いろんなことに対しての心境。
みなさんお久しぶりです。
知っている方も多数おられると思いますが、ここ数日間練習に参加できないという状態にありました。
原因は対人の練習中に相手の肘が自分の顎に入り、倒れた拍子に後頭部を床にぶつけてしまいました。
正直顎に肘が入った瞬間から倒れて数秒するまで覚えてません(汗)
トレーナーに見てもらった結果、脳震盪と判断され練習参加をさせてもらえませんでした。
その日の夜は頭痛でしっかりと睡眠をとることが出来なかったのを覚えています。
次の日から首も痛くなり、練習に参加はさせてもらえませんでした。
約1週間ぐらいは安静にしてるのがベストだともチームメイトから言われました。
でも来週の月曜日にディビジョン1(格上のチーム)と試合が始まります。
1度スタメンから2軍に下ろされたものの、2日後にはスタメンに戻った矢先の出来事だったので
自分自身でも、どうしても練習を抜けたくないと思ったんでしょう。
すごく不安になりました。
でも、いろんな方からメッセージやコメントをいただいて、
たくさんの人に気にかけていただいているんだ。応援されているんだと実感しました。
そして脳震盪3日目にして、
「少し早い気もするが・・・」
とトレーナーには言われたが、練習に復帰しました。時期が時期だけにこの2日間、特に練習を見学しているときはものすごく時間が長く感じました。
でも、まだ本調子ではないので明日もトレーナーのところへ体調報告などを義務付けられています。
2日分の遅れは今週中に取り戻します!!
そして今、日本バスケットボール界が不安定な中すごく個人的な思いが強いです。
1番私を悩ませているのが国際試合の禁止。
私がアメリカに渡米した理由の1つに
「海外の選手に対抗できる武器を身につけること」
という課題がありました。
高校まではインサイド一筋でプレーし、もし日本の大学に進んでいてもアウトサイドを実践で経験する場面は少なかっただろうと思います。
ましてや、プロに入るとインサイドには外国人選手を起用するチームが多数あります。
なので、
1、外国人選手に打ち勝つ方法を見つける、
2、ポジションをインサイドからアウトサイドにコンバートすること。
5年前にこのような目標をいくつか持って渡米しました。
この5年間では何回も日本代表でまたプレーしたい。海外のTopレベルの選手たちとやりあいたい。
と思ってアウトサイドを1から5年間かけて学んできました。
そんな自分にとって国際試合が禁止になるということは、正直言葉にできないです。
だけど、そこで腐るわけにもいきません。
私はすぐにまた日本代表が海外を相手に試合できると信じていたいです。
選手1人、ましてや大学生の私にできることは限りなく0に近いかもしれません。
しかし今更協会側に愚痴を言っていても仕方ありません。
私は今後日本代表に選出され、いつでも海外の選手を相手にやりあえるような選手であり続けることを1つのモチベーションとして、アメリカ学生最後のシーズンを乗り越えていきたいと思っています。