2016年の振り返り | むっちのブログ

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ゲームの運用やってます。

明けましておめでとうございます。

 

年末年始施策のリリースラッシュも一段落したので、2016年の振り返りをしようと思います。

 

2016年は2015年に引き続き、新卒育成、第二ボード、運用といった多くの経験をさせて頂きました。

それぞれに対して学んだ事や思った事をまとめていきます。(長いです)

 


 

■新卒育成

新卒育成プログラム自体はある程度の成果を出せたんじゃないかと思います。

月初会やブログを通して、このプログラムをやる意味がどれだけあるかを繰り返し新卒に伝えるようにしました。

新卒業務もあり忙しい中、積極的にコミットしてくれた新卒達は本当にすごいなと思う一方で、どうしてもコミットしきれない新卒もいました。

それ自体は別に問題ではないと思います。

けど、その時に社長達と、

「通常の業務でしっかり成果が出せていればいいじゃないか、コミット出来ない人だとかレッテルを張るのはよそう、うちの会社はもちろん社風が合ってるかとかは大事だけど、色んな人が活躍できる会社にしていこうよ。」

という話をしました。

 

やる意味は十分に理解した上で、自分がホントにやるべきかは、自分で選択する事。

 

自分で決めるという事が大事、というのはとても大切な考え方だという事を改めて学びました。2017年もまた新卒が入社してくると思いますが、2016年よりももっと良い育成をしていきたいと思います。

 

■第二ボード

感想みたいになってしまいますが、とにかく経営陣との距離が近くなったのが良かったです。

 

会社の状況がわかるので、頑張りどころが掴めたし、メンバーにも今が頑張り時!集中しよう!というコミュニケーションが取りやすくなりました。

また、日々経営陣が考えている事が分かるので、この会社は「人」を大切にしている事を改めて認識出来たし、今いるプロジェクトでも同じくらいメンバーの事を考えてなきゃいけないなと思いました。

 

■運用

当たり前ですが、この1年で最も多くの時間を割いたのが運用です。学びも運用から得たものが最も多かったです。

 

運用での学び① 振り返りが大事

反省として、2016年のほとんどは、振り返りがあまりできませんでした。

次々にやらないといけない施策ががあるとか、不具合がたくさん起きて時間が取られたとか、出来ない理由はいくらでも出せるけど、出来るようにする方法はあまり考えられていませんでした。

ただ、チームとしてそれじゃあ良くないよね、という事で、ちゃんと振り返りが出来るような仕組み作りや、意識づけを行い、2016年の終わりくらいは、ある程度ワークさせられたんじゃないかと思います。振り返りをちゃんとやるようになり、施策の精度は上がって来たと思うし、決めのスピード感も上がったように思います。

HKPというプログラムの中で日高さんも「振り返りは一番大事」と仰っていましたが、まさにその通りでした。

振り返りは大事。を2017年も意識していきたいと思います。

 

運用での学び② 職種にこだわるな

ものづくりには色んな職種の人達が関わると思いますが、プランナーだから、エンジニアだから、デザイナーだから特定のことしかやらないチームだと、すごく動きが悪いチームになりやすいなと思いました。

例えば、コードは書けなくても、どういう設計かどうかは誰でも理解出来るし、プランニングが出来なくても、ゲームをプレイして思った事は誰でも言えると思います。

結局は「ユーザーに最高のものを届ける」事が大事なので、そのために職種にこだわらず、自分に出来る事をやっていきたいし、チームメンバー全員がそういうスタンスでいれば、今よりもっと良いものが作れると思います。

 

運用での学び③ リーダーメンバー同士の対話がプロジェクトの風通しの良さを決める

リーダーメンバー同士のコミュニケーションが少なかった時期があり、その頃はリーダー間で意思疎通が取れていなかったり、月の目標が達成出来なかったり、人が辞めやすくなっていたりと色々な問題が起きました。

色々な問題が起きて以降、リーダーメンバー同士で話す時間をちゃんと取ったり、合宿をしたり、飲みに行ったり、コミュニケーションを積極的に取るようにした結果、チーム内の雰囲気が良くなったし、成果も出せるようになってきました。

最近読んだザ・アドバンテージという本でも、ブレない組織を作るには、まずはリーダー同士が何でも知り合っているくらいの関係になっていないといけないと書かれていましたが、まさにその通りです。

 


 

以上、2016年の振り返りでした。

 

2017年は、プロジェクトの大目標を達成させる事と、ダカイにも近い大規模改修を成功させる事、個人としても、より大きな責任を任せてもらえるよう、手を挙げる姿勢を崩さない事を目標に頑張っていこうと思います!

 

今年もよろしくお願いします!