梅田でナンパして理想の女性とララランドを一緒に観て惚れかけて病む | アディオスの!ハナウタまじりに小悪魔退治!(2個目)

アディオスの!ハナウタまじりに小悪魔退治!(2個目)

こんにちは!アディオスです☆
大和魂を胸に宿し大阪、名古屋を中心に流離いながら、最高の大和撫子に巡り逢うため‼
パンツのゴムで言うと履いてるかどうかわからんくらいのユルさで己を磨き続けます‼
完全にお手数ですが宜しくお願い致します。


〜某日〜

「よっしゃあ!今日も昼ストで即ろ!」

俺は火の鳥さん、ペイちゃんとめっちゃ美味いインドカレー屋にランチに来ていた。

2人はこの後用事があるためソロで街に出ると決めていた。

前日に昼ストで休日出勤のOLを即った俺は、爽やかな顔をしていたと思う。
何を隠そう
その前日までストリートナンパで
6連れ出し坊主というスランプに陥っていたのだ。

あいにく外は雲が広がり重苦しい天気。

そんな雲の下、この後素敵な出逢いがあるとも知らず、俺は即キープ激モテ号をUスト軍団のホームタウン、梅田へと走らせた。
























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〜梅田でナンパして理想の女性とララランドを観て惚れかけて病む〜























U街へ到着。
一緒に乗って来たペイちゃんとバイバイする、



「アディオス、昼ストがんばるねば〜!」



便意を催した俺は、1番近いHEPのトイレへと向かう。

用を足した排便ディオスはサージングを開始せずにまっすぐある場所へと向かった。。






大阪ステーションシネマin!!!






オレは以前から気になってた現在公開中の映画、「ララランド」のチケットを2枚購入した。

誰と見るかって?

まだ決めてない。

今回は映画一緒に観る子探しナンパ!

上映時間は今から約2時間後。

それまでに一緒にララランドを観てくれる女の子を確保するのだ。

通常の連れ出しとは違い、2時間後の映画を観るということは今からすぐに連れ出すと合計4時間も一緒に居ることになる。

もし確保できなければペイちゃんと観よう٩( ᐛ )و







さあさっそく声かけだ!
天気の悪い日にやりやすいJR方面へ移動しよう。





テクテク、、







テクテク、、








あ、そうそう!
今日はこれで声かけするんやった(´∀`)

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木目調ステンレスおたま〜٩( ᐛ )و!
(税別462円/ニトリ)



さあ、ゲームのはじまりだ!!!








1声目
コンコースにパステルカラーのギャル発見(´∀`)

「おたま落としましたよ!」

「wwwwww」

ガンシカしようとしたけどおたまを見て吹き出すギャル。やはり昼スト×ネタナンパはトマトとバジルぐらい相性が良い。
休日昼間の明るい安心感と、わかりやすいビジュアルのネタは笑いを生むっぽい雰囲気がほとばしっている٩( ᐛ )و

若干ヒキ気味のギャルに対しほとばしるほどボケて予定グダのため放流!







JRの改札方面へとルクアの前をほとばしるほど歩く。

するとスタバのフラペチーノをほとばしるほど飲みながら歩く清楚系の女の子が٩( ᐛ )و

髪は肩下ぐらいでゆるくウェーブし、白のブラウスにストライプのロングスカートが似合っていた。
Tゾーンが整っていて、顔つきがシェリーに似てた。





2声目

「こんにちは〜^ ^それ新作のフラペチーノですよね!喉乾いたしちょっと味見させて?」

おたまで女の子のフラペチーノをすくおうとするwww

「ちょwちょwちょw何やってるんですかwww」

女の子必死でおたまを避けてフラペチーノを守るwwwきゃわたんwwwwww

「ごめんごめん、おたま返すからw」

「私のじゃないですよwもうなんなんですかw」

「間違ってたら申し訳ないんですけど、、、、、川越シェフの娘さんですよね?やっぱお父さんがシェフやからおたま持ち歩いてるんやね^ ^今日はなんの出汁取りに行くんですか?^ ^」

「娘ちがいますwww間違ってます!!」

「ほ〜なんじゃあ^ ^」




フルオープンできた。
身体の距離も近い。即系か?
いや、この感じはコミュ力が高いだけか。
仕事は接客か営業?とりあえず予定確認してみよ!



