やる気が出ない理由の一つとして、「達成感がない」ということが挙げられる。

受験勉強においては、日々淡々と勉強をこなす事がとても重要だ。

その中で「達成感」というものを感じられる人は問題ないのだが、そうでない方は以下のような状況に陥りがちだ。

「毎日勉強しているんだけど、一向に成績が上がらないなー。この調子で勉強していて本当に大丈夫なのかなー?」

AYAからお届けする言葉としては、「その調子で日々淡々と勉強していて大丈夫です!」が結論であるが、得体の知れないAYAなどという人間からそう言われても全く信用できないだろう。また、日々の勉強では「達成感」はなかなか得られないのも確かだ。


ならば !


“まとめてドカン作戦”(“まとめてズキュン作戦”と言い換えてもいいだろう)という方法をおすすめする。



実例を挙げれば、
「英単語覚えるDAY」、
「関係詞鍛えるDAY」、
「古文単語覚えるDAY」、

あるいは
「2次関数鍛えるDAY」、
「有機化学やってやるDAY」

などである。

要は、ある程度まとめて時間を確保し、ある一分野を徹底して鍛えようという作戦である。

とは言いながらも、英語については、基本的に毎日1時間は勉強しておいたほうがいい。(最重要科目であり、語学であるこの科目はできる限り毎日勉強すること)ただ、それ以外の時間をどう使うかについては、色々な戦略があるだろう。


そんなとき、残りの時間を、何か1点のテーマに絞って勉強してみる日があってもいい。いや、むしろそういう日があったほうが「面白い」。(本件と似た記事として、「苦戦上等、炎の特訓」という記事を書かせていただく。考え方が違うが、気に入れば採用をいただければと思う)


例えば、この月、火、水の3日間を「関係詞を完璧にするDAY」などと銘打ち、徹底してその分野に力をそそぐ。

やり方としては、まずその3日間の計画を立て、勉強範囲を明確化する。その範囲を勉強して実際に関係詞が完璧になるのかどうか、、、については深く悩まないことだ。「自分が納得するであろう成果」をイメージし、その成果を得るためのスケジュールを立てるのだ。そして、あとはそのスケジュールを完遂すればいい。(「完遂」、ここが一番大変だが、この文章を見て下さっている方は「必ず完遂する」と、ここで約束していただきたい)


完遂後、その成果を明確に声にして出す。これが一つのポイントだ。
「よし、関係詞は一通りわかった!」

「古文単語、うっすらとではあるが、一冊一通り覚えた」

「2次関数の分野は、これで得意になった」

上記のように、明確に声に出そう。

(声に出すのが恥ずかしければ、心の中で強く思ってもいいし、何かのノートに実績を記録していってもいい)

その実績が俺たちに「やる気」を与えてくれる。

そう、今後もやってやるぜという「やる気」を。

上記のことを実践した後、そこに存在するのは、、、

皆さんの心に宿る強い「達成感」と「やる気」





そして、何より忘れてはならないのは、

その分野に対してあなたが強い学力を得たという、ゆるぎない事実である。