロシア、更にはアメリカ大陸へ渡った人達がアシュケナージであり、彼らが冠婚葬祭の時に演奏する音楽をクレズマーといい言語はイディッシュ語を使用。一方、スペインやポルトガル、イタリア等の南欧に離散したユダヤ人をセファルディといい言語はラディノ語(ユダヤ・スペイン語)を使い、セファルディの音楽はクレズマーとはまた趣を異にしている。1986年イスラエルのエルサレム生まれのモル・カルバシは、ラディノ語によるセファルディ音楽の歌手。父がペルシャ系ユダヤ人、母はモロッコ系という複雑な血筋が彼女をセファルディ音楽へ向かわせたのだろう。当初は活動拠点をロンドンにしていた彼女だが、現在はスペインのセビージャへ移り本腰を入れてセファルディー音楽に取り組んでいる。2016年の本作では母方のモロッコのベルベル色の濃いサウンドに仕上がっている。




 





クエスト 『オブ・ワン・マインド』


デイヴ・リーブマン(ss)、リッチー・バイラーク(pf)らによるクエストの5作目となる1990年のアルバム。原盤はCMP RECORDSで、懐かしいジムコ・ジャパンから1995年リリースの国内盤。恐らくクエストの諸作の中では最もインプロ度が高く、最もフリー寄りの作品。帯には「本物の100%インプロヴィゼーション!」とあるのでフリー・インプロヴィゼーションを期待したが、基本的には曲の体を成しておりフリー・インプロではなかった。しかしテーマらしき明確なメロディーはなく、「100%インプロ」というのも間違いではない。ラストの4曲目「Passages」でようやくフリー・インプロっぽい場面が顔を出し「おおっ!」と思ったが、構成は決められており途中のドラム・ソロの後には全員が揃って曲に戻っている。通常フリー・インプロは演奏の始まり方も終わり方すらも決めずに行われるので緊張感も全く異なるものだ。彼らのフリー・インプロを聴いてみたい気もするが、フリー・インプロというのはソロまたはデュオ、せいぜいトリオまでで、4人以上になると難しいものがある。

 





久野かおり 『ブレス』


シンガーソングライター&サックスプレイヤーの久野かおり、1989年の3rd.アルバム。以前からずっと帯付きを探してたのだが、やっと状態良好のものを日本橋のDISC J.J.で入手。久野かおりといえばソプラノサックスを抱えながら歌い、イントロや間奏でサックスを吹くという当時も今でも珍しいスタイルだった(バービーボーイズのKONTAもそうだったけど)。当時深夜テレビでライブ告知のCMだったかアルバムのCMだったか覚えていないが、頻繁に「理不尽な恋」のPVの一部が流れていたのでとても印象に残っている(エンドレスナイトの放送終了後によく見た記憶が…)。歌唱力で聴かせるタイプではないが、しっとりした儚げな歌声は独特の世界を持っている。因みに1st.『LUNA』は2020年にタワーレコード限定で再発されており容易に入手できるが、久野のセルフ・プロデュースの本作の方が私は好き。今こそ再評価されるべき。



生憎PVは見当たらず。
 





ポール・マッキャンドレス 『プリモニション』


ニューエイジ・ミュージックの先駆、オレゴンのリード奏者ポール・マッキャンドレス。1992年、ウィンダムヒル・ジャズからのリリース。内容はウィンダムヒルらしい穏やかさと一般的なフュージョンとの中間のような音楽で、これといった特色はない。マッキャンドレスを聴くならオレゴンの方が良い。ライル・メイズ(pf)が、メセニー・グループのスティーヴ・ロドビー(b)と共に参加。




 





土岐英史+片倉真由子 『アフターダーク』


土岐英史の訃報(6月26日逝去)を知ったのは、不覚にも約2ヵ月を過ぎた頃だった。亡くなったから買うというのは嫌なのだが、以前から買うつもりだった本作。2019年6月に岡本太郎のアトリエで録音された、土岐(as,ss)と片倉真由子(pf)のデュオによるスタンダード・アルバム。面白いのが片倉が使用したピアノだ。アトリエにおいてある、普通ならレコーディングに使わない骨董品と呼べるような古いアップライトピアノで、岡本が創作の合間に弾いて楽しんだ愛用のピアノだという。その素朴なピアノの音色、往時のままの状態で保存されているアトリエの雰囲気、全てが良い方向へ作用しハートウォーミングかつ感動的な特別な作品が生まれた。




 


【9月】


山下達郎 『JOY - TATSURO YAMASHITA LIVE』


私にとって山下達郎といえば、伊藤広規のベースに尽きる。実は山下達郎を1枚も持ってなくてベースを始めた高校の頃から買おう買おうと思いつつ、やっと買ったのだが、これも土岐英史の逝去がきっかけという。ずっと『ポケット・ミュージック』を買うつもりだったが、バックの演奏が目当てなのだからライブ盤の方が良さそうだと思い本作を購入。1981~89年のライブ音源から厳選した2枚組。伊藤広規のベースは勿論のこと、青山純のドラム、椎名和夫のギター、そして土岐英史のサックス、他のミュージシャンも全て聴きごたえがあった。最高のライブ盤◎



