高校2年になった。

ついにあのクソ野郎を撃破する日がやってきた。

全国模試だ(河合塾のものだったか、、、?)


「はじめて下さい。」
教師の掛け声と共に、人々は荒い鼻息で問題を開く。

そこには、私の予想外な光景が繰り広げられていた。

「あまりにも簡単すぎる!!」

私は、他の同級生よりも、難しいことを勉強していた。

こんな教科書に毛が生えた程度の問題では全然差がつかないじゃないか!!

英語も、数学もだ。

私は落胆していた。

その時だ、あのクソ野郎が私のほうをチラッと見て、あたかも全ての問題を解き終わったかのようなポーズをとった。

「くそったれが!俺にも出来たんだよ!!」

そう思いながら、私は既に解き終わった問題の検算等を行なっていた。


模試は、終わった。

-----------

基本的に私は、模試の答え合わせをしない男だった。

なぜなら、答え合わせをしてすぐに成績が分かるのが怖かったからだ。(絶対にこれはマネしないで下さい。答え合わせはするべきです。)


1ヶ月後くらいか、模試の成績が返ってきた。

あのクソ野郎に、ついに復讐をするときがやってきた。

大差はついていないかも知れない。だが、確実に私には自信があった。


あのクソ野郎は成績返却後、私のところに自分の成績表を見せにきた。


なんと、、、、

彼は、学年4位となっていた。

偏差値だ。

英語 60
数学 58
国語 60
といったところだった。



しかし、私はそんな彼の成績を見ても
何も感じなかった。






「ライオンは、ウサギの才能を見て嫉妬したりはしないだろう」




以下 AYA偏差値
英語 80超
数学 82超(正確には覚えていないが、振り切れそうな値だった)
国語 50






英語 県下6位!!!!!!!











数学 全国1位、、、、