美容師の極意を伝授しよう。 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

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茗荷谷でナンバーワンから始まり、文京区でナンバーワン、東京でナンバーワン、日本でナンバーワンの美容室を目指して!!

僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

東京都文京区茗荷谷、本郷三丁目、春日にある

未来美を提供する美容室ビューティズム、

オーナーのブログ

 

日産で、カルロス・ゴーン氏を筆頭に

最高の車を世に送り出そうとするとして。

 

まずは開発に何千億円という

お金が投資されます。

 

そして何千人の人間が関わり、

何ヶ月もの時間が費やされます。

 

莫大な広告宣伝費をかけて、

テレビコマーシャル、Web、

何十万部のカタログが刷られ、

 

専用の工場ラインを用意し、

機械、システム、人、時間を介して

車が完成します。

 

大々的なプロモーションを経て、

いよいよ日産の各販売店へ。

 

 

そして顧客が車に興味を持って

販売店を訪れる。

 

 

しかしもしそこで、

若くて感じの悪い販売員に

対応されたとする。

 

 

お客様はがっかりして帰って行く。

 

 

どんな莫大なお金を賭けても、

たくさんの人間が関わっても、

とてつもない時間がかかっていても、

 

 

すべてが一瞬で水の泡。

 

 

そのお客様はその車をもう買わない。

 

 

 

この話は実際にカルロス・ゴーン氏が

話していたお話。



まあ様々なことを感じますよね。

この話。



僕らの業界で言えば、


莫大なお金をかけて技術を磨き、

高いハサミを何丁も買い、


アシスタント期間三年四年かけて

スタイリストに昇格し、


たくさんの先輩の時間を頂戴し

勉強し続け、


やっとの思いでスタイリストとして

ご新規のお客様の前へ。



(技術は自信がある。

努力も重ねてきた。

たくさんの本も読んだ。


さあ、行くぞ!!)


スタイリスト

きょ、、た、、とう、、、ます、、

いとう、で、、、しく、、おねが、、す、、」


お客様

(何この人??

何言ってんのか全然聞こえない!!

ちょーきも!!)



はい!!

もはやなにしても

失客!!


おつかれー!!



これよくある。

コンサル終わった時点で

もうお客様ちょっと不機嫌。


原因気付いてないの

そのスタイリストだけみたいな。


 

 声が聞こえない

無駄に早口

言葉遣いが雑


顔が怖い

顔がキモい

顔が好みじゃない


口が臭い

体が臭い

汗臭い


服が汚い

髪が汚い

靴が汚い


なんか疲れてそう

なんか無理してそう

なんか不幸せそう


うるさい

話が長い

説教くさい


「お客様が何をすると喜ぶか」

以前に、

「どうすれば嫌がられないか?」

が大事なんですよね。


どんなに技術があっても、

気になることがあれば、


長く通っていただくことは

おそらくできない。


そう考えると、美容師って

大変な仕事ですよね。。。


なんか書いてて辛くなってきたわ

_| ̄|○



世阿弥の言葉

「離見の見」


この言葉に全ての極意が

込められている。