「終戦後に戦った」とやたらと強調していますが、なぜ米国に降伏した事がソ連にも降伏した事になるのか理解できません。攻めて来るのに戦わないという選択肢があったでしょうか。南樺太は日本が合法的に入手した領土です。
国境最前線でありながら日ソ不可侵条約があったため守りも手薄でした。武器弾薬が少なかったのはそういう背景があったでしょう。そもそもソ連の一方的な条約破棄が悪質であり、糾弾されるべきものです。血税と受信料を投入されているNHKが糾弾しないばかりか背景を何も語らず、ただ戦闘行為だけを切り取って「無意味だった」と結論付けることに強い憤りと危機感を覚えます。

北方領土交渉は未だ道半ば。ソ連侵攻の背景を語らない事は国民を盲目にすることです。
「上陸してきたソビエト兵には戦う姿勢は全く見られなかった」・・すべてのソ連兵がそうなら樺太や千島、北方四島の住民たちはあのようなひどい目に遭うはずがありません。NHKは「証言者個人の見解」とTVショッピングのような白を切るでしょうが、番組で取り上げたこと自体が許されない。
「NHKが言ってるから」と信じてしまう人も数多くいるのですから。

北海道と本州の間には領海でない海が横たわっていて、北海道にはEEZが無い海域があります。