さて、あなたは
「レオナルド・ディカプリオ出演作でどれが一番好きですか?」
タイタニック?わかります。映画史に残る名作ですね。でも足りないです。
ロミオ&ジュリエット?世界観がいいですよね。でも足りないんです。
ギャングオブニューヨーク?素晴らしい!僕も大好きですが、ベストではないです。
華麗なるギャッツビー?あなたとは仲良くできそうです。
「2匹のねずみがクリームの入ったバケツに落っこちてしまいました。1匹はあっさり諦めておぼれてしまいました。でも、もう1匹は…諦めませんでした。必死にもがいた挙句、ついにクリームがバターになってそこから這い出すことができたのでした。」
孝輔さんの事を僕はナンパクラスタとは一定の距離をとった、「モテるおじさんクラスタ」の方だと思ってました。
ウィット富んだツイートからは腐ったダメ大人の臭いがプンプンするし、男女の関係についてのツイートする割には女にクソほども興味がなさそうな空気感が漂ってるし。
ただ、なぜか、気が合いそう。
そう思っていたところに、DMを頂き、お会いする事になりました。
孝輔さんと話していて何度も話題に上ったのが、「地獄を見た事がない、絶望した事がない奴が多すぎる」「猿真似で知った気になっている奴が多すぎる」という話でした。
今、ナンパ界隈には情報が溢れていますよね?
ちょっと検索すればどんな状況でも誰かの体験談がヒットして、「その人の、その時通じた体験談」が手に入ります。
こと、誰もがつまずく問題なら特に情報が多い。
だからでしょうか。
MC漢の言葉を借りれば、
「検索できても経験不足。知ったかぶってるパチもんばっか」
なんです。
「それっぽい事」を語る奴が多すぎる。と。
また、各々「憧れのあの人」を宗教かのように信仰し美辞麗句を並べ、信仰されてる側は耳触りのいい言葉を拡散する。
カルト教団と同じ手法ですね。
ヤハウェは嫉妬の神でしょ?と聞けば異教徒と罵られる。
神の完全性を否定されたくないのでしょうね。
自分で経験した事こそ血肉となり、自分が見た絶望だからこそ生きた教訓になるんです。と。
また、孝輔さんは何度も
「一人の女を好きになりたい」
と言っていました。僕は、
「俺はナンパで関わった女の子全員大好きだけどな!お前心がないんじゃねーのか?え?」
と言っていました。
後日、この話をキセクに話したところ、
「全員好きっていうのは誰も好きじゃないのと一緒じゃない?」
と。
なるほど。おじさんにはかないませんわ。
多分現状では人生経験の差分くらい前を走ってるんでしょうね。
そんな人でした。
ちなみに、僕と孝輔さんのベスト・オブ・ディカプリオ出演作は
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
です。