お仕事のあと見てきました
すごいものを見てしまった
感想伝わる
見にくいかな
ヤクザにも家族がいて
それぞれ人権があるんだけど
今の時代の怖い部分というか
SNS1つで全ての人権が奪われてしまうというか
平和な穏やかな
もう罪を償って
もう足を洗って
頑張ってやり直しても
1つのSNSで全て抹消されてしまう
何が正義で何が悪か
それによってその家族達がどうなってしまうのか
そして絆
家族の絆とは
綾野さん演じる主人公は
ただただ
舘さん演じるオヤジさんや組や仲間を
純粋に大切にして
純粋に守りたくて
その真っ直ぐさゆえに苦悩するんだけど
市原隼人さん演じる弟分も
綾野さんをひたすら支えて
それでも自分の人生をまっすぐ歩んでいて
舘さん演じる組長さんも
ヤクザという道しか生きてきていないおじいさん子分達を切ることなんてできないし
でも時代は変わっていくから取り残されていく様を
リアルに見せられているというか
私も一緒にその時代を生きていたかのような
不思議な感覚
苦しかったな
しんどかったな
役者さんが本当に魂を削って
役を生き抜いている
胸が苦しくなる映画でした
後味が悪いとか、そういう意味ではないのですよ
むしろ前から紹介してます
millennium paradeのfamiliaが
あたたかくて包み込んでくれるような
今は曲を聞くだけで涙が出てくる
あとね
磯村さんがすごかったのです
子供の頃から
大人達を近くで見てきた翼くんが
大人になってどう生きていくか
ヤクザと家族
それぞれの娘さんや息子さん、お孫さんと
次の世代に受け継がれていく流れと
彼らがどう生きるか
どうか幸せになってほしい
どうか笑っていてほしい
俺は大丈夫だから
と言いつつ
大丈夫という人は大抵大丈夫じゃない
と言う彼の気持ち
彼なりに街を守ろうとしてる気持ち
あー切ない
私
映画も本も演劇も何か作品を見ると
どっぷり浸かってしまうのです
よく言えば感受性が豊か
今日はこの気持ちから抜け出せそうにないです
つらいなー
映画を見る前に
不覚にもしっぽを振って喜んだ後
どーんと落ちる出来事があり
(勝手に期待した私が悪いのですけど)
自分の単純さに
なんで同じことを繰り返すんだ
なんでバカなんだ
と
期待させないでほしい
怖いなー
って
そんな少しナーバスな気持ちで見たので
余計に涙が
リンク載せておきます
この暖かい曲を
ぜひ聞いてみてください
弥生