3月10日
あれからもう8年。
アヴィ、今日は雨が降ってるよ。
そっちでバンちゃんに会えたかな？
相変わらずヘタレでしょ？
バンちゃんの事宜しくね。
4月23日、バンデラスが虹の橋へ旅立ってから、3週間………
たくさんの人達の支えもあり、何とか日々を過ごせてるあたしですが、時折、猛烈な寂しさに襲われる時があり、号泣する夜もあったりします。
ちょっとの部屋の移動でさえ、必ず確認しに来てたバンデラス、常にあたしの存在を探してた。
あたしが居ないとドアの前でず～っと待ってた。
もう、会えないんだよね？
あたしを探してる姿も見れないんだよね？
寂しさが沸き出してくる。
こんなにも小さくなって、モップみたいなモサモサの毛も、もう、触れられないんだよね。
他の子をぎゅ～ってしても、大きさや、匂い、感触、やっぱり、バンデラスじゃないんだって実感するだけで、また寂しさが込み上げる………。
この現実を、乗り越えられそうにはないかな……
4月23日、6時28分。
あたしの最愛の長男バンデラス。
あたしの腕の中で虹の橋へと旅立って逝きました。
心臓もすでにいっぱいいっぱいで、それでも頑張り続けた、バンデラス。
何度も発作を起こしては倒れを繰り返しながらも、最後の最後まで食欲は落ちず、朝ごはんを残さず食べた後、倒れて、そのまま………
長いこと苦しまずに、呆気なく逝ってしまった。
バンデラスが生きた14年と9日。
最後の日を見送ることが出来て、本当に良かった。
たくさんの、本当にたくさんの思い出をくれてありがとう。
眠ってるみたいだね。
夕方、母や妹や、義姉、姪っ子、甥っ子とみんなでお花を飾り付け、明日本当に旅立ちます。
あたしの子として14年間ず～～っと愛してくれたバンデラス。
長いこと頑張ったね。
お疲れ様。
そして、ただひたすらこんなあたしを最後の最後まで愛してくれてありがとう。
どれだけ、ありがとうって言ってもいい足りない位、バンデラスと出会えて良かった。
本当に本当にありがとう。
いつか必ず、虹の橋にあたしも行くから、それまで、待っててね。