もうひとつの0→1 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

茗荷谷美容室、オーナーのブログ

茗荷谷でナンバーワンから始まり、文京区でナンバーワン、東京でナンバーワン、日本でナンバーワンの美容室を目指して!!

僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

文京区 茗荷谷 美容室
ビューティズム

シャンプー。
カラー。
パーマにブロー。
カット、セット。

アシスタントや初級スタイリストは
毎日練習に明け暮れます。

でも、

これは何の目的で練習するのか?


当然、お客様に喜んでいただくため。


僕たちはお客様が褒めてくださることを
やりがいに、とことん練習します。


さらに突き詰めて考えれば、
お客様が喜んで、
またご来店いただくため。


つまり私たちがやっている練習は、
お客様にまたご来店いただく練習。
ってことになる。


つまりだ。
普段僕らがやっているのは、
昨日のブログにも書いた、


ゼロイチの練習ってことになる。


もし、あなたがデビューして、
新規のお客様が全く来なかったら、
どうしますか?


あなたがしてきた練習は、
無意味になる。



昨日は1を2にする話をしましたが、
今日は、0から1を生み出す話です。



初級スタイリストの皆さんは、
お客様にご来店いただく練習
してましたか?


そもそも技術も拙いあなたたちに、
なんで大切なご新規様を
担当させなくてはならないのですか?


現に大量に失客するじゃないですか。
他聞に漏れず。




僕、思うんです。


よく駅前でチラシ配ったり
声かけたり、SNSでモデル呼んだり。


いいと思いますよ。
アシスタントのうちから
バンバンやらせた方が。


ただね、
まず想いを伝えるのが先。
その想いは後で書くとして、、、


それから大事なのは、
目標と、創意工夫だと思います。


明確に目標新規客数を設定したら、
あとはアシスタントのやりたいように
やらせてあげたらいいと思います。


今の若い子たちは、
はっきり言って僕らより圧倒的に
賢いし、要領が良い。


それはもう、ありとあらゆる方法で
チャレンジしてくれますよ。

ただし。
想いが伝わっていればですが。



うちの若い子たちも賢いので、
いろいろやります。


ゴミ袋にお店の名前でっかく書いて、
街のゴミ拾いに出かけます。

わざとダッカールかなんか
つけっぱなしにして。

「美容師さん偉いわねー。
どこのお店ー?今度行くわ~」
新規+1名




いつの間にかラーメン屋の大将と
仲良くなってて、

大将と奥さんとそのお子様が、
ひょっこり来店、、、
新規+3名((((;゚Д゚)))))))



近所の人通りが多いコンビニの
店長さんに頼み込んで、
一緒に看板を置かせてもらい、

リーフを設置してお店へ誘導。
新規たくさんご来店、、、




若いうちから、しっかり考えて、
0を1にできる人材を育成しないと
いけないと思うんです。


ただ言われて闇雲にチラシ配り。
これは仕事じゃない。


目標があって、達成するために
創意工夫。これが仕事。


いや無理だよー
恥ずかしいよー
そんなことする人いないよー


を取っ払って考えれば、
なんだって出来る。
利益度外視は除くが。


成人式の前撮り
エクステンション
ヘッドスパ
まつ毛パーマにまつ毛エクステ
などなど、


昔は無かった。
誰かが気付いて0を1にした。


新しい市場が生まれ、
新しい顧客が創造された。


アシスタントの頃から、
どうすれば新規のお客様が増えるか。

そこを創意工夫できるなら、
スタイリストになっても苦労しない。

そしてそんなスタイリストが、
新しい市場を作り出し、
新しい顧客を独占する。



昔と比べて、
お客様にまたご来店いただく練習は
簡単になった。情報は溢れてるから。

しかし、

お客様にご来店いただく練習は
どんどん難しくなっている。
美容室が溢れているから。

イノベーションは必須。


練習する割合を間違えれば、
命取りになる。



「高い技術があれば」
そう思いますか?


情報過多の現代で
そんなに技術に優劣がつくと
思ってますか?





お客様がいない時間に、
0→1の仕事ができないスタイリストに
もはや未来はない。


お客様で満たされている
スタイリストですら、
0→1の仕事をしなくてはならない。


40代、50代、60代。

今と変わらないやり方で、
今と変わらない料金で、
今と変わらないお客様で、

続けていると思いますか?

いとも簡単に次の市場を
創造できるのは、

きっとこんな想いを
聞かされて育てられた
アシスタントかもしれません。



大事なのは想いを伝えること。
ちょっと未来を見せてあげること。




僕の時代。

ピーカブーは、素晴らしいカットを
教えてくれた。

ピーカブーは、ピーカブーのカットで
満足する顧客の集め方を
教えてくれなかった。

ピーカブーは、ピーカブーのカットで
満足する顧客を創造し、
市場を独占した。

僕らはただ、全く違う市場で
ピーカブーみたいなカットを押し付けた。



繰り返してはいけない。
何が一番、重要なのか。