私の出身は島根県だ。

公立中学から、公立高校へと進んだ。島根県の公立高校の中では、進学レベルは中の下だろう。


高校入学時に、まず行なったのが、学校独自の学力考査だ。

これにより、クラスを振り分ける。

私は、一番頭のいいクラスだった。

さらに、この学力考査でTOP20となった人は、学級委員を初めとする、何らかの係が与えられる仕組みだ。私には係が与えられなかったので、私の順位は、高校入学時21位~35位といったところだろうか。


入学すると、以下のように言われた。

いいか!!お前らの目標は島根大学だ!!

1日3時間勉強して、キッチリ合格しろ!!


勝手に、志望校を地元の有名大学に決め付ける、この強烈な雄度!!

私は、高校合格の余韻で、あまり大学には興味なかった。

それでも一日3時間は言いつけどおり勉強していた。(いいですか、ここポイントです。私はもともと勉強していたのにバカだったのです。)


高校1年、最初の全国模試だ。(旺文社だった)
英、数、国の3科目だった。


私の偏差値はと・・・

英語42、数学60、国語43だった。

(旺文社の模試は、当時やや偏差値が高めに出ていた。母集団に依存したのだろう)


模試が終わると、全国成績優秀者一覧のようなものが配布される。

全国1位ってどんな奴だろうね、、、

見てみた。

1位から300位くらいまでだったろうか、

中学生の名前が並んでいる。


先生に聞いた。
「xx中学って書いてありますけど、なんかの間違いですよね、、、」


間違いではなかった。彼らは、中学にして既に高校の内容を勉強し、既に私たちよりはるか上にいた、、、。

しかも、誰もが知っている「灘」や「開成」中学ではなく、聞いたこともないような中高一貫の中学校の名前だった。

なぜなら、上記のような超一流の中学は、その模試を受けていなかったからである。(当時旺文社は簡単だったので、彼らは受けなかったのだろう)


おいおい、中学生に高校生が負けて黙ってるのかい、、、?


YESです。

AYA:「中高一貫って、すっげー、はっはっは」

高校1年初旬、

まだ、逆襲劇は始まらない、、、