英語は、大学受験云々に関係なく「めちゃくちゃ」勉強しておくと良い。
今の社会動向から、社会人に英語力が必要なことは言うまでもない。
また、大学に入って家庭教師のアルバイトをする際にも役立つ。
もちろんTOEICの試験を受けるときにも役立つだろう。一流企業では往々にして、課長昇進優遇条件の一つに”TOEIC高得点”が挙げられている。
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では、本題に入る。
どこの大学を受験するにしても、我々が絶対にやるべきことは以下である。
(ア)簡単な英文法の参考書を1冊完全に仕上げる。
(イ)英単語集、英熟語集をそれぞれ1冊決め、それらを完全に仕上げる。
ここでは、(イ)について考えていきたい。
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文法、構文など色々大事な要素はあるが、結局のところ、英語ってものが「英単語(英熟語含む)」で構成されている以上、それを知らなきゃ話にならない。
逆に、英単語をたくさん覚えれば、長文を読むのが非常に楽になるのは勿論のこと、普段の英語の勉強時間削減にもつながる(単語をいちいち調べる手間が省ける)。
つまり、語彙力(英単語力、英熟語力)を大学受験レベルにまで高めておくことが何より大事
、、と言っても過言ではない。
英単語、英熟語をマスターするのは、早ければ早いほど良い。
願わくば、高校3年生になる前に英単語集と英熟語集をそれぞれ1冊ずつ仕上げておきたい。
もし皆さんが受験生(3年生、浪人生)だとしても、ネガティブなことを色々考える必要は全くなく、、まずは1冊ずつ、単語集、熟語集を極めていきたい。(例え明日が受験本番だとしても、今からじゃあ「遅い」などと絶対に考えないこと!そう考えることに何のメリットもない。1冊出来なくても、10単語仕上げたっていいじゃないか!その単語が明日の試験に出題される可能性は否定できない!)
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では、具体的にはじめていこう。
■1.単語集(熟語集)決定
大学受験レベルまで英単語(英熟語)レベルを高めるために、まずそれぞれ1冊ずつ決めよう。
これを決めるときには、その実物を手にとって見て、気に入ったものを選ぶこと。(CD付であれば、それもあわせて購入することをお勧めする)
(あくまで参考:AYAのおすすめ。) - - - -
英単語なら、、、システム英単語、単語王、英単語ターゲット1900
英熟語なら、、、システム英熟語、英熟語ターゲット1000
(*注意*) 既に他のものをお持ちなら、買い換える必要は全くなし!!
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■2.やる範囲決定
単語集を1冊仕上げるといっても、志望校によってその範囲は異なる。単語集には、「x章までならセンター試験レベル」、って感じでレベルについて書かれているのでそれを参考にして、「俺は3章までを完璧にする」など、仕上げる範囲を明確化する。
(AYAがこのサイトで一流大学と定義しているところを受験される方は、もちろん1冊全範囲覚えること)
■3.実際に、「やる範囲」を完全に仕上げる
「仕上げる」って何?
1冊を何周も繰り返して下記の状態にすることだ。(下記は英単語をイメージしたが、英熟語も同じ)
(1) 正しく発音できる(アクセントも)。
(2) 1単語1訳が(即座に)言える。
システム英単語などには、多義語が載っているところがある。そこはさすがに1単語1訳では駄目だが、通常は1単語1訳で良い。1単語に対して複数の意味を覚えるのは別タイミングとする。
(本サイト、大学受験勉強方法 (最強編)内、"[英語]類推"をご参照)
ここでは、「英語」のほうを見て「日本語」に訳せればよい。
「日本語」のほうを見て「英語」に訳せる必要はない。
(その「日本語」から「英語」への作業は、英作文の勉強でつちかっていく)
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もちろん、記憶力に自信がある方は、1単語に対して複数の意味を覚えたり、「日本語」を見て「英語」を言えるようにしても良いが、欲張って何でもかんでも一度にやってしまおうとしないことだ、、、とAYAは思う。
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以上の手順で仕上げていけばいい。
仕上げ方(暗記の仕方)は100人いれば100通りの暗記方法があると思うが、以下、一般的に言われている暗記のコツ、そしてAYAだったら具体的にどうやるかについて記していきたい。
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英単語(英熟語)を覚えるコツ
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<コツ1:五感を使う>
・とにかく書く。(dog犬 dog犬、、、みたいな)
・声に出して読む。(CDを聞きながらだと更に効果大)
(実際に声に出さなくても、「声に出すつもり」で読むだけでもかなりの効果あり)
・場所を移動しながら覚える(トイレの前でxxxを覚えた、、、など)
<コツ2:イメージ系>
・単語を自分の身近な人間やモノに無理やり結びつけて覚える。
intelligent だったら、ドラえもんの"できすぎ君"をイメージしながら、何度も書いたり発音したりする。
<コツ3:例文系>
・その単語が実際に使われている例文を読むことで、記憶の助けとする。
上記のコツを色々組み合わせてやればいいと思うが、どのコツを使うにしても、「何度も何度も繰り返す必要がある」ことだけは確かだ。
昔、AYAの教え子達が「何度繰り返しても覚えられない。すぐ忘れる~」とよく言っていた。しかし、そんなの当たり前だ。これっぽっちも気にする必要なし。くじけずへこまず、徹底して繰り返せばいい。
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以上は、AYAの友人の英語講師と色々話し合って書いたものだが、これ以降はAYAの主観による記事である。
日本最難関レベルの問題を出す慶應大学が相手であってもまずは英単語1冊、英熟語1冊!!
それぞれを超完璧に覚える!
それで戦える。