木を見て、森を見ず
例えば皆さんが英文法(その他英語の勉強全般)の勉強をしているとき、または前年度に習った教科の範囲を参考書や問題集で復習しているときは、、、
「全体を把握してから、局所的に掘りさげよ」
と言いたい。
例えば数学で高校1年生の範囲を高校2年生が復習するとき、黄チャートをやると仮定しよう。
そのとき、最初の章から全問題(あるいは全例題)を事細かに勉強していると、前半部分でイヤになってしまう。
なぜなら難しい問題が含まれて、そこに多大な時間を割く必要があるからだ。
しかも難しい問題をやっているとやる気が削がれることもある。
そして、「おいおい、こんなに難しいのかよ、、、しかも、まだこんなに範囲がある、、、」・・・という心理状況になりかねない。
よって、まずは基礎的な例題だけをピックアップし、明らかに難しそうな問題は答えだけ「さらっと」読んで、飛ばしてしまって、ドンドン先の章に行くとよい。(無論、理解できなかった問題、パスした問題はその旨を一筆添えておく。)
そして、全範囲を勉強した後に各々の章をジックリと掘り下げていくといい。
英文法の勉強などは、もっと上記が当てはまる。
例えば「関係詞とは」とかいって、最初から一つの範囲を固めるのではなく、まずは一気に英文法の全範囲をぐぅおーらーーーーーーーっとやってから、その後に、同一参考書にて重要箇所、弱点箇所に集中して知識を深めていくべきだとAYAは思うし、そのように勉強してきた。
世界史もしかり。
高校1、2年生の間には、教科書的な読みモノでシッカリと流れを把握し、高校3年生の後半にマニアックなこと細かい単語を覚えていく。
この方法にはもう一つメリットがある。
さらっとでも参考書を1周やり遂げると、それなりに達成感がある。
このことで、何とやる気が得られるのだ!
ただし、ただーーし!!
参考書を薄っすら1周したあとで、次の参考書に移ってはならない。(同一分野において)
1周目より2周目、2周目よりも3周目こそが真に学力が定着している時であること、今一度肝に命じよう。
まとめるぜい。
参考書は1冊に定め、
最初はさらっと1周する。
すこし深く2周目。
3周目からどっぷり掘り下げよ!
(1、2周目で多少わからなくても気にせんでいいですバイ)