終盤にソプラノサックス・ソロをフィーチャー。


後半にベース・ソロとドラム・ソロをフィーチャー。
 





デイヴ・リーブマン・グループ 『ニュー・ヴィスタ』


日本橋の某中古屋で随分前から売れずに残っていて、しかし1600円であまり安くないため買うのを躊躇っていたのだが、CD全品20%オフのセールを機にやっと購入。そしたら数週間後にディスクユニオンで帯付き美品を400円で発見。同じようなことがあまりにも多いので、もう極力ユニオン以外には行かないと決心した次第だ。さて、本作はデイヴ・リーブマン・グループ名義による1997年(国内盤は1999年)リリース作。1991年から活動を始めたというこのリーブマン自身のグループとしては7枚目となり、これまでになく深くブラジル音楽に取り組んだ作品。実を言うと私は基本的に暑い国の音楽が苦手で、ブラジル音楽も苦手だ。ブラジル音楽って複雑というか、リズムはもちろんのこと和声なども奥が深くて難しくて余計に馴染めないのだ。一般的に聴きやすいであろうボサノヴァも、私はユルい音楽が苦手なのでダメ。けど本作はボサノヴァではないし、リーブマンのソプラノも相変わらず聴きごたえあるので楽しめた。




 





AM 4 『...AND SHE ANSWERED』


ウォルフガング・プシュニク(as,a-fl,hojak,shakuhachi)、リンダ・シャーロック(vo)、ウリ・シェーラー(pf,prepared piano,key)の3人によるAM 4がECMに残した1989年作品。プシュニク(プシュニッヒ)はオーストリア出身(1956年生まれ)のアルト奏者。12歳の時にコルトレーンのレコードを聴いたのをきっかけにバンド仲間たちとジャズを演奏し始めた。ピアノのシェーラーとはその頃からの知り合いだという。リンダは60年代半ばから主にフリージャズ界で活躍、1966年に元祖爆音ギター男ことソニー・シャーロックと結婚、1978年に離婚。1987年にはその頃共演を重ねていたプシュニクとリンダは結婚。そんな気心の知れた3人のユニットだがユルさは全くなく、ECMらしい静寂さと緊張感の漂う演奏。1988年にサルムノリのレッド・サンプロジェクトで韓国や日本を訪れたプシュニクは極東の音楽に決定的影響を受けホジョクや尺八を演奏するようになり、本作で早速取り入れている。



該当するものが見当たらないので、ミシェル・ゴダール(tuba)とのトリオのライブ映像を…
 





ブランドX 『マスクス』


エレクトリック・ベースという観点から私にとって特別なバンドが2つある。ジェフ・バーリン在籍のブラフォード、そしてパーシー・ジョーンズのブランドXだ。再結成後を除くブランドXの諸作は既に輸入盤で持ってるが、1989年発売の旧品番国内盤を帯付きで揃えたくて購入。パーシーの使用楽器は一貫してフレットレスだが、3作目『ライヴ・ストック』まではフェンダー・プレシジョンで、本作からはWal Bassになり音色が一変する。アンサンブルに埋もれることがなくウネウネとうねる理想的な音色で、それはベース・ソロのタイトル曲で存分に堪能できる。本作は唯一フィル・コリンズが不参加の作品で、ドラムスには後にレインボーにも参加するチャック・バーギ。あとのメンバーはジョン・グッドソール(g)、パーシー(b)、ピーター・ロビンソン(key)、そして『太陽と戦慄』でお馴染みの狂気のパーカッショニスト、モーリス・パートという顔触れ。2020年10月に創設メンバーのパーシーが脱退、2021年11月11日にはリーダー格のグッドソールが他界した。




 





TERROR CHORD 『TERROR CHORD』


見るからにアナーコ系のジャケットに惹かれジャケ買い。大阪を拠点に活動する女性voのデジタル・アナーコパンク、TERROR CHORDの1st.CDシングル。インナースリーヴには兵器製造企業への日本の金融機関による投融資についてや、幼児虐待、無差別大量殺人、大阪の西成暴動まで、世の中の悪や不条理に対するアンチテーゼに満ち溢れており、これは本物のアナーコパンクであると感服した。



せっかくなので現時点での最新動画を。
 





リチャード・シンクレア 『R.S.V.P.』


完全にジャケ買い。本当はLPレコードで欲しかったけど高いので妥協してCDを。リチャード・シンクレアといえば「フレットレスをピックで弾く」(大昔にベースマガジンの記事で読んだ)というイメージが強いが、実際にはフレッテッドの指弾きしか見たことがない。それはともかくジャケに写るジャズベが激シブ。指板修正でエンド部分のローズウッドが薄くなりメイプルが見えているが、私の72年製ジャズベも自分で指板修正して同じ状態だ。恐らくネックのハイ起き、腰折れという症状なのだろう。私のは修正し切れないほど酷いのでネック交換したけど。1994年リリースの本作はカンタベリー系メンバーが多数参加。彼のベースはあまり聴けないが、お馴染みの穏やかなヴォーカルは健在。

   
↑メイプルがむき出している指板エンド
 





インファーナル・ネクロマンシー 『インファーナル・ネクロマンシー』


FUNERAL ELEGYにも在籍していたPsychoblaze(vo,b)らによる名古屋のブラック・メタル、INFERNAL NECROMANCY。2008年の1st.フル・アルバム。ユニオンの店頭で見付けて初めて知ったバンドなのだが、調べてみるとブラック・メタルとしては90年代から活動している老舗バンドだった。ジャケットや曲名からNSBM(ナショナル・ソーシャリスト・ブラック・メタル)かと思ったが、歌詞の内容が分からないので実際のところは分からない。狂人的なグロウル、荒々しいブラストビートと基本はプリミティヴ・ブラックであるが、トレモロ・ギターのラインからは何とも言えぬ哀愁が漂い日本人のアイデンティティを感じる。