「俺怪しいヤツじゃないからwサラリーマン!平日はなんと!!週5で働いてます!!」

「だいたいそうでしょw」

「今から買い物すると思うねんけど、少しだけ話し聞いて?あ、ここ人通り多いからこっち寄った方がええよ^ ^人通り多すぎて骨折れた人、親戚におるから^ ^」

「ぜったい嘘でしょ!買い物はしませんww」

「買い物せえへんねや!驚かせてゴメンな。一個質問やけど、映画のララランドもう見た?」

「あれ見たいけどまだ見れてないんですよねー!」

「ちょうど良かったw今ここにチケット2枚あるねんw見に行こやwww」

「え、なんで2枚あるんですか?」

「買うだけ買ってあとで一緒に行く人探そうと思って^ ^」

「もう、色々とヤバイですね!!笑
でもララランドは見たいです!!笑
でもあたしより可愛い子たくさん居ますよ!」

「オレはお前とララランドを見たい!!」

「ナンパやのに無駄に男らしいですねwwww」

あたしより可愛い子いますよとか、食い付きある時に出てくる軽いグダはあーだこーだ言わずにシンプルに意思を伝えるだけで良いと感じる今日このごろ。




そして何よりお気付きだろうか。
”「ナンパやのに無駄に男らしいですねwwww」”





この子、会話のテンポについて来て、的確にツッコミを入れとるwwww





こういう子は絶対に話してて楽しい!
こんな感じで、女の子にしては珍しく俺と会話のテンポが合う部分に惹かれ、友達と遊んだ帰りでこの後の予定無い子連れ出し。



キミに決めた!!!




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シェリ子(目と鼻筋がシェリーに似てる)
OL/26/標準語/ややぽちゃ




とはいえ上映時刻まで2時間ほどある。

行き先はもちろん、、、

Uスト軍団行きつけのカフェ٩( ᐛ )و





移動中に、
「人混みはデートにおいて手を繋ぐチャンスやねんで!でもまだ壁感じるから繋がんとくな!」
でジャブ。

反応を見るとぜんぜん余裕そうだった。

歩きながら、シェリ子のフラペチーノがずっと1/3
残ってるのに気づく。
コンコースから外に出て肌寒くなって来ていた。

そのフラペチーノ冷たいやろ?
貸して?

勝手に口をつけて飲む。

旨っ!!

これでどんな表情をしたか?

天真爛漫に笑う彼女。

反応はかなり良かった。

手を取り仲良く歩いた。

行きつけカフェ、イン!
カランコロンから〜ん♪邪魔すんでえ〜٩( ᐛ )و







「あ〜〜ホントに大丈夫かな?なにやってんだろ私ww」







席に対面で座りシェリ子の表情をよく観察する。
的確に受け答えするがどこかよそよそしい。
接客ではない。




「営業頑張ってるみたいやな^ ^」

「え?え?なんで分かったんですか?!Facebook繋がってる?!」

「オレSNS苦手やからwいいね押した事ないねんw」



そこで信頼関係←別名ラポールと言うらしいが最近めったに聞かないな。てかふつうに信頼関係でよくね?!

を構築するオレとシェリ子。
まず自分の事を少し話す。
真剣な目で聞いてるシェリ子はどことなく育ちの良い小型犬の様な雰囲気があった。笑
包み隠さず、自分の人生のあらすじを短めに。
そして相手に同じ質問をしてよく話を聞く。


「さっきのアディさんのお話を聞いてて、凄いびっくりしたのが、私も同じ様な経験があって...」


そう切り出したシェリ子は昔仕事で挫折し、そこからどう復活したかを話してくれた。

その経緯がオレと丸かぶりするという奇跡が起きていたwww

ナンパをしてると、女の子の発言ひとつひとつの意味とか、その言葉に潜んでる気持ちとかを読み取ろうと敏感になり過ぎて、感情移入しやすくなってしまう事ないですか?

