ヨーロッパ出張レポート2 | ELEMENTS OF STYLE

ヨーロッパ出張レポート2

 

1月末から2月末までは国内の展示会のシーズンなので、このところ毎日展示会周りで忙しくしています。

 

 

さらに店舗のイベントや動画の収録や取材などもあり、バタバタしていて自分のSNSは後回し・・・


なので、ブログも書く時間がなく、ちょっと間が空いてしまいましたが、今回も1月のヨーロッパ出張レポートです。

 


前回に続きカラー編です。

 

 

 

 

 

 

<GREEN>


 

 

 

 

 

 

グリーンは明るめのトーンがメインになっていました。

 

 

ダークグリーンも英国的な深みのあるトーンではなく、イタリア的な少し明るめに振ったトーンのグリーンが主流。

 

 

ミリタリーグリーンのようなラギッドなトーンはサプライヤーの提案としては少なくなっていました。

 

 

トレンドとは全く関係なく、個人的にアウターやコートに関しては、こんな感じのローデングリーンのような色目がマイブームです。

 

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最近グリーンの服をよく着ます。

 

 

 

 

 

 

<SAX BLUE・LIGHT BLUE>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しスモーキーがかったサックスブルーやライトブルーが多く見られました。

 

 

メインカラーである、オフホワイトやライトグレーと相性が良いのもポイント。


春夏の傾向でもある、スモーキーパステルの流れもあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

<PURPLE>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明るめのラベンダーから濃いバイオレットまで、パープルの提案は本当に多く見られました。

 


明るめのトーンからミディアムトーンが主流で、ダークなトーンは少ないながらもボルドーとミックスしたような色もあり、バリエーション多く展開されていました。

 

 

これまではあまり見られなかった、オフホワイトやライトグレーとのコーディネートが見られました。

 

 

 

 

 

 

<RED>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこのブースでも打ち出されているわけではないですが、意外とレッドの提案が見られたなと言う印象。

 

 

業界人達がコーディネートの挿し色に使っているのもチラホラ見られ、大きな流れにはならないとは思うものの、ちょっと気になるカラーでもあります。

 


スナップの人たちは、赤が少しフレンチな気分?なのかも・・・

 

 

 

 

 

 

<BORDEAUX>

 

 

 

 

レッドと同様にチラホラ見られたボルドー。

 

 

パープルをミックスしたような微妙なニュアンスのボルドーも見られました。

 

 

多くはないものの、レッドと同様にちょっと気になるカラーです。

 

 

 

 

 

 

 

<ORANGE>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年継続して打ち出されているオレンジ。

 

 

次の秋冬も継続したカラーとして打ち出されていました。

 

 

トレンドカラーであるベージュやキャメルとの相性が良いので、必然的に流れが続いているという印象です。

 

 

 

 

 

 

 

<YELLOW>

 

 

 

 

 

 

 

イエローもオレンジと同じく、ここ数年継続して打ち出されているカラー。

 


蛍光色のようなかなり明るいトーンのイエローも見られましたが、正直秋冬には難しいかなと思います。


使うのであれば、差し色に使うぐらいが丁度いいかなと・・・


いずれにしても、マスタードのような濃いトーンは少なく、明るめのトーンが多い印象です。

 

 

 

 

 

 

 

<NUANCE COLOR>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数シーズン続いているブルーやグリーン系のニュアンスカラーも多く見られました。

 

 

ブルーやグリーン系のニュアンスカラーは、既に定番になったかなと言う印象です。

 

 

定番カラーと相性が良く、合わせるだけでちょっと洒落た印象に見えるのもいいところです。

 

 

 

 

 

 

細かなところを除けば、概ねこのあたりが2024年秋冬の色モノの流れになるのではないかと思います。

 


大きな流れとして、前回お伝えしたオフホワイトやライトグレーのニュートラルカラーやベージュやキャメルがあって、それにこれらの色モノが加わり大枠の流れになっていくのではないかと思います。


さらに、ここでは書いていませんが、モードのトレンドカラーやウィメンズのトレンドカラーにも少し影響されるのが日本のマーケットなので、ここで書いたものとは違う色が出てくる可能性もあります。

 


色の傾向は取り入れなければ時代遅れになるということもないので、ご自身が好きな色や気になる色があれば取り入れるくらいでいいと思います。


自分の持っているアイテムと合わせやすいというのも大事なポイントですね。


難しく考えず、少し取り入れてみようか。


そんな感じで充分だと思います。

 

 

 



 

 

 

 

MR_BEAMS CHANNEL 2024春夏トレンド解説動画 Vol.2 アップしました。

 

 

今回はキーワード&カラー編です。

是非ご視聴ください。