せっかくなのでライブ映像を。
 


【10月】


仮BAND 『仮音源-Demo-』


教則本『アドリブ・ギター虎の巻』シリーズの著者で、MI JAPAN講師だったギタリストの藤岡幹大(1981-2018)。一般的には神バンドでの活動でお馴染みだが、私はBABYMETALを聴かないので今まで彼を聴く機会がなかった。没後に発売されたムック2冊、『99%藤岡幹大(仮)』と『藤岡幹大の、ヤング・ギターのレッスンめっちゃたくさん!』がそろそろ完売するのでは?と思い購入したのを機に彼にはまってしまった。メタルも出来るがそれだけの人ではなく、とりわけホールズワースからの影響を強く感じさせ、あらゆるスタイルをこなせる本当に上手いギタリストだ。




 





KAZUKO HOHKI 『KAZUKO HOHKI CHANTE BRIGITTE BARDOT』


フランク・チキンズのホーキ・カズコ(法貴和子)の1986年リリースのソロ・アルバム。タイトル通りブリジット・バルドーのカヴァー集。演奏は盟友スティーヴ・ベレスフォードのピアノと彼の楽団。ノスタルジックな演奏をバックに、カタカナ英語や片言フランス語、日本語によるホーキのたどたどしい歌唱は、味わい深さを通り越して痛快ですらある。ベテランのトニー・コーのサックスとクラリネットも聴きもの。




 




  
MAURIZIO BIANCHI 『Neuro Habitat』


イタリアはミラノ出身のM.B.ことマウリッツィオ・ビアンキ。1979年から活動しているイタリアのノイズ界の重鎮。1st.『SYMPHONY FOR A GENOCIDE』(1981)では裏ジャケにおぞましい死体の山の写真を配し、2nd.『MENSES』(1982)のオリジナル盤ではハンドメイドのジャケットにタイトルが示すように経血をイメージさせる赤インクで着色されていた。そして1982年リリースの3rd.である本作は、本再発CDでは全面オビで隠されているが右に載せた通りのグロテスクなアートワークである。M.B.はある時期からリクリエイトという独自の手法を取り入れ作風を変えていく。本作でも1st.から聴かれる腐敗臭漂う鈍い電子ノイズは健在であるが、不安感の中にもディレイを多用したアンビエントな要素も感じられるのはリクリエイト手法の導入を意味するのか。ビアンキは1984年の『ARMAGHEDON』を最後にエホバの証人への入信のため全ての音楽活動を停止。1996年には復活し現在までに多数の作品を発表している。 




 





ジョージ・ベラス 『ターン・オブ・ザ・ミレニアム』


アマゾンのマーケットプレイスでは帯なしでも2000円以上もするのに、ディスクユニオンで780円で買えた。グランジの波に押されてメタル氷河期真っ只中だった1997年、シュラプネル・レコーズがネオクラシカル・メタル・ギタリスト復興の切り札として世に送ったジョージ・べラスのデビュー作。確かな音楽理論と超越技巧を習得しており、高水準の音楽性と演奏を聴かせる。2曲目「リップト・トゥ・シュレッド」以外は変拍子を多用したプログレ・メタルな曲が中心。ネオクラを期待すると肩透かしを食らう。プログレ・メタルが苦手な私だが、結構良かった。しかしプロダクション面で予算がなかったのか、音がショボいのが玉に瑕。2nd.はもろネオクラらしいので買わねば。




 


【11月】


ジョン・コルトレーン 『至上の愛~ライヴ・イン・シアトル』


10月発売。奇跡の発掘として話題騒然となった「至上の愛」のライブ音源。とにかく音質、録音バランスが悪いとの悪評だが、発掘音源としてはこんなものだと思う。私の一番好きなコルトレーン作品がファラオ・サンダース初参加アルバムとなった『ライヴ・イン・シアトル』で、1965年9月30日のペントハウスでの演奏。本作はその2日後の10月2日の演奏で、さらにカルロス・ワード(as)が加わっている他はメンバーは同じ。しかし演ってるのは「至上の愛」なので、9月30日のような凄まじいフリーではないし、そもそも私はさほど「至上の愛」を良いと思っていないので(と言ったらジャズ・ファンに怒られそうだが)、退屈で聴き通すのが辛かった。至上の愛のライブなら、ファラオ加入前だが1965年7月26日のジュアン・レ・パン・ジャズ祭初日の音源の方が断然良い。




 





デュラン・デュラン 『ライヴ・イン・ニューヨーク1984』


9月発売。ラジオやテレビの放送用音源をリリースする“Alive The Live”と“Hi Hat”シリーズ。法的にはセーフでもブートと変わりはないと思うのだが、結構おいしいタイトルもあるのでつい買ってしまう。本作はデュラン・デュランのオリジナル・ファイヴ(厳密にはこの5人がオリジナルメンバーではないが…)のピーク期である『セブン&ザ・ラグド・タイガー』リリースに伴うツアーから、1984年3月19日のニューヨーク公演を完全収録。さらにボーナス・トラックとして1982年12月31日のライブも8曲収録した2枚組。音のバランスが悪くヴォーカルのレベルがやたら高く、楽器が曲によって聞こえにくいパートがあったりでややストレスを感じるかもしれない。以前からブートで出回っていた音源ではあるが、今回のCDではリマスターされているのかどうかは不明。音が悪くてもライブ盤『アリーナ』の曲数じゃ満足できなかったファンにとっては実に有り難いCDだ。




 


【12月】


チック・コリア 『サーキュラス』


5月発売。2月9日のチックの他界に伴いリリースされた“フォーエヴァー チック・コリア on SHM-CD”シリーズからの1枚。私はチックはあまり興味なく、興味の対象となるタイトル(ディメオラ在籍時リターン・トゥ・フォーエヴァーとエレクトリック・バンド)は既に持っているので発売された時は全く興味が湧かなかった。しかし随分経ってから私の大好きなアンソニー・ブラクストンとのサークル関連もがこのシリーズに含まれていると知り、慌てて本作を買った次第。サークルの代表作『パリ・コンサート』は輸入盤だが既に持っているので、あとは『サークリング・イン』を買わねば。




