「slow is professional」 | リアル・スラムダンク

「slow is professional」



昨日の夜のことを書きます。



昨日の夜に日本人3人で食事に行きました。



サンダーでダンサーをしている平田恵衣さん。


スパーズでトレーナーとして働いているDaisuke Yamaguchiさん(Diceさん)


そして僕です。



2人ともNBAという私が憧れている舞台で仕事をしているので、


いろいろ話を聞いていてすごく勉強になりました。



その中でも1番私の心に響いた内容を書こうと思います。


それは、あるスパーズの選手がDiceさんに話した言葉だそうです。



「slow is professional」


遅いのがプロである。



この言葉の意味をDiceさんが説明してくださいました。



このプロ選手はゆっくりと確実に自分のできなかった壁をこえてきたそうです。



最初はシュートフォームを1から改善されるところから始まり、



今は左手のレイアップをいろんな体制で打てるように練習している最中とのこと。



Diceさんはバスケは素人だそうなのですが、その素人の人からしても成長が目に見えてわかる選手とのこと。


バスケットボールの頂点でもあるNBAの選手でも、1つ1つ苦手なものを克服しようとしている姿勢は素晴らしいという話をしてくださいました。



確かにそうです。


何かを上手くなろうとする上で、効率のいい練習方法はあったとしても、近道をして急に上手くなるということは絶対にありえません。


あるとするなら効率のいい練習方法を人1倍練習し、そして成長するのが早い人です。



急成長する人間は絶対にどこかで努力をしているものです。



この言葉が何故私の心に残ったのかというと、


私自身のアメリカで送ってきた5年間の生活に似ているからです。


渡米直後にセンターとしては使えないといわれ、


アウトサイドプレーヤーになるために1つ1つ課題をクリアしてきました。


今の自分になるまで5年もかかったと内心では思っていたんです。


しかし昨日の話を聞いて、ゆっくりでいいんだ!NBA選手もそうやって上達してるんだから!


と思えるようになりました。



これからも周りの環境の変化にも対応しつつも、自分のペースで成長を遂げていきます。


これが私の人生です。



自分のやりたいことをするにあたりいつも皆様に助けられっぱなしの私ですが、


いつの日かしっかりと成長し皆様に恩返し、そして私のように助けられる立場にある方々を助けていけるような人間にも成長したいです。



これからも親・家族・友人・応援してくださる方々に感謝の気持を忘れずに


自分のペースで成長していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。