リスペクトということ。 | VOICE FESTIVAL

リスペクトということ。

どうも、主催のBALです。
自分が主催をしている声クラと分類される
声優ソングオンリーDJイベント『VOICE FESTIVAL』
13回目になる今回は7周年を迎え声優の『野川さくらさん』をお招きしての開催♪
名の通り声優さんの曲が爆音で流れる中で参加者が好き勝手に楽しむスタイルで
2011年1月より開催して、今ある声クラじゃ一番古いのかな。

でも僕自身はパイオニアではなくて
関西にはボイフェスより前から声クラは存在してて
『クラブで声優ソング♪』
声優が好きな僕には、ただただ楽しいイベントで
参加した当初の僕はDJでもないただのお客さんだったんよね。

ボイフェスよりもアングラ感が強くて
お客さんは賑わってるってほどはいなかったけど
この場所を知ってるヤツだけが楽しい空間にいるんだ!
って感じれる、声優好き同士で集まるいいイベント。

主催をやってたDJはラッパーだけど声優好きで
堀江由衣さん、水樹奈々さん、野川さくらさん、飯塚雅弓さんが特に好きで
DJの腕はPCDJなんて普及してない頃だったし、今の水準で言えば並以下だったかもしれない。
さらにいえば、自分の好きはみんな好き!くらいのいい意味でバカ野郎で
野川さくらオンリーDJとか、相当好きじゃないと置いてけぼりくらうような
ノンタイ流す尖った人だったな(笑)
僕は野川さん好きだったので、楽しかったけどね。
他にも色々と置いてけぼりなんだけど、そのDJの好きが詰まりすぎててつまんないってこともなく楽しかったんだよね。

いつしか僕もアニクラによく通うようになり

ひょんなきっかけからDJを始めたワケで、クラブで声優ソング♪でも

DJとして呼ばれたり、お客さんとして参加したりで楽しい時間は続いたんだけど

主催が仕事で忙しくなってあまり開催できないようになるってな話を聞いてね。

自分が楽しいと思ったカルチャーは残していきたい。
なんて思い立って立ち上げたのが現在の『VOICE FESTIVAL』
当時はTwitterもなくmixiが主流だったので、自分なりにアングラ感を少し消して
参加し易い環境を作ったり、ありがたいことにDJとして注目されていた時期だったこともあって参加者もたくさんいて、初めて1人で主催として開催したイベントにしては成功だったのかな。

『この楽しいをもっと沢山の人に広めたい。』
知ってるヤツが楽しい!っていうアングラなシーンとは逆になっちゃうんだけど
これは自分が今でも抱いてる信念であり、広めてボイフェス参加した結果
ひょんなことがきっかけで声優さんのファンになったりすることもあるじゃない?
ファンが1人でも増えることで、クリエイターでもない僕みたいなDJが声優さんに恩返しできる唯一のこと。
僕の譲れないところ。

話がそれちゃったけど、そのラッパーのDJは多忙もあってか、顔も見なくなって
僕が好きだったクラブで声優ソング♪はその後フェードアウトしちゃったんだけど
今、自分がボイフェスをやって楽しい時間を過ごしてるのも『クラブで声優ソング♪』のおかげで、いずれ会った時にお礼が言いたい。クラブらしくお酒でも奢って感謝の気持ちを伝えたい。

毎回そう思いながら開催するんだけど
なぜ今回になってこんなダラダラと長文書きたい気分になったのかといえば

『あんたの作った文化は、あんたと俺が好きだった
野川さくらさんをお招きできるほどまでに成長したよ!お礼言わせてくれよ!』

ってな思いが強くて、久々に顔見たいなぁ...なんて思ったわけです。

主催である前にクラブで声優ソング♪のお客としてまた参加してぇな。
とか、今となっては叶わぬようなこと思ったり。
人生においても、細かくいえばイベントのオーガナイザーになることにおいても
人それぞれ大なり小なり物語があるわけで、つまらない物語かもしれないけど
自分にカルチャーショックを与えてくれたラッパーのDJ、また顔見れる日が来るまではボイフェスという空間を開催し続けて待ってたいなぁと。

アニクラに生きてる以上、業界にリスペクト精神を持ってるのは当然だけど
また少し違ったクラブシーンでのリスペクトのお話でした。
ちょっとお酒飲み過ぎたかな(笑)