 





アルメ 『薔薇の妖精アイリーン』(CD-R+DLポストカード)


ディスクユニオンの100円コーナーで見付け、全く知らないアーティストだけど買ってみたら大当たり。代表Khloé(クロエ)と ヴォーカル担当のNoir(ノワール)、アートワーク担当の萩森ちさくからなるサークルの2019年リリースの1st.EP。サークルと称しているのでいわゆる同人音楽なのだろうか。古楽やトラッドをベースにメタルの要素も垣間見られ、グリフォン、ガルマルナ、ザバダックからフォーク・メタルのファンにまでアピールする音楽性だ。




 





Unlucky Morpheus 『冬の味覚食べ歩き2010→2011 ファイナル~Lunatic East~ LIVE DVD』(DVD)


東方ライブイベント『冬の味覚食べ歩き2010→2011』から2011年1月7日のファイナル公演を収録。初期のあんきものライブをたっぷり3時間収録のDVD。ショップ委託販売価格3999円だがアマゾンの出品を見ると中古で1万円以上ばかりの中、1点だけ7900円の出品があって悩んでいたら2出品者の間で競りが始まり日に日に価格がどんどん下がっていき、5150円まで下がったところでポチって無事購入。この時のあんきもメンバーは平野幸村(紫煉)、天外冬黄(Fuki)、電子レンジ剛(歌澄)。あとはサポートメンバーで小川洋行、FUMIYAらも参加。ここでの歌澄は近年の不安定な歌唱とは違い冴えわたっている。「sucide」での絶唱が素晴らしい。



「sucide」は1:06:35から。
 





藤岡幹大 『My Little God』(DVD)


2018年1月5日に急逝した藤岡幹大の追悼DVD。大村孝佳のライブDVD「The Chronicle of Metal Lovers」と「The Gathering of Metal Warriors」から藤岡の出演シーンをまとめた編集盤。さらに藤岡の最後のステージとなった2017年12月26日のライブ映像や、まだ幼かった2人のご息女とのプライベート映像も収録。上手いギタリストは無数にいるが、彼の演奏を聴くと一般的なHR/HMのギターが単純で退屈に思えてくる。そして彼ほどいつもニコニコ笑顔で楽しそうにギターを弾く人を他に知らない。最後にギター弾き語りでお嬢さんに「おもいでのアルバム」を歌い聴かせる映像で終わる。涙が込み上げてきた。










以上です。
読むのがしんどい当ブログですが、今年も宜しくお願い致します。



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12月31日(金)晴れ雪


御機嫌如何ですか
私はあい変わらずですクマ



最近の漢字↓



これ、もういいですよね?






ざーっと、今月の出来事を…↓




先日、阪神百貨店の中古レコード市へ行ってきました。

開催期間は12月16日(木)~12月21日(火)。

1月の開催かと思ってたので、危うく見逃すとこでした。
たまたま某中古レコ屋でチラシを見て気付いたのでヨカッタヨカッタ◎




しかし今回は全然いいものがなかったです。
いや~ホント酷かった。
一応、17日(金)、18日(土)、19日(日)の3日間行ってきました。


戦果報告↓


12月17日(金)

 
デビッド・ボウイー 『ロジャー(間借人)』 2200円
トゥイステッド・シスター 『カム・アウト・アンド・プレイ』 2200円

ボウイ様は再発盤。再発盤の方が帯も馴染みあるしまだ手頃価格なので少しずつ集めていきたい。
マンホールの蓋が開閉する特殊ジャケのトゥイステッド・シスターは、ステッカー付き!
正直、今回はこの2枚ぐらいでした。あとは何となく買ってしまったものばかり。


12月18日(土)

  
ゲイリー・ムーア&フィル・リノット 『アウト・イン・ザ・フィールド』(12inch) 990円
ビリー・ジョエル 『イノセント・マン』 770円
アンディ・テイラー 『デンジャラス』(CD) 1180円

CDは買うつもりなかったけど、さーっとチェックしたらアンディ・テイラーのセカンドを発見。
カヴァー集で1曲目がシン・リジィ「甘い言葉に気をつけろ」なのが嬉しい。


12月19日(日)

 
ワム! 『フリーダム』(12inch) 890円
ジャコ・パストリアス 『ワード・オブ・マウス』 1800円

3日目は行くつもりなかったけど、万が一のことを思って行ってみたら…
なんと!ジャコの『ワード・オブ・マウス』帯付きが補充されていた!
やっぱり行っといてヨカッタヨカッタ◎


ついでにディスクユニオンへも寄ったのですが、そっちの方がいいモノをうんと安く買えました。
何を買ったのかは長くなるので書きませんが…


帰宅したらニュースで神田沙也加さんの訃報を知りました。
ファンという訳ではありませんでしたが、今もまだ物凄く気分が重いです。



本当に残念で、残念で仕方がないです。






アヒルちゃん見に行ってきました。

展示期間は12月10日(金)~12月25日(土)の16日間、ほたるまち港での開催でした。
去年8月以来のアヒルちゃんです。
開催してるのをギリギリに知ったので、最終日の25日しか行けませんでした。

 

 
ガラケーの低画質写真なので載せるのも恥ずかしい。
「映(ば)え」とか言うて喜んでる若い人達には見られたくないね。


しかしクリスマスということもあってか人だらけで、苦痛以外の何物でもありませんでした。
一刻も早く人込みから離脱したいばかりに、全くアヒルちゃんを愛でることができませんでした。