俺はガンガン有りますw

特にこの日はかなり感情移入し、
普段周りとうまくコミュニケーション取るけど、ふとした瞬間に冷たい印象を持たれたり、ドライな性格と勘違いされたりするところとか、自分とシェリ子との共通点もたくさん見つけました。


「なんかすごく勉強になります!」
「こんな事、仲良しの子にも話してないですw」


うんうん、、、これ、、、






行けるやつじゃね?!?!








あっという間に映画の時間になった。

その前にトイレに立つオレ。

トイレから帰る。

お会計をせずに外に出るシェリ子。



「あれ?会計は?」

「映画奢ってもらってるんで、ここは出します^ ^」

「ウォイ!!!惚れてまうやろ!!!ウォイ!!!!」


良い子。素直にそう感じる。

人がごった返す休日の梅田を

仲良く手を繋ぎながら映画館へ歩く。



話していて本当に良い子だとわかった。
正直、即るとかの次元じゃなく、真剣にお付き合いしてみたいと思った。

でもそれは無理、ナンパは辞めたくない。

そしてこの食い付きあるのに即れるイメージが出来ない感じ。何か、ある。
前にもこんな事があった気もする。。



映画館に到着する。


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ついに念願のララランドだ!

最初隣に座るシェリ子をどうやって口説くのか考えて、映画に集中出来なかったがいつの間にか引き込まれた。

映画自体はかなり良い映画だった。

映画終わり。






「面白かったな〜!この後ピザ食う時間ある?」

映画の前に話しておいたピザ屋を打診してみた。

「はい!お願いします^ ^」

本日何回目かわからない弾ける笑顔に、はっとさせられた。







いつものイタリアン、イン!

が、いつもの横並びカウンターが埋まってしまっていた。仕方なく対面のテーブルに座る。


更に色々な話をする。
恋愛経験、付き合った人数1人、五年。
初めてナンパについて来た。
柔軟な考え方、食い付きはあるから行けるのか?
でもなんか自信が無かった。


なぜ俺について来てくれたのか聞いてみる。


答えは、
明らかに悪い人じゃ無さそうだったのと、
もうひとつ、、、


「実は、アディさんと会う前に遊んでたの、男の子だったんです。合コンで出会った人と少し遠出してみて、ほんっとに面白く無くてすぐに切り上げて来ちゃいました。それでタイミングよくおたまを持って現れたんですw」


男の子を援護するかのようにしながら、食い付きを上げるチャンスを生かした。


食い付きが上がったのを見て、
一気にシェリ子を褒めていく。







最後にいつもの質問。

「初めてあった時と、話してみて俺の印象変わった?」

「はい、なんか、凄く変わりました!」

「良い意味で?」

「はい^ ^」

「よし、じゃあ行こう」

このやり取りがあった日の勝率はかなり高い。
顔がデレデレするのをこらえて、手を繋いで店を出た。

正直、ここで即って何になる?

彼女にしたい子が居るのに何をしてる?

こんな心の声を聞こえないフリして、ホテルに向かっていく。


「俺らにとっての初デートは俺がエスコートするわ!」
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テクテク、、、!








しかし、ホテル街へ進むにつれて彼女の表情が固まってくる。

まずい、、、(´∀`)!!






「こっちは危ないから嫌です」

「危なくないよ!映画でもデートの後はホテルに誘ってたやろ?」

「映画は映画です!そっちに行くなら帰りますよ〜」





かなり強いグダ。少しホッとする俺ww

これはもうほぼ負け確定のやつ。

何があかんかったんや!!

