参考書を買いあさる人がいる
それは、自分の成績UPを望むものであり、批判されるべきことではない。
しかし、成績UPを狙うなら、必ずしも上記の行為は良いことではない。
世間一般の合格体験記を見ると、それはそれはたくさんのお勧め参考書がかいてあるものだ。
物理の参考書&問題集だけで5冊!! 現代文で5冊、古文で5冊、漢文で6冊、などだ。
参考書を買いあさることにより、下記のような大きな恐怖があなたを待っているのだ。
■1.参考書を買っただけで、満足する。
これが一番たちが悪い。
本棚にずらりと並んでいる極めて評判の良い参考書を眺めて、「これをやれば合格できるな、、、」と満足する。 満足するだけで、決してやりはしない。眺めるだけ。
どーしようもない。分かりますよね。
■2.全ての参考書を中途半端にこなす。
「二兎を追うものは、一兎をも得ず」とはよく言ったものである。
「曖昧な記憶」ほど信頼できないものはない。
色々な参考書をやろうとすれば、一冊を繰り返す時間は、必然的に少なくなり、 その結果、多くの記憶が「曖昧な記憶」となってしまう。
声を大にして言い放とう!!
多く参考書を持てば、満足度がUPし、成績がDOWNする!!
「おいおい待てよ。俺いっぱい参考書持ってるよ!!しかも今のが気に入らない。」
そんな方は、思い切って参考書を買い換えて、昔のものは捨ててしまっていい。(物理的に捨ててもいいし、何処かにしまいこんでもいい)勿体ないなどと思うことはない。
長い人生を考えれば、
「自分をやる気にさせてくれる参考書」
「本当にためになる参考書」
に買い換えるくらいの費用は、屁みたいなものである。
ただし、一つ注意点がある。
受験直前になって、参考書を買い換えるのは駄目だ!!
それまで扱ってきた「戦友」を繰り返し勉強せよ!!
(言うまでもなかったですか?)