昨今では私立大学でもセンター試験を利用することが増えてきている。
国公立大学を受験するためにまず最初に超えなければならない壁でもある。

実際のところ、一流大学を受ける場合、センター試験よりも2次試験の方が本当の「決戦の場」である。

しかしだ。

よく考えると、もし君の第一志望が大阪大学だとすると、後期試験はどこを受ける?後期も大阪大学?

人には色んな事情があり、AYAのように浪人することが許されなかった人間は、後期試験には「絶対に合格できるところ」を選択せざるを得ないだろう。

そんな時、このセンター試験が効いてくる。センター試験だけで、既に決着がついているケースもある。(ご存知の通り一般に難易度が低い大学ほどセンター試験の配点が大きくなるからだ。)


つまり、

仮にセンターで極めて満足な結果が得られれば、後期試験はきわめて優位な立場で望むことができる。

世の中には、2次試験を重視してセンター試験を軽視する受験テクニックも存在する。これには、もちろん一理ある。


しかし!!


センターで高い点を取ると、大学受験そのものに対する恐怖心も緩和され、さらには、センター後の2次試験追い込み時期にも、俄然やる気をもって勉強に取り組むことができる。


では、どうセンター試験の勉強をしていくか、、、


貴方が2年生であろうと、センター試験の過去問を積極的に入手し、ドンドン解いていこう。

数学は高校2年の段階で既に習っている範囲であるし、英語、国語などは範囲もへったくれもない。だから取り組めるわけだ。


高校3年になれば、時間を計って、常に通常よりも20分短い時間で問題に取り組む。(どれだけ時間を短く設定するかは個人の裁量に委ねる)そして、シッカリ答え合わせし、理解する。


通常よりも短い時間で取り組むというのは、もはや常識である。

練習時に通常より20分短い時間で攻略できるようになったとすると、
(オーバーに言うと)本番では、20分間何もしなくてもよい位のゆとりが生まれ、これは精神面でおどろくほど有利であり、いい結果につながる。

もし、センターの過去問を入手していない人がいらっしゃったら、何年か前の古い赤本でいいから、可能な限り早く入手頂きたい。


そして、


きっちり



滑り止め(第2志望)の合格を確保せよ。