アイスミルクフリークエンシー | アズマシイn

アイスミルクフリークエンシー



詞 曲 αz


唇からこぼれたアイスミルク 
甘いガムシロップ
なぞる舌は痺れたまま
い えない昨日 粘膜で包む夜

もっと淫ら乱れたい
立てないほど突いて ほら
白く上から塗り潰したいよ(あたまのなか)

嘘吐きな君 交わすくちづけは甘い麻酔
聞き返せない 
片耳が聴こえないままの振りを続け
抱き合って誤魔化そう

もっと深く騙してよ
ぶれない噓吐いて ねえ
揺れる夕闇に隠れたまま

騒つく静寂の中 ひとり 逆さ吊りの記憶
アイスミルク 魂の比重
あたま ズキズキ 割れそうだ

温度隠す身体に注ぐミルク
狡いガムシロップ
なぞる舌に溺れた振り 
拙い 声の震えは止まらないから

隠す 柔らかい部分
溶け合う振りをして疼く
弱い二人の救われない交尾

ざらつく透明感は 噓とホントの境界線
アイスミルク 響くサイレン
あたま ズキズキ 割れそうだから
撫で回して 噓の優しさでもいいから
白いミルク 身体の中 抱かれ
花が咲く夢を見ては 俯く