セオワニのリフェイシングキットが届いた。


  
3万5200円もしたよ!
ぼったくりだけど念願のアイテムだったので仕方がないです。






ペコちゃんのマリトッツォ売ってたよ。

@日本橋公園

ボウイ様のシングル・レコード「ブルー・ジーン」はナカで購入。385円。

ローソンで売ってたので、私も今流行りのマリトッツォ初体験とシャレ込んでみました。
しかしクリームがめっちゃはみ出してボトボト落とすし手もベタベタになりました。
美味しかったけど買い食いには不向き。どうせこんなんすぐ流行り終わるわ。






ANGELICPRETTYの20周年記念本が届いた。

  

ロリータ服のブランド、アンジェリックプリティの20周年記念ムックです。
どこの本屋にも置いてないので、現物を確認せずにアマゾンで注文。

1200円というお手頃価格から、あまり期待してなかったのですが…
届いたらオールカラー48ページの、どこを開いてもうっとりするような写真ばかりの素敵な本でした。






さて、とうとう大晦日です。
大晦日だからといって普段と何ら変わりませんけど。


アルトの練習をして…




大阪城公園の中へ入ってちょっと休憩。


さすがに大晦日は人が少なくて清々しいです。


日本橋へ行って、ジョーシンで今年最後のCDを購入。
何にしようか悩んだ結果、今年一番はまったこのバンドのCDにしました↓


Unlucky Morpheusのシングル「Wings」。 @日本橋公園

アルバム収録曲だし、カップリング曲も同曲の各パート(vo,g,b,ds)のマイナスワンが4曲という…
未発表曲とかライブ音源が入ってるわけでもなく、正味1曲だけなので必要ないのですけどね。
でも買ってしまった。いいのです。持ってて満足なので。

各パートのマイナスワンを収録してるのは、【コピー大募集!!!!!!】という企画があったんですね。
オケに合わせて演奏したものを応募して、メンバーからアドバイスを貰おうという企画。
これは凄く斬新なアイデアです。そう簡単にコピーできるものではないけど…






では、年末恒例の今年の買い物リストです。

今年一年間で買った全てのCD、レコード、DVD、BDを記しておきます。
共感してもらえるタイトルがあれば嬉しいです。


※追記
これまでシングル・レコードのことを「EP」と表記していましたが、厳密にはこれは間違っております。
日本では7インチのアナログ盤(シングル盤、ドーナツ盤、EP)を総称してEPと呼ぶきらいがあります。
実際私が若い頃にバイトしていた中古レコード屋でも、7インチは全てEPと分類していました。
しかしEP(=Extended Playing)の意味を考えれば、これは正すべきだと思った次第です。
なので今後は、買い物リストでの表記も「7inch」といたします。




【1月】

CD濱瀬元彦 『Anecdote』
CDシルヴァー・マウンテン 『ユニヴァース』(LP)
CD中島みゆき 『みんな去ってしまった』(LP)
CDゲイリー・ムーア 『ワイルド・フロンティア』
CDQ-ティップス 『Q-ティップス』(LP)
CDブラックモアズ・レインボー 『虹を翔る覇者』(LP)
CDアーチー・シェップ 『ワン・フォー・ザ・トレーン』(LP)
CD渡辺美里 『BREATH』(LP)
CD中島みゆき 『生きていてもいいですか』(LP)
CDドリーム・アカデミー 『THE DREAM ACADEMY』
CDROSCOE MITCHELL 『THE ROSCOE MITCHELL SOLO SAXOPHONE CONCERTS』(LP)
CDV.A.『WHITE BOY BLUES』(LP)
CDRoscoe Mitchell 『The Solo Concert』
CD渡辺貞夫 『ムバリ・アフリカ』
CDチャラン・ポ・ランタン 『こもりうた』(CD+BD)
CDクリーム 『グッバイ・クリーム』
CDポール・ヤング 『エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ』(12inch)
CDポール・ヤング 『ホワイ・ダズ・ア・マン・ハヴ・トゥ・ビ・ストロング?』(12inch)
CD鈴木勲セクステット 『あこの夢』
CDフランク・チキンズ 『プリティー・フランク・チキンズ』
CDMICHEL PORTAL 『TURBULENCE』
CDキャメル 『ステーショナリー・トラベラー』(LP)
CDブルー・オイスター・カルト 『タロットの呪い』
CDウェイン・クランツ 『2ドリンク・ミニマム』
CDタイニー・グライムス 『タイニー・グライムス』

計25枚


【2月】

CD濱瀬元彦 『#Notes of Forestry』
CD濱瀬元彦 『Technodrome』
CDTERJE RYPDAL 『WHAT COMES AFTER』
CDTERJE RYPDAL 『DESCENDRE』
CDファラオ・サンダース 『ブラック・ユニティ』
CDQUADRATUM From Unlucky Morpheus 『Loud Playing Workshop』
CDフェイト・ギア 『ザ・スカイ・プリズン』
CDKAORU ABE / SABU TOYOZUMI 『MANNYOKA』
CDUnlucky Morpheus 『CHANGE OF GENERATION TOUR FINAL』(BD)
CDUnlucky Morpheus 『CHANGE OF GENERATION』
CDRose Noire 『Principle -the LIVE BEST-』
CDUnlucky Morpheus 『LIVE 2017』(DVD)
CD中島みゆき 『中島みゆき』(LP)
CDワム! 『ザ・ファイナル』(LP)
CDパブリック・イメージ・リミテッド 『album』(LP)
CDゲイリー・ムーア 『ラン・フォー・カヴァー』(LP)
CDサード・ステージ・アラート 『サード・ステージ・アラート』(LP)

計17枚


【3月】

CD『ビギナーズ:サウンドトラック』
CD藤圭子 『面影平野』
CDガトー・バルビエリ 『アンダー・ファイアー』
CDコープマン 『ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」他』
CDキャメル 『ステーショナリー・トラヴェラー』
CD中島みゆき 『相聞』(LP)
CDキャメル 『プレッシャー・ポインツ~キャメル・ライヴ』
CDサンタナ 『サンタナ』
CDヤン・ガルバレク 『ウィッチ・タイ・ト』
CD中島みゆき 『CONTRALTO(コントラアルト)』(LP)

