読みやすくして、論理的!


本書の特徴は、まず何よりも"読みやすさ"であろう。

すごくフレンドリーな言葉で説明されており、どんどんスイスイとページが進んでいく。

さらにこの参考書、"面白い"。

この著者のユーモアセンスは抜群で、大抵の人は、この本を笑顔で読み進めていく事ができるだろう。つまりは、勉強が苦にならないということである。


AYA個人としては、必要なことだけをギュギューっと凝縮して書いてある参考書のほうがより好きである。しかし、大抵の生徒は、こういう面白い参考書のほうがとっつき易いと思うから、こうして薦めている次第である。


実は、AYAは元数学の講師でありながら、「いつか英語を極めて会社を作ってやる」などと考えていた時期がある。そのとき、まず真っ先に手をつけたのがこの本である。

なぜ、この本を選んだのか・・・?

それは、英文法の心臓部をついているからである。


ズバリ核心を突いているからである!!


参考書の中で、いろいろ面白い話が出てくるのを読んでいて、この人、ユーモアあるなーっ、なんて油断していたら,突然!!!目から鱗が落ちるような鋭い解説!!


鋭すぎる!!目から鱗の極地である!!!!!!!


覚えてもしょうがない文法用語は徹底的に割愛し、受験で狙われるポイント、生徒が苦手とするポイントをメインで取り上げ、それを目がさめるような解説によって我々の脳裏に焼き付けてくれる。

前述で、AYAはこのようなユーモアのある参考書よりも~~が好きと記したが、それにも関わらずこの参考書を使用したのは、これが理由というわけだ。

ネクステージ等の参考書を見てみて、まだまだ全然解けないなと思う人や基礎の基礎から英文法の真髄を体に染み込ませたい方、この参考書を推薦せざるを得ない。

(基礎と言えども取り上げられているのは入試問題!!)