大阪のとあるスト低ナンパ師3人組が某海水浴場へと降り立った。
これは輝く海と白い砂浜の上で起こった、ちょっぴり下衆くて、、
いや。
まあまあ下衆くて、、、
あーー。
いや、、
ほとばしるほどゲスい夏のお話٩( ᐛ )و
LIMIT OF LOVE
〜海ナン〜
ブオォーーーン、キキィ!
バタン!!
【AM7:00】海岸沿い
ピコさん
「よーしアディオス、けいし!すき家で朝メシ食うぞ!」
アディ&けいし
「うぇえ〜〜い!!w」
俺
「おい、けいっち!行くぞ!」
け
「けいっちちゃう!けいしやw」
ピ
「ん?ここで注文するんかな?」
け「それドライブスルーの注文する機械ちゃう!ほんでもう車降りて歩いてるやないですかw」
ア「えっ、今のすきすきセットのおまけってこんなパンジーの植木鉢なんですか?」
け「いや植木鉢おまけちゃう!ほんでさっきから2人が話しかけてるのエアコンの室外機や!はよ店はいらんかいww」
そんなこんなですき家で作戦会議を開始する(入ってすぐのレジ前にいたスト高ギャルと男を見てキャッキャ言いながら席に着くスト低軍団)
〜店内〜
♪「す〜きで〜す〜す〜きで〜す〜
すっき♬すっき〜〜♬すき家の牛丼♪」
すき家radio
「どうも!みなさんおはようございます!
元気もりもり!牛丼は大盛り!
すき家radio、ナビゲーターの高森浩二です^ ^」
ピコさん
「今回はお前らの好きなネタナンは封印する!この3人で、シンプルなトークのみで女の子に最高のエンターテイメントを提供する。」
アディけいし
「はい(≧∀≦)!!」
ピコさん
「各々がチャレンジした小ボケはみんなでどんどん拾って行こう。ひとりがやらかして事故に巻き込まれたくなくても、みんなで全てに対応して、救おう!俺たちはチームだ!」
アディけいし
「はい(≧∀≦)!!」
そう、スト低の俺たちはムキムキの筋肉も無いし(前日まで色々あってかなりグダっていたため)テントもイスも、女の子を惹きつけるような装備が無い、、、
他の男達に勝てる可能性があるのは、日々ストリートで磨いて来た話術だけだ。
やってやろう。俺たち3人で。
最高のエンターテイメントを!!!
俺たちは”夏の恋はかきスト低号(ピコさんの愛車)”に再び乗り込み、波の音のする方へ勢いよくアクセスを吹かした。。
【AM8:00】某海水浴場
海到着!!!!!
燦燦と照りつける太陽!その光を照り返す砂浜!岩場を這いずり回るフナムシ!右を見ればポツポツとテント!その下には、、、家族連れ!そして左を向いて見ると、、、、?
見渡す限りの家族連れ/(^o^)\
水着ギャルどこいった!笑
アディ:ヤバイな、そもそも人が少ないよな。
ピコさん:ざっと見た感じ、女の子だけのグループ、5組とかやな。
ビーチにギャルが居ない!
こんなのビーチじゃねえ!
ピンチや!
ともあれ、基地を作らないと始まらないので基地を作る。
シートぺらん!ぺらん!貸し出しパラソルザクッ!木のテーブル、コトッ!クーラーボックスぽーい!!
1分くらいで
基地完成wwwwww
とりあえず3人で乾杯する!
しかし、基地を作るやいなや
車内で寝ていたアディオスとは違い、しっかりと起きていたけいしが爆睡。
スト低トリオ→スト低コンビへ!
とりあえずピコさんとビーチを散策することに。
さあ、、ゲームの始まりだ!!!
高身長と華奢巨乳のコンビが居たので早速声かけ(^ν^)
ア:すいませ〜ん!この辺で紫のTシャツ着たこのくらいの子供見ませんでした?
華奢巨乳:見てないでーす!
ア:あ、俺も見たことないんです^ ^
奇遇ですね!あと、お姉さんピアノとか興味あります?
華奢巨乳:ないです^ ^
ア:おおお!俺も俺も!一緒ですね!共通点がスゴイwww
っていうオープナーを使ってたら、
ア:すいませーん!この辺で小さめの子供見ませんでした??
真面目子:え?!女の子ですか?男の子ですか?!ねえ、あけみ見た?!
ガチで迷子探してると思われて
話しかける口実だったことを説明(^^;;
ピコ:やはり確実にオープンはするなあ〜w
アディ:確かに!ただ女の子の数が想像以上に少ないのがネックですね!笑
この後も数組、和んでからけいしの寝る基地へ。。。
けいし:ふわぁ〜!むにゃむにゃ。
ピコ:起きろ!スト低!
けいしを起こして態勢を立て直す。
ようやくビーチに大阪からの刺客3人が出揃った!!
すると何やら遠くの方を見据えるピコさん。。
【AM10:00】
ピコ:アディオス、ちょっとあの2人組だけ行きたい。
俺:ラジャー!!どれですか?!
ピコ:あそこの土手の上歩いてる2人組、海の家の近くの。よしとりあえず行くぞ!
俺:はい(≧∀≦)
ピコさんがどの女の子のことを言っているのか分からなかった。
まあ、とにかく声かけに向かう。
けいしはまだむにゃむにゃ言ってたから置いていっても大丈夫だろう!笑
早足のピコさんについて行く。
砂浜から舗装された道へと上がる。
売店が並ぶ人混みの中、ようやく2人組が俺の目に飛び込んで来た。
水着姿ではなく私服。
後ろ姿はなかなか良かった。
ひと夏のアバンチュールにワクワクする俺。
距離を詰める俺とピコさん。
ピコ:俺は右と話したいから、アディオスは左担当してくれ。
俺:りょうかい。
2人組、なかなか和やかな雰囲気。
ピコさんが少し前に躍り出た。
「このジップロックでスマホ海水から守ろうとしてるんやけど、イケますかね?」
女×2
「え?笑 あ〜wこれめっちゃ良いですね!あたし達もこれにしたら良かった!」
オープンした。
俺:「あそこのDAISOに売ってたで!てかちょっとタンマ!今日めっちゃ綺麗やん!笑」
と、言いながら相手の顔を見た。
そこには、超絶タイプな子が俺を笑いながら無邪気な視線を投げ返していた。
(´-`).。oO(おい、めっちゃ可愛いやんけ!!!梅田にもなかなかおらんぞこんな可愛い子!!!2人とも可愛い!!!
シャイ子→ピコさん担当、シャイ、童顔、外国人の子供っぽい顔立ち
カンナ子→俺担当、ベッキーに似てる、高身長
どちらも確実にクラスで1番可愛いレベルだった。
俺たちは大自然に感謝しながら、気合を入れて平行トークを開始した、、、!
さあ、
夏の終わりの始まりだ!!
(後編へつづく)