計10枚


【4月】

CDTラビッツ 『ストーリータイム』(LP)
CDチック・コリア・クァルテット 『フレンズ』(LP)
CD寺内タケシ&ブルー・ジーンズ 『寺内タケシ・メロウ・にっぽん 幸せは想い出の中に…』(LP)
CDデレク・アンド・ザ・ドミノス 『ライヴ・アット・ザ・フィルモア』
CDフリー 『ファイアー・アンド・ウォーター』
CDアルバート・キング&オーティス・ラッシュ 『ドア・トゥ・ドア』
CD藤圭子 『新宿の女 演歌の星/藤圭子のすべて』
CD中島みゆき 『組曲(Suite)』(LP)
CDデビッド・ボウイー 『ロウ』(LP)
CDポリス 『白いレガッタ』(LP)
CDキャメル 『シングル・ファクター』
CDアルバート・アイラー 『スピリチュアル・ユニティー』(LP)
CDスティング 『セット・ゼム・フリー』(12inch)
CD飯島真理 『ミドリ 飯島真理3[Deluxe Edition]』(CD+DVD)
CDキャメル 『トータル・プレッシャー』(DVD)
CDアマンディーヌ・ベイエ,リ・インコーニティ 『BWV…or not? 偽物のバッハ』
CDHALF JAPANESE 『THE BAND THAT WOULD BE KING』
CDANTHONY BRAXTON / BRETT LARNER 『11 COMPOSITIONS (DUO) 1995』
CDTeatro Raffinato 『Page One』
CD突然段ボール 『純粋で率直な思い出』
CDワム! 『ファンタスティック』(PICTURE LP)
CDワム! 『メイク・イット・ビッグ』(PICTURE LP)
CDゲイリー・ムーア 『ラン・フォー・カヴァー』(LP)
CD中島みゆき 『はじめまして』(LP)
CD中島みゆき 『仮面』(7inch)

計25枚


【5月】

CD『TOKYO FLASHBACK P.S.F. -PSYCHEDELIC SPEED FREAKS-』
CDUnlucky Morpheus 『Lunatic East 2019 TOUR FINAL』(BD)
CDフランク・チキンズ 『ゲット・チキナイズド』
CDシェリング 『J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全6曲)』
CDアメリング,コレギウム・アウレウム合奏団 『バッハ:コーヒー・カンタータ&結婚カンタータ』

計5枚


【6月】

CDデヴィッド・ボウイ 『ウィドゥス・オブ・ア・サークル~円軌道の幅~』
CD松田理奈 『イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ作品27』(CD+DVD)
CDシェリング 『バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)』
CDホリガー 『テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲』

計4枚


【7月】

CDグレイシャス 『グレイシャス』
CD早坂紗知&スター・アップ! 『2.26』
CDウェイン・クランツ 『シグナルズ』
CDキャメル 『ヌード~Mr.Oの帰還』
CDディム・ボルギル 『フォーセズ・オブ・ザ・ノーザン・ナイト~ライヴ・イン・オスロ2011&ライヴ・アット・ヴァッケン2012』(BD)
CD『音楽』(DVD)
CD非常階段 『聖水ライブ'89』(DVD)
CD非常階段 『咲いた花がひとつになればよい』(DVD)
CDRCサクセション 『SUMMER TOUR '83 渋谷公会堂~KING OF LIVE COMPLETE~』(DVD)
CDザ・スクェア 『スターズ・アンド・ザ・ムーン』(LP)
CD中島みゆき 『みんな去ってしまった』(LP)
CD中島みゆき 『あ・り・が・と・う』(LP)
CDSAM RIVERS 『CONTRASTS』
CDイングヴェイ・マルムスティーン 『パラベラム』
CDアーチー・シェップ 『ザ・ウェイ・アヘッド』
CDSteve Lacy 『Sands』
CD中島みゆき 『御機嫌如何』(7inch)
CDJAPAN 『孤独な影』(LP)
CD中島みゆき 『おかえりなさい』(LP)
CD中島みゆき 『miss M.』(LP)
CDプリズム 『サプライズ』(LP)
CD中島みゆき 『涙-Made in tears-』(7inch)
CDDavid Moss 『FULL HOUSE』
CDジョン・コルトレーン 『ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン』(LP)

