病院到着!
尿検査、体重測定を済ませてとりあえず陣痛室の空いているベッドに。
前回入院したときにお世話になった助産師さんたちが
「私がいないときにもう産まれちゃったのかなー、どうなったかなーと思ってたら予定日までちゃんとお腹の中にいたんだね~!今度こそ産まれるね!」
私「そうなんですよーやっときました!今日こそ産みますんで!」
陣痛を待ち望んでた私はとにかく意気込みたっぷりでした。
AM7:00
5つあるLDRのうちの小さ目の部屋に移動する。
NST装着。
助産師さんによる内診。
助産師さん「昨日は1.5㎝だったんですよね。あーーーだいぶまだ後ろの方に子宮口が向いてて私の手じゃ届かないかもしれない。
ちょっとごめんなさいね、やっと届くかな・・・・・
あ、3㎝くらい開いてますよ!だいぶ柔らかくなってます。」
私「あーそうですか、まだ3cmか・・・・」
助産師さん「ここから順調に開いてくるといいですね!」
私「はいー。」
私の産院ではソフロロジー式出産法を取り入れていて、38wのギリギリで私もソフロロジー呼吸教室に参加していました。
ソフロロジーはMINNMIさんの動画が有名ですよね。
麻酔を使わない無痛分娩と言ってました。
陣痛は赤ちゃんが出てくるために必要なエネルギー。
痛い時間は長くても60秒だから陣痛が来ているときはなるべく長く息を吐いて痛みをのがす!
痛みがないときはとにかくリラックス!
いきまない。
赤ちゃんの身体全体痛みを受けて出てこようとしてるのを、自分は酸素をたくさん送って助けてあげるイメージ。
とにかく陣痛が来たときには呼吸に集中。
あとは姿勢をいろいろ変えてみた。
仰向けじゃなくて座ってみたり、四つん這いになってみたり。
陣痛がきているときはモニタでわかるのでそれを見ながら痛みが強くなったときに母に腰のあたりを押してもらってた。痛みがまぎれてちょっと楽になる。
陣痛が来てないときはまだ話す余裕はあるけど、陣痛が来たらひたすら呼吸に集中するしかない感じ。
でもまだ呼吸はうまくできてた。
AM8:00
夜勤の助産師さんから日勤の助産師さんに交代。
次に挨拶に来てくれたのも、前回の入院のときもお世話になった助産師さんの一人だった!
最終的にこの助産師さんが私のお産の担当で最後まで取り上げてくれた人。
下からなんか液体が出た感覚があり!
破水かな?と思って助産師さんを呼んで内診してもらうと
「これはおしるしみたな出血だからまだ破水じゃないねー、でも子宮口もう5cm開いてますよー!進み早い!」
私「5cm?よし!」
AM8:30
主治医登場
「陣痛着ましたかー!良かったですね~!」
内診してやっぱり5cmでいい感じみたい。
「先生今日中に産まれそうですか?」と聞いてみると
「たぶん夕方までには産まれるんじゃないかなーと思います。」
と!
俄然テンション上がる♡!
「じゃあこのままちょっとがんばってください!また来ます。」
まだ主人にLineとかできる余裕はあり。
AM9:30
破水。
よくわからなかったけど、破水してますね。って言われて笑。
AM10:00
内診では子宮口7cm。
このあたりで東京から主人が到着。
↓
しかし反応できず笑。
てゆうか産まれるまで、主人に話しかけられてもジェスチャーのみで答えてた
助産師さん
「進み早いですねー!もう7cm!
ちょっとお願いがあるんですけど・・・・今看護学生が実習に来てまして、よろしければ見学に入らせていただいてもいいですか・・・?4人なんですけど・・・
男の子の学生もいるんですけど・・・・」
こう聞かれて。
でも、もうこの辺から思考能力がなくなってくるんですよね。
なに言われても余分に話したくないし、どうでもいいから早く産みたい、みたいな。
だから
「・・・・(どうでも)いいですよ。」
と力なく答えました。
でもこう返事をしたことで人がいっぱいでここだと手狭になっちゃうから広いLDRに移動しなきゃいけなくなった
無理やり車いすに乗せられ移動しました。
なんてゆうかなすがまま
AM10:00
子宮口全開大
ついに全開。
ざわざわと助産師さんがお産の準備セットを開き始める。
清潔な布をかけて、足を広げる台のセットをして・・・・
ちょっと前から陣痛きてるとき息をながーく吐いたあと、んっ!って力入れてみてって言われてた。
力入れる場所はここ!って助産師さんに指で押されたんだけど、完全にお尻だった笑。
会陰だったのかな?
やはりうんちを出す間隔に近いものがあるってことだね。
全開になってからは陣痛がきてるとき、呼吸を意識をしてもうまくできず自分の意思と関係なく力が入ってしまう時がある。
もう頭で制御できない感じ
陣痛の間にはもちろん休憩時間があるのだけど、ここまでくるともう陣痛きてないときですら余韻で痛い
それでしばらくがんばってみるも赤ちゃんが大き目だから、なかなか下がってこない。
いったん休憩しましょう!って足を降ろして横を向けられる。
え
この状態とか言われても!
ずっとがんばっているとお母さんも疲れちゃうし、疲れちゃうことでお産が進まなくなったりするから休憩することはよくあるみたい。でも辛いよ。
だって全開なんだから。笑
お腹の中で赤ちゃんはずっと顔が右に向いてる状態だったから、右回りに回旋しやすように私も右を下にして横にさせられたんだけど、壁の一点を見つめてベッドの横の手すりを握ってひたすら一人耐える。(ベッドの頭付近には主人も母親もいるんだけど完全に相手にできず。)
たぶん30分~45分くらいだったのかな?
途中で酸素マスク装着されました。
たまーに飲み物をストローで飲ませてもらったり汗をぬぐってもらったりしたんだけど何か聞かれたりしても基本的にほとんど無視。笑
声を上げることも無駄なエネルギーだとわかってたので、お産中いっさい叫んだりはしなかったんだけど、この横を向いてるときは痛みに耐えるのに体が震えたときもあった。
陣痛がきてないときは、あまりの疲労感からかものすごい眠気に襲われる。
本当一瞬落ちてしまうほど。すぐに陣痛で起きるんだけど眠ってしまいそうになったのを覚えてる。
で、私病院ついたときに採尿してからトイレにいってなかったんだけど
助産師さんに
「おしっこしたい間隔ないですか?」
と聞かれても全然なかったの。
そしたら
助産師さん「膀胱に尿がたまってるとお産の進行が遅くなっちゃうのでバルーン入れていいですか?」
って。
「はい、(どうでも)いいです・・・」
バルーン入れる痛みはそんなに感じず。
そして!
陣痛きてるときかきてないときかわからないんだけど、何やらぐぐぐーーーーっとお腹が動いて
「ううううぅ・・・イタイ・・・」
って思わず声が出ちゃったの。
助産師さん「今赤ちゃんが回って降りてきてきてるところだからね!痛いけどがんばってね!」
このとき
「わわわ!本当に回ってる!」って母の声がした。
‟赤ちゃんは狭い産道の形に合わせるように右回りに頭の向きを90度変えて顔が下を向くように回旋しながら降りてくる”
まさに↑この通りのことがですね、分娩室にいた全員がわかるくらいはっきりとお腹の形が変わっていくのが見えたそうです。
助産師さんにも後日
「体重コントロールができててお腹に余分な脂肪がついてないから本当によく赤ちゃんが回る様子が見えたんですよー!」
と言われたんだけど。
私11キロ増えましたからね。別に体重コントロールできてませんでしたよ。
いやでもこの時、本っ当痛くって!
陣痛とは別の痛みだったんだけど声がでちゃった。
ちなみに私このときと、両肩が出るとき以外は声出してません。
けっこう静かなお産だったと思う。
赤ちゃんが降りてきたので、また分娩体勢にもどる。
いや、もう自分では足を上げたりできなかったのでもうなすがまま。笑
次で終わりです!
写真はインスタにまだ出してないやつだからカラーで。
↑これ足の角度や顔の向きまで見事にシンクロした。
寝てるとやけにお腹小さく見えるな。