若者達の大暴走。 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

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茗荷谷でナンバーワンから始まり、文京区でナンバーワン、東京でナンバーワン、日本でナンバーワンの美容室を目指して!!

僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

東京 文京区 本郷三丁目 茗荷谷
未来美 美容室 ビューティズム
 
高校生の頃。
僕はバンドを組んでいました。。。
 
 
僕らのバンドは、、、
結構あっさり解散しました。。。
 
 
当時僕はギターを担当していました。
当時僕がやりたかったのは
オジーオズボーン(黒歴史、、、)
 
 
しかし、もう一人のギター担当は
オアシスやR.E.Mを好み、
 
 
ベーシストは
ガンズandローゼスを熱望し、
 
 
ドラマーは
ハロウィン(ジャーマンメタル)
イングウェイ・マルムスティーン
(ぼくそんなの弾けないですから、、、)
 
 
そしてボーカリストは
ボウイ(氷室京介)を歌いたいと。。。
 
 
 
もうね、めちゃくちゃですよ。
音楽性違い過ぎ。。。
 
 
 
当時僕らは所詮16歳。
 
 
 
信じられない事に、
このバラバラのジャンルの曲を
全部やってしまうわけです。
 
 
もう聞いてる人の方がパニックですよ。
 
 
爽やかにボウイのB.blueからはじまったはずが、
2曲目は突如ダークなリフでオジーが流れ、、、
 
おしゃれなオアシスのU.Kロックに変わり、
今度はガンズのパラダイスシティー。。。
 
そしてとどめはジャーマンメタルで
いきなりボーカルがシャウトするという、、、
 
 
これもう、バカですよ。
今振り返れば、何をしてたんだか、、、
 
 
そして僕も大人になった今、
どうしてこんな事になったのか、
よくわかります。
 
 
まず、
・リーダーシップをとる人がいなかった。
 
そして
・目的が間違っていた。
 
 
リーダーっぽい人はいたんですよ。
ぽい人は。
 
そして集まって夢を語ったりした事も
あったんです。
 
 
しかし、正しい「目的」はありませんでした。
結局最後はバラバラになってしまいます。
 
 
大事なのは
・強いリーダーシップと
 
 
「夢」だけではなく、
・「正しい目的」
だったんだと思います。
 
 
結局振り返れば、
 
 
高い夢や目標を掲げようとする
メンバーもいましたが、
共感、納得にはいたらず。
 
 
そうなると、低いレベルでの妥協点を
みんなで模索してしまうわけです。
 
 
最終的に僕らのバンドの目的は、
「僕らがやりたい曲を演奏する」
でした。
(誰かがそう言ったわけではありませんが)
 
 
まあ遊びだからそれでいいんでしょうけど、
僕らのバンドはとてもレベルが高く、
真面目にやっていたらもしかして今頃、、、
 
「カウントダウンTVをご覧の皆様、、、
こんばんわ!! ◯○です!!」
 
なんて事も考えてしまいます。
(ありえない・・)
 
 
強いリーダーのもと
「見てくれるお客さんに感動を届ける」
という目的を全員が共感していたら、
 
 
結果は全く別だったかもしれません。
(僕もオジーやりたいなんて言ってなかった、、、)
 
 
はき違えた目的で突き進む事が
とても危険であるという事を
身を以て学びました。
 
 
夢を語るのもいいですが、
最近はこの「目的」って言葉を
よく考えます。
 
 
夢は叶うかどうかわかりませんが、
この「目的」は叶う叶わない以前に、
確実にその方向へ向かいます。
 
 
だからこそ、しっかりと考え、
目的を明確にし、それから行動する事が
本当に大切なんだと思います。
 
 
 
 
美容師アシスタントなら、
「早いデビュー」を目的としているのか、
「上手い美容師」を目的としているのか。
 
 
10年先、両者に生まれる差はとてつもない。
 
 
 
 
今、生涯美容師という言葉がクローズアップされる中で、
真剣に考えないといけない事があると思います。
 
 
「生涯美容師を続ける、目的はなんですか?」
 
 
この問いの答え次第で、10年先20年先は
全く別のものになる。