計24枚


【8月】

CDNAKED CITY 『Complete Studio Recordings』(5CD)
CD中島みゆき 『みんな去ってしまった』(LP)
CDベック・ボガート&アピス 『ベック・ボガート&アピス』(LP)
CDザ・ファーム 『ザ・ファーム』(LP)
CDトニー・マカパイン 『エッジ・オブ・インサニティ』(LP)
CDデュラン・デュラン 『セブン&ザ・ラグド・タイガー』(LP)
CDスティング 『シャドウズ・イン・ザ・レイン』(12inch)
CDデヴィッド・ボウイ 『ビギナーズ』(12inch)
CDFuki 『Fuki Fes. 2020 LIVE at KINEMA CLUB』(BD)
CD渡辺美里 『武道館ライブ2020 冒険者たち』(BD)
CDエレメンツ 『アントールド・ストーリーズ』
CDワム! 『ケアレス・ウィスパー』(12inch)
CD飯島真理 『ブランシュ 飯島真理2[Deluxe Edition]』(CD+DVD)
CDANTHONY BRAXTON 『FOR ALTO』(LP)
CDシャドウファックス 『シャドウファックス』
CDナーニア 『エンター・ザ・ゲイト』
CD中島みゆき 『臨月』(LP)
CDポール・ヤング 『プレイハウス・ダウン』(12inch)
CDチャラン・ポ・ランタン 『旅立讃歌』(CD+BD)
CDザ・トロッグス 『恋はワイルド・シング/ザ・トロッグス・ベスト』
CDモル・カルバシ 『オホス・デ・ノビア』
CD松田聖子 『Windy Shadow』(LP)
CDプリンス&ザ・レヴォリューション 『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』
CD藤圭子 『知らない町で』(LP)
CD藤圭子 『別れの旅』(LP)
CD中島みゆき 『愛していると云ってくれ』(LP)
CDワム! 『メイク・イット・ビッグ』(PICTURE LP)
CDシン・リジィ 『ブラック・ローズ』(LP)
CD渡辺香津美 『スパイス・オブ・ライフ2』(LP)
CDブロッサム・トウズ 『ウィー・アー・エヴァー・ソー・クリーン』
CDブロッサム・トウズ 『イフ・オンリー・フォー・ア・モーメント』
CDモット・ザ・フープル 『すべての若き野郎ども』
CDディープ・パープル 『紫の昇華~ザ・ファイナル・コンサート~』
CDオリヴァー・レイク 『コンピレーション』
CDリーブマン、セレア、レイジンガー 『ゴースツ』
CDブルー・チアー 『アウトサイド・インサイド』
CDクエスト 『オブ・ワン・マインド』
CD久野かおり 『ブレス』
CDポール・マッキャンドレス 『プリモニション』
CDスクエアプッシャー 『バーニングン'ン・トゥリー』
CDクリア・ブルー・スカイ 『クリア・ブルー・スカイ』
CDブルー・チアー 『ファースト・アルバム』
CDレフト・バンク 『いとしのルネ』
CD土岐英史カルテット 『トキ』
CDバティアシュヴィリ 『時の谺』
CDUnlucky Morpheus 『Unfinished』
CDアフロディーテズ・チャイルド 『エンド・オブ・ザ・ワールド/雨と涙』
CD土岐英史+片倉真由子 『アフターダーク』
CDバティ・オースティン 『ライブ・アット・ザ・ボトム・ライン』

計49枚


【9月】

CD山下達郎 『JOY - TATSURO YAMASHITA LIVE』
CDジェスロ・タル 『神秘の森~ピブロック組曲』
CDブルース・ハーク 『エレクトロニック・レコード・フォー・チルドレン』
CDデイヴ・リーブマン・グループ 『ニュー・ヴィスタ』
CD『木村裕子の電車女★冬の旅 富山地方鉄道de露天風呂の巻』(DVD)
CDジョン・アバークロンビー・トリオ 『タクティクス』
CDAM 4 『...AND SHE ANSWERED』
CDスティング『ブリムストン&トリークル』(DVD)
CDプリンス 『サイン・オブ・ザ・タイムズ:デラックス・エディション』
CDブランドX 『マスクス』
CDブランドX 『Xコミュニケーション』
CDアンラッキー・モルフェウス 『キャダヴァー/レヴァダック』
CDスティーヴ・グロスマン・カルテット 『ホールド・ザ・ライン』
CDSTEVE GROSSMAN 『3 ORIGINAL ALBUM CLASSICS』(3CD)
CDデュラン・デュラン 『ナイト・ロマンティックス』(12inch)
CD渡辺貞夫 『スイス・エア』(LP)
CD渡辺貞夫 『ランデブー』(LP)
CDブラインド・ガーディアン 『ナイト・アット・ジ・オペラ』
CDV.A.『ギター・ゼウス』
CDTERROR CHORD 『TERROR CHORD』
CD飯島真理 『ロゼ[Deluxe Edition]』(CD+DVD)
CDデュラン・デュラン 『リオ』(LP)
CDブランドX 『プロダクト』(LP)
CDミーコ 『スター・ウォーズ~銀河系ファンクの世界』(LP)
CDJoe Stump's Reign of Terror 『Conquer & Divide』
CDリチャード・シンクレア 『R.S.V.P.』
CDハロウィン 『マスター・オブ・ザ・リングス』
CDJOE STUMP 『VIRTUOSTIC VENDETTA』
CDJOE STUMP 『REVENGE OF THE SHREDLORD』
CDジャパン 『錻力の太鼓』(LP)
CDポール・ロジャース 『カット・ルース』(LP)
CDリング・オブ・ファイア 『ドリームタワー』
CDインファーナル・ネクロマンシー 『インファーナル・ネクロマンシー』
CDゲイリー・トーマス 『バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー』
CDイ・プー 『パルシファル』(LP)

計35枚


【10月】

CD仮BAND 『仮音源-Demo-』
CDKAZUKO HOHKI 『KAZUKO HOHKI CHANTE BRIGITTE BARDOT』
CDJoe Stump 『The Essential Shred Guitar Collection』
CD飯島真理 『キモノ・ステレオ -GRAY-[Deluxe Edition]』(CD+DVD)
CD久野かおり 『LUNA +2』
CD井上陽水 『断絶』
CD渡辺美里 『eyes -30th Anniversary Edition-』
CD渡辺美里 『横浜アリーナ オーディナリー・ライフ祭り』(BD)
CDUnlucky Morpheus 『Hypothetical Box ACT2』
CDUnlucky Morpheus 『Hypothetical Box ACT3』
CD仮バンド with Friends. 『Live at Streaming』
CDドリーム・シアター 『フォーリング・イントゥ・インフィニティ』
CDポール・ロジャース 『マディ・ウォーター・ブルース』
CDゲイリー・トーマス 『ザ・ゲイト・イズ・オープン』
CDアーバン・サックス 『スピラル』
CDMAURIZIO BIANCHI 『Neuro Habitat』
CDUnlucky Morpheus 『VAMPIR』
CDUnlucky Morpheus 『HEAVY METAL BE-BOP』
CDUnlucky Morpheus 『Best of Dramatic Melody』
CDUnlucky Morpheus 『奇跡の平日』
CDUnlucky Morpheus 『並行時空の音楽会』
CDユッコ・ミラー 『カラフル・ドロップス』(CD+DVD)
CDジョージ・ベラス 『ターン・オブ・ザ・ミレニアム』
CDビル・ブラフォード 『フィールズ・グッド・トゥ・ミー』(LP)
CDJAPAN 『JAPAN・メモリアル・ライブ~オイル・オン・キャンバス』(LP)
CDQ-ティップス フィーチャリング ポール・ヤング 『ライヴ・アット・ラスト』(LP)
CDデュラン・デュラン 『ザ・ワイルド・ボーイズ』(12inch)
CDロリー・ギャラガー 『アゲインスト・ザ・グレイン』(LP)
CDブラフォード 『トルネード』(LP)
CDゲイリー・ムーア 『炎の舞』(LP)
CD渡辺美里 『うたの木 彼のすきな歌』(CD+BD)
CDゲイリー・ムーア 『ダーティー・フィンガーズ』(LP)
CDブラフォード 『ブラフォード・ライヴ』(LP)
CDプレイヤーズ 『プレイヤーズ・ライブ』(LP)

計34枚


【11月】

CD犬神サーカス団 『ビバ!アメリカ』
CD犬神サーカス団 『死ぬまでROCK!』
CDジョン・コルトレーン 『至上の愛~ライヴ・イン・シアトル』
CDゲイリー・トーマス 『セヴンス・クアドラント』
CDエリック・ドルフィー 『ミュージカル・プロフェット』(3CD)
CDチャールズ・ミンガス 『アット・ブレーメン 1964&1975』(4CD)
CDTHE ROBERT CRAY BAND 『COOKIN'IN MOBILE』(CD+DVD)
CDデュラン・デュラン 『ライヴ・イン・ニューヨーク1984』
CDJAPAN 『苦悩の旋律』(LP)
CD中島みゆき 『私の声が聞こえますか』(LP)
CD『スター・ウォーズ・ストーリー』(LP)
CDドリーム・シアター 『メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー』
CDANGRA 『ホーリー・ランド』
CDThe New Blockaders 『Live At Cafe OTO』(CD-R)
CDスティング・ウィズ・ギル・エヴァンス・オーケストラ 『ライヴ・イン・イタリー1987』
CD犬神サーカス団 『セタカムイ』

計16枚


【12月】

CDチック・コリア 『サーキュラス』
CDベニー・ウォレス 『ザ・フォーティーン・バー・ブルース』
CDゲイリー・ムーア 『ハウ・ブルー・キャン・ユー・ゲット』
CDジョー・スタンプ 『ラピッド・ファイアー・ロンド』
CDJAPAN 『果てしなき反抗』(LP)
CDデビッド・ボウイー 『ロジャー(間借人)』(LP)
CDトゥイステッド・シスター 『カム・アウト・アンド・プレイ』(LP)
CDHAGANE 『Super Villan』
CDメガデス 『キリング・イズ・マイ・ビジネス』
CDアンディ・テイラー 『デンジャラス』
CDビリー・ジョエル 『イノセント・マン』(LP)
CDゲイリー・ムーア&フィル・リノット 『アウト・イン・ザ・フィールド』(12inch)
CDポポル・ヴー 『アギーレ/神の怒り』
CDアルメ 『薔薇の妖精アイリーン』(CD-R)
CDスティング、アンディ・サマーズ&エバハルト・シェーナー 『創世記』(LP)
CDテリー・デサリオ・ウィズ・カルボーン&ズィトー 『オーバーナイト・サクセス』(LP)
CDワム! 『フリーダム』(12inch)
CDジャコ・パストリアス 『ワード・オブ・マウス』(LP)
CDUnlucky Morpheus 『冬の味覚食べ歩き2010→2011 ファイナル~Lunatic East~ LIVE DVD』(DVD)
CDマンロウ 『ゴシック期の音楽』
CDゲイリー・ムーア 『大いなる野望』(LP)
CDU2 『ワイド・アウェイク・イン・アメリカ』(12inch)
CD中島みゆき 『やまねこ』(EP)
CD鮎川麻弥 『風のノー・リプライ/傷ついたジェラシー』(7inch)
CDアラン・ホールズワース 『I.O.U.』
CDハート 『リトル・クイーン』(LP)
CDデビッド・ボウイ 『ブルー・ジーン』(7inch)
CDグランド・ファンク・レイルロード 『グランド・ファンク』
CDアンラッキー・モルフェウス 『ブラック・ペンタグラム』
CD藤岡幹大 『My Little God』(DVD)
CDUnlucky Morpheus 『Wings』

計31枚

合計275



去年325枚、おととし319枚、その前は296枚、さらにその前は286枚、またその前は187枚でした。
聴かないものを売るのならまだしも、処分せずに買う一方なので困りものです。
確かにCDの買う量は減ってますが、その代わりアナログ盤をよく買うようになってきてますし…
プレーヤー持ってないくせにっ。

あと、夏頃に某中古レコ屋が閉店となり割引セールをやってたので結構買ってしまいましたが…
30%オフ、20%オフで買ったものを、あとからディスクユニオンではるかに安い値で見付けて憤慨。
確かに中古品は見たときに買うのが鉄則ですが、こういうのは実に悩ましいです。
なので極力ディスクユニオン以外の中古屋は覗かないようにしたいです。なかなか無理やけど。←





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