てかもう反対方向歩き出してもうとるがなwww





混乱しながらシェリ子を追いかける。






追いついて手を握り、向き合う。









「俺はシェリ子の事、イイなと思ってる、だから口説いた。で、シェリ子も間違いなく俺のこと、イイなって思ってる自信ある」


「はい、合ってます」


「うん、俺はこういう場面では慎重なタイプやから、シェリ子が、ドラマティックな偶然の出会い、それこそララランドみたいな、そういうマジックにかかって俺に惹かれてるだけなんか、俺の事をほんとの意味で気に入ってくれてるのかを見極めたい。」


「おたまのマジックにはかかってますよw」


「なるほどなwただ、それが偶然の出会いで2人が盛り上がってるだけなのか、映画も見て食事もして、深く話した今なら確かめれる気がするねん。ただの偶然の出会いマジックじゃないなら、俺について来て欲しい!」



色使うギリギリのラインと思ったけど本心が出た。






この雰囲気は、このままの熱で口説けばホテルに行けるはず。




そう思っていた矢先に、シェリ子が答えた。





「あたし、処女なんです」





この言葉で、今までの違和感に納得できた。
でも、抜いた刀を収めるには鞘が小さ過ぎた。








「それもっと早く言ってくれればよかったのに^ ^やった事無いってそんなに恥ずかしい事か?俺だってスカイダイビングした事ないけど、恥ずかしくはない!俺はそれと同じと思ってるよ!」


「面白い例えですね!でも、なんか捨てどきが分からなくて、、、笑」


「それはお前、アレや、自分のタイミングやろ!」


「いい人ですね、口説かないんですか?」


シェリ子は、人生で一度も男に抱かれたことが無いのにも関わらず、このやり取りを楽しんで居る様に見えた。


「いや、口説くよ、俺は処女とした事あるし、もしシェリ子がそういうタイミングを望んでるなら、相手になる。でも友達としてな!」


少しの沈黙が流れ、シェリ子はスッキリした笑顔で答えた。


「わかりました^ ^それじゃ、連絡先交換してください!」

「おう」








お互いに繋がるかどうか分からないラインを、交換する。


繋がればいいな、とも安易に思えない。


ただこの出会いを無かった事にはお互いにしたく無かったのかもしれない。









最後にひとつだけ質問。









「なんか、、えっちしたこと無いにしては、この抱くか抱かれるかの駆け引きを楽しんでるみたいな感じがしたけど、なんで?」






「それは、、、相手がアディさんだからですね!これだけは断言できます。今日はほんとに良い一日でした。アディさんやから、安心していま一緒に居て、こうして口説かれてますww」






いい笑顔。
負けた。いやもう負けとかじゃないな。

俺はシェリ子を駅方面へ見送った。

ひとつだけ確かな事は、お互いにとって良い出会いだった。

今日梅田の街に立って良かった。






これがもしかして、シェリ子とのピュアな出会いになって将来同じ家に住むかもしれない。






愛し合って、幸せを目指して2人で歩き出すかもしれない。








でも

しょじょを即って彼女にする気も、
出来る余裕も、今の俺には無かった。


ナンパをしていると、どうしてもまだまだ良い子が居るんじゃないか?
と探索してしまう。



そして、出会うかどうかは別として、実際にその子より良い子は確実に居る。

出会いのツールが限られて居る人は、自分のコミュニティの中で理想の彼女を見つけ、結婚する。

その他を見て、比べる機会が少ないから、満足出来る。

でも、道端やクラブで声をかけるのに慣れ過ぎた人間はどうか。

終わりの無い探求をついつい続けてしまう。

本当に理想の人が居るのかすら分からない状態のまま。。









シェリ子と、また会うかどうかはまだ分からない。

あの子にも考える時間が必要。

そして俺はナンパした相手に感情移入し過ぎ。

キリがないのは分かってる。













この後、シェリ子からかなり長文の、この日のデートに対するお礼のラインが届いた。














その文面を見て、彼女の魅力を再確認し、




















病んだ。










アディオス。