スーパークリアシリコーン2【脱泡機無しで脱泡する裏技】 | レジンクラフト®

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ビーズママ店長の徒然日記。
レジンクラフト®の紹介を中心に、店長の育児の話など、思いつくままにつづっています。

 

脱泡機、ちゃんとしたの持ってません。

いや~、脱泡機って高いし。なかなか、エアコンプレッサー使うと音がうるさいし💦💦💦

 

昔、私がご紹介してから、多分、最近は普通に使われるようになってますかね~?

食品を真空で保存する容器、色々と。

 

 

 

これね、お手頃値段で、容器の底面積が広くて平らで、使いやすいです。

以前はステンレス製の容器の保存気をお勧めしてたのですが、最近販売されてないなぁ。。。。

 

密閉性が高くなるのでステンレス製が良かったのですが、まぁ、この食パン保存の容器でもなんとかなります。ポンピングやりすぎると容器がゆがみますけど~笑笑

 

完全に透明なモールドを作る事ができるので、中が丸見え。

 

 

これらは、その真空容器を使って脱泡した結果です。

ただ、これ以上の厚みとなると、ちょっと大変なので。。。。

 

【スーパーシリコーン脱泡の裏技】

真空容器を使うやり方は、スーパークリアシリコーンじゃなくても、できる事なので、これはぜひ、おすすめです。

さぁ、これからの裏技はスーパークリアシリコーン2じゃないとできない裏技ですので、必見ですよ!!!

 

【裏技1】

すいません。裏技と言いながら、これはリニューアルスーパークリアシリコーン2ならば普通に可能な事。柔軟剤を利用して液体を柔らかくすることができます。ただし、投入量によってできあがった時の強度が落ちてしまうので、注意が必要です。また、入れすぎるとオイルブリードと言ってシリコーンから柔軟剤オイルがにじみ出る事がありますので、要注意。しかし、逆にオイルブリードにすると型から作品を外しやすいという利点も生まれるかもしれませんが・・・

 

おすすめは10%前後。冬場は15%ぐらいかなぁ。ここまで入れるとかなり柔らかくなるので、原形が大きい場合は注意が必要です。原形の大きさによっても、工夫が必要かもしれません。原形からの壁を厚くするとか?

 

【裏技2】

硬化剤の量を減らすです。規定はシリコーンに対して重量比で10%がベストです。それを6~7%まで減らします。すると硬化時間が遅くなります。時間はかかりますが、ちゃんと硬化するので硬化を待っている間に気泡が抜けてくれて自然放置でも結構綺麗に仕上がります。5%以下は・・・仕上がり強度に不安を覚えますが、できなくはないかも。自己責任で試してみてください。

この方法はメーカー推奨ではないので念のため。自己責任でお願いします。

仕上がりに問題が無ければ、物性的には問題は無いという事らしいです。なんか、はぐらかされている気がするけど、当社研究室見解だそうです(笑)

 

【裏技3】

温度を下げて硬化時間を遅らせる。スーパークリアシリコーンの場合、加熱すると速攻で固まります。逆を言うと気温が低いと固まりにくいという感じ。冷蔵庫に入れると、硬化速度が遅くなります。ただし、粘度が上がるので・・・まぁ、どっちを取るかという感じにもなりますが・・・

 

 

個人的には1、2,3,トリプルでやってます。柔軟剤で調整して、パン真空容器で脱泡しつつ、硬化剤の量は少なめにして、更に冷蔵庫に入れて気泡が抜けるまで待って、取り出して硬化させるという感じ。

 

高価な脱泡機が無くても何とかなりそうです~。お試あれ。

 

 

 

 

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