そうではあるけれど、上を向いて
Amebaでブログを始めよう!
 シャーロック・ホームズを気取るつもりはありませんが、平成24年4月13日に始まった当ブログも今日で最後となり、4月1日から始めている「そうではあるけれど、を向いて←クリックに本格移行します。

 そもそもブログを始めたのは、当事者の多くがそうであるように、ある日突然、配偶者が子どもを連れて蒸発し、間を置かずに代理人弁護士なる輩からの「受任通知」や裁判所からの「期日呼出状」が届き、その後はお決まりの泥沼離婚紛争と面会交流拒否に直面したのがキッカケです。

 当時は専業主夫で、元妻さんから兵糧攻め(生活費ストップ)も受けましたから、ナンとか職を得る方法はないものか、と切羽詰まった状況でもありました。

 もちろん「オトナ」ですから個人的な蓄えはありますが、食い潰すだけでは先が見えていますし、年齢が年齢(当時45歳)だけにかなり不安でしたね。

 以前通っていた法科大学院の机上で得た知識なんぞ実はなぁ~んにも役に立たないと判ったワタシは、遅々として進まない状況を打開すべく、何か参考となるものはないか、とシャカリキになって辿り着いたのがアメブロだったという次第。

 まぁ、コトが事なので肝心なトコロは「アメンバー限定記事」であることが多く、仕事の話も含めて、他人(ひと)にモノを尋ねるのに自分の素性を明かさないのは無礼千万ですから、どうせなら近況や心情をブログで綴ってみようと思い立ったワケです。

 あれから4年。

 その間、ブログを通じて多くの方のお世話になりましたし、実際にお目にかかった方、今でもお付き合いさせていただいている方もいます。

 記事も、当初は怨みつらみの個人マター(「エコエコアザラク」症候群)なものばかりでしたが、最近は生意気にも論評めいたことまで書いていますねぇ。

 「天に唾する」

 とはこのことです(苦笑)。

 丸3年かかった離婚紛争は一昨年の12月1日に東京高裁で和解が成立。

 当時5歳、今は9歳になった息子の親権者は元妻さんになり、ワタシは2か月に1回、FPICの同行付添で3時間の面会交流という不本意な状況ですが、たとえ限られた条件でも誠意と愛情をもって接すれば、子どもはちゃんとわかってくれます
  
  
  
  これらのどこが、

 「未成年者(息子)は申立人(ワタシ)に怯えている。」

 のか説明してくれ、エビちゃん

 3枚目の写真は一昨日(10日)の面会交流時のもので、息子がふと、

 「母ちゃんが父ちゃんのことを『ヤツ』と言うから、『この世に1人しかいない人なんだからそういう言い方はやめろっ!』って言って口喧嘩になったんだ。15分くらい言い合いをしたら『ヤツ』って言わなくなったケドね。」

 と言うのを聞いて思わず

 「ありがとな。」

 と頭を撫でました。

 元妻さんの洗脳は見事に失敗(爆)しているワケで、今後実施される心情調査で息子がいかなる説明をしても、それは彼なりに悩み、決断した結果だと心から思えます。

 もっとも、それで納得できるかどうかは別の話ですから、第1審の最終書面では主張すべきところは断固主張しますし、そもそも、息子を困らせる元妻さんの対応はどう考えても不当なので、昨日、相手方代理人に以下の文書をFAXしました。

 

平成28年4月11日

 

相手方代理人弁護士 エビちゃん先生       

 

   申 人 栄 離 庵

 

事件の表示  平成27()第×××号 子の監護に関する処分(面会交流)審判申立事件

当 事 者  申  人  栄離庵

       相 方  栄離庵元妻

       未成年者  栄離庵息子

 

お世話になっております。

 

 上記事件が係属中のため相手方への直接の連絡を控えているので,大変お手数ですが,下記のとおり善処くださるようお願い申し上げます。なお,当書面は参考として裁判所にも提出しております。

 

1.昨日(10日),××との面会交流がありましたが,××から,大要「母ちゃんが父ちゃんのことを『ヤツ』と言うので『この世に一人しかいない人なのだからそういう言い方はしないで欲しい。』と言って口喧嘩になった。15分ほど言い合いをしたら『ヤツ』と言わなくなった。』旨を聞きました。前記事実は,離婚訴訟の和解調書第6項に抵触し,また,××にとって心理的負担となる行為と思料しますので,今後,同様な発言や行動は控えるよう相手方にお伝えください。

 2.また,当然のことですが,前項の事実を理由として××を叱責する等の行為は絶対にしないよう併せて相手方にお伝えください。

 3.前2項のご対処をいただけない場合は,正式な書面として裁判所に提出する予定であることを念のため申し添えます。

以上



 今後のことは新しいブログの「限定記事」で綴っていく予定です。

 結局、元妻さんは離婚ができて息子の親権者になったものの、ワタシにしても離婚したことは大正解だと思っていますし、親権者であることには何らこだわりがなく(理由はこれまでに書いてきたとおり)、アチラさんが目論んでいた父子断絶も叶わずに、今はナンとか面会交流を制限したいと四苦八苦しているワケです。

 元妻さんは、当時無職だったワタシが尾羽打ち枯らし、日々萎れて生きている姿を望んでいたのでしょうが、ワタシに解決金(慰謝料と財産分与)や年金分割でタンマリ持って行かれた挙げ句、それが自宅マンションと再入学した法科大学院の学費、全国各地への旅の原資にまで充てられ、非常勤ながらも仕事は充実している、となればこれほど相手に対する復讐もないのではないかと思っています。

 あとは司法試験合格と再婚をすれば完璧 )ですが、息子から、

 「今の父ちゃんじゃ再婚はムリ

 と妙なお墨付きをもらっている今日この頃です………

 ………とこれで終わらず。

 これまでご愛読いただき本当にありがとうございました。

 引き続き、

 「そうではあるけれど、を向いて」

 でワタシの日々を綴っていきますが、明けない夜はありませんし、生きてさえいれば、きっとなんとかなります。

 新しいブログがそのヒントになるとすればこれに勝る喜びはありません。

 みなさんが少しでも上を、そして前を向けることを心からお祈りしている今日この頃です。

           (「そうではあるけれど、上を向いて」・完)