大矢英作文講義の実況中継


この参考書の最高の売りは、「自由英作文」の書き方について明確な方法論が述べられていることである。

しかし、それ以外の部分についても、この参考書はあまりにも優れている。私が出会った英作文の参考書の中では間違いなくTOPクラスに属する。


何がお勧めなのか、ということについて述べたい。


まず、最初の方の単元では、比較的簡単な例文により英作文の基礎を養ってくれる。
ただ単に、例文と答えがあるというわけではない。

受験生のやってしまう誤答例が載せられており、なぜその様に間違うのか、シッカリと文法的背景に立って説明している。


例文が比較的短いのもいい!!勉強がイヤにならず、むしろやる気が沸いてくる。

さらに中盤の章では、英作文で間違えやすい単語などをまとめて紹介してくれている。

実にこれが的を射ている。


AYAならば、英作文の勉強法として、日記を書くのではなく、この教材の最初の2章(自由英作文以外)を6単元づつやる。(例題のみ:時間にして、30分から40分程度だろうか)

そして、クルクルくるくる繰り返すようにやる。

自分でそれらがマスターできたと判断できたとき、自由英作文に取り組むわけだ。

こうすることで、日本人の最も苦手な日本語->英語の作業が日々の作業となり、英作文が得意分野になっていくことだろう。

無論、英作文のみでなく英文法の復習にもなる。

絶品中の絶品である。高校1年生は、シンプルな英文法の参考書をやりつつこの参考書に取り組みたい。

いろいろな角度から、英語の色を自分に塗りこんでいく。


是非是非、本屋さんで手にとって見て頂きたい。
(参考書内の、色合いも挿絵もいい!!)


超お勧め!!(受験生時代にこれに出会いたかった、、、)