運動不足小太り40代男子に送る、初めての富士山の登り方 その2 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

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茗荷谷でナンバーワンから始まり、文京区でナンバーワン、東京でナンバーワン、日本でナンバーワンの美容室を目指して!!

僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

東京都文京区本郷三丁目と春日と茗荷谷にある、未来美を提供する美容室ビューティズムのオーナーのブログ。

前回の続きです。




21時から1時まで約4時間。
山小屋でぐっすり眠り、
いよいよ山頂に向けて準備。


(八合目〜山頂)

上着は、

Tシャツ、厚手のフリース、
上からゴアテックスの雨具。

下は、

タイツに長ズボン、
上からゴアテックスの雨具。
そして頭にはニット帽。

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外は当たり前に真っ暗。
しかし天気はバッチリ。
寒さもちょうど良いくらい。


ここからは大渋滞。
かなり急な岩山を一歩一歩登るわけですが、
人が多いため、進みはかなりゆっくり。


そして真っ暗なので、
相当高性能なカメラでも持っていない限り、
ほとんど写真は撮れません(´;ω;`)

きれいな夜景を撮りたい方は、
一眼レフカメラと三脚は必須かと。


2時から登りだして、
4時には頂上にたどり着きます。


だんだんと明るくなる富士山の頂上。
何ともいえない達成感があります。

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そして4時25分
いよいよ山頂でのご来光。

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やっぱり良いですねー!!
疲れがぶっ飛びます!!
こうしてご来光に出会えた奇跡に感謝。

ちなみに僕らはこうして素晴らしいご来光
を見ることができましたが、、、

実は山頂で見れるご来光は
1週間ぶりだそうです。
こればっかりは運次第です。


(お鉢巡り〜下山)

ご来光を背中に受けつつ、
山頂をぐるっと一周する、
「お鉢巡り」に向かいます。

途中、こんな社があります。

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木花咲耶姫命
(コノハナサクヤヒメノミコト)
という女の神様が祀られています。


チョーーー簡単に説明します。


めちゃくちゃきれいな神様で、
天照大神の孫が恋に落ちます。

お付き合いするも、
ん??って言うほど早く懐妊したため、
だいぶ疑われてしまいます。

姫は、天照大神という神の子孫を
自分が身ごもっていることを証明するため、
産屋に立て篭もり、何と火を放ちます。

そして燃え盛る炎の中から
3人の子供を抱えて出てきたそうです。

そのうちの1人が、初代天皇である
神武天皇の祖父、非遠理命だそうです。


子授け、安産、鎮火、子育てなどの
御神徳を持つ守護神として
信仰を集めているそうです。


だから天皇家の紋様なんですね。

山頂まで行くと空気も薄く、
体もバキバキですが、
ぜひお鉢巡りをすることをお勧めします。