「0か1」なのか「1か2」なのか。 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

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僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

文京区 茗荷谷 美容室 
ビューティズム


僕はよく、
スタイリストにこう問いかけます。

「今日あなたは、
ご指名のお客様をこなしに来たのか?

それとも、
ご指名のお客様を増やしに来たのか?




いつもご指名くださるお客様を
一生懸命きれいにして、お帰り頂く。。。

だけだとしたら、

この仕事は、
「0か1」ゼロイチ
の仕事と僕は呼んでいます。

そのお客様が、

もう一度いらしてくださる、
つまり1。

もしくは
もう来なくなってしまう、
つまり0。


要するに、1→2になるための
「仕事」をしていないということです。


どんなに心を込めて接客しても、
どんなに素敵なヘアーを提供しても、
ほとんどの場合は、

0か1。
失客か再来。

これよく考えると、恐ろしい事です。


もし今、ご新規客の入客を、
ストップされたら、
あなたのご指名客は増えますか?


自分が担当するすべての方に
「どうすれば1→2にできるか?」
という事を常に考え、行動しなければなりません。


いやいや、
ちゃんとご紹介お願いしてるから!


そう思いますか?
だとしたらあなたは

少しだけ
1→2の仕事をしています。

僕から質問です。

ではどういった言い回しで?
どのようなツールを使って?
何回目のお客様まで?
ディスカウントは?
お礼はするの?
どのようなヘアデザインだと紹介を得やすい?
数値的なエビデンスはとれていますか?





例えばこんなのはどうでしょう。


まずは担当するお客様から、
情報を聞き出します。

これが一番大事です。

紹介の対象者がいるかどうかです。

そしてなんとか、
同居しているお母様がいるとの情報を
頂きました。

そしてお母様は白髪染めをしていて、
ショートヘアーだそうです。


そこでこう伝えます。

「当店には、
頭皮にとても優しい白髪染めがあります。

地肌にはつかないので繰り返しても
心配はありません。

そして髪をふんわりとさせると
よりショートは華やかだと思います。

お母様であれば◯◯円でさせて頂きます。
私が、一生懸命!きれいにしますので、

次回ご一緒にいらしてみませんか?

平日の午前中であれば、おふたりで
ゆっくりと会話も楽しめます。

私がお母様にお手紙を書きますので、
もしよろしければお渡しください。」


そして、

自店のカラーの安全性に加え、

カラー剤が頭皮に
つく事の危険性や、
自分自身、ショートカットが得意である事を

丁寧に書いた手紙を
お渡しします。

自分のプロフィールと写真の入った
名刺を添えて。。。




とこんな感じ。
どうでしょうか。
皆様はどうですか?

形は違えど、同じような事を
来店回数3回目までのすべての方に
やっていたとしたら、どうなりますかね。



1を2にするには綿密なプランが必須です。


これが「仕事」です。
「仕事」は常に
工夫や勉強が必要です。


しかし、ほとんどのスタイリストは、
工夫も勉強も、行動すらしません。


失客か再来かというものは
もはや仕事とは呼べません。



僕はいつもスタイリストに、
1か2の「仕事」をしなさい。
そう伝えます。



皆さんは、創意工夫に溢れた、
生産的な「仕事」していますか?