物事を認識する時に、いろんな視点で見ることは大切だと言われてる。
でも、それってなかなかむずいのよね。
色んな階層から認識できたらいいなぁと思いつつ、気づくとごっちゃになってたりもするし。
いつも身体のメンテナンスをお願いしている方との会話の中で、どんなふうに人を見るのかって話になったのですよ。
その方はね、幾つもの切り口で見ていると言うの。
物理的に見えてるもの。
物理的に見えないもの。
エネルギーとして感じるもの。
更にはそのエネルギーがどんな質であるかと言う識別。
でもまぁ、エネルギーの識別って中々難しいよね。
ブラックボックスに手を突っ込んで、
確かにそれはあるけどこれは何だろう?
と探っているような感じが、私にとっての目に見えないエネルギーの感覚だわ。
それにラベリングするとなると、エネルギーに触れるという体験を繰り返す必要があるかもしれないね。
日々人の身体を観察して触れたりもしているけど、物理的な身体よりももっと、その身体から滲み出るエネルギーに意識を向けていかないと、キャッチできないもののような気がする。
身体の状態を感じる感覚もそうだけど、エネルギーの状態を感じる感覚も、意識を向ける練習をしないと認識しづらいんだろうな。
目には見えないけど、確かに感じるものではある。
それを見る目(実際目で観るわけじゃないけど)を養うのが、複眼的にものを見ることができるようになる一歩なのかもしれないなー。