東京 文京区 本郷三丁目 茗荷谷
美容院 ビューティズム
注意！！
今回は、ちょーー長いです。
美容室経営者様以外は
読まないことをお勧めします。
先日、お勉強のために、
とある大手エステサロンへ
行ってきました。
施術を体験し、
その後に営業担当の方から
様々なお話をいただきました。
ここからは
僕の個人的な見解であり、
真実とは異なる可能性も大きく
ありますので、
軽く読み流してください。
私たち美容室も、
集客、リピート戦略、接遇、
技術教育など、
様々な施策を打ちますが、、、
エステ業界と比べれば、
茶番
と言われてしまうのではないか。
と感じました。
いやいやあんた、
それは失礼ですよと、
そう思うなら、
例えば一つ。
ご新規での来客から、
年間24回目の来店まで、
担当者の接客内容が
毎回きちんと
決められているそうです
((((；ﾟДﾟ)))))))
美容室において、
2回目、3回目、10回目。
のご来店の方への
接客マニュアルありますか？
「必要ない」
と感じるなら、
お読みいただくのは
ここまでにした方が良いと思います。
今回、最も衝撃を受けたこと。
それは「集客」
その中でも生命線になっているのが
紹介の獲得。
複雑なので、
ちょっとわかりやすい話をします。
昔々。
僕が専門学校に通ってた頃。
クラスメイトに
美顔器を勧められた。
どうやらそれを売ると
何割かのマージンが
彼に入るらしい。
彼の地位や収入をあげるには、
自分で売る他にも、
売ってくれる子を見つける
という方法がある。
彼も、先輩の誘いで始めたらしい。
彼はメンバーと呼ばれ、
先輩はゴールドメンバーだそうだ。
まず、2人とも社員ではない。
メンバーだ。
そしてメンバーが働けば働くほど、
ゴールドメンバーが収入を得る。
さて。
今回お邪魔したエステサロンは、
新規集客、中でも紹介に
かなりの力を入れています。
紹介には、
3パターンあります。
「お客様がお客様を紹介する」
「従業員がお客様を紹介する」
そして、、、
「レディーがお客様を紹介する」
レディー？？
しかもこのレディー紹介が
圧倒的に多い。
レディーってなんだ？？
聞けば、レディーというのは、
一部常連客
従業員家族
育児などにより退社した従業員
など。
このレディーたちが毎月、
たくさんの紹介新規を
連れてきてくれる。
そして、
おそらくレディーには
マージンが入る。
そしておそらくレディーには
階級がある。
さらにレディーは社員ではない。
そう。
「商品を売る」のではなく、
「来店させる」という形に変えた、
「アレ」だ。
レディーの紹介で来店したお客様は
特別な料金でやってもらえる。
しかし。
そのほぼ全ての方が
商品を買って帰る。
そしてそのうち75%以上の方が
リピートして商品を購入する。
例えば。
育児のため退社したスタッフが、
保育園でできた友達に
美容室を紹介しまくる。
例えば。
母親にお願いして
町会の皆さんに
美容室を紹介しまくってもらう。
そしてそれぞれ、
来店に対して、
報酬を得る。
たくさん紹介すればするほど。
そして、敏腕レディーは、
さらにレディーをスカウトし、
配下のレディーを増やして、、、
この辺でやめとこう。。。
さて。
では何故、
なぜこんなにも
画期的なシステムが、
美容室に無かったのか？？
答えはシンプル。
主に、
エステの売り物はプラスで
美容室の売り物はマイナス
だからだ。
エステは綺麗にしてもらえる。
だから気兼ねなく紹介できる。
美容室は、
「綺麗にならない可能性がある」
切り取るカット
メラニン破壊のカラー
結合を切ってかけるパーマ
これらはマイナスだ。
マイナスを前提にプラスを得る。
そこには少なからず
不安や失敗が付きまとう。
だから紹介しづらい。
しかし、美容室にも
プラスのメニューがあります。
ヘッドスパ
トリートメント
など、、、
（この「など」がポイントかも）
ここまでくればいろいろ
繋がって来ます。
実は簡単に美容室でも
取り入れることができるシステム
であることがわかります。
売り物の打ち出しさえ変えれば
の話ですが。
ぼくはとても勉強になりました。
お読みくださる
美容室経営者の皆様にも、
何かのヒントに
なることを願っています。
⚠︎画像と本文は
一切関係ございません。
