数学と言えば、チャート式!!


私が予備校講師だった時代は、これが私の中の常識だったが、「今は違う」などという噂もあり、先日数学の参考書をあれこれ書店で見てきた。


いやいや、やはりチャート式でしょう!!


理系なら、青チャート。

文系なら、黄色チャートでしょう。

これをメインとし、高校1,2年は学校の授業進度に合わせて問題をこなしていくといい。

高3になって志望校の赤本を解いてみて、「さすがにこのような分野別学習だけではつらいな」と感じたら、大学への数学(1対1対応の演習 等)で補っていけばいい。

(受験勉強期(高校3年時後半)は、志望校対策用の参考書をプラスアルファで使用する)


数学の参考書も他の教科と同じで、何冊も何冊も買うもんじゃない。

メインのチャートをシッカリと何回も何回も繰り返し、基礎体力をつける事が最も重要なことである。

基礎体力とは言うものの、青チャートをシッカリとこなせば、通常の全国模試なら偏差値65にはほぼ間違いなく達するだろう(理系でもですよ。文系なら70は超えるんじゃない?)。


何で私がチャート式がイイと言っているかというと、まず、解答が詳しいことである。
問題に対して、解説が半分存在する。


また、解法のポイントが簡潔に示されていることである。
実に的を射たポイントがそれぞれの問題に付いている!!これが実に簡潔である。

一つの問題に対してグダグダと解説が長い、会話形式の参考書をたまに見かけるが、数学に関しては、そんな文章を読んでいる暇があったら、セッセセッセと手を動かして、演算している方がいい。


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私は数学に関しては恐ろしい能力を持っていた。

東大に合格した2人の先輩が高3だった頃、高2の私が彼らに数学の質問を受ける事も多々あった。

「彼らは、何でこんなことが分からないのだろう?」と思う事も多々あった。

しかし、そんな私が当時やっていた勉強は、青チャートの徹底した繰り返しである。

しかも、プロ中のプロとして予備校で数学を教えた者であるこの私。

昨日、巨大本屋で数学の参考書をあれやこれやとマジマジと見てきた。

その結果、やっぱり、チャート式がいい。
私なら、もう一回受験生に戻ってもこれを使う。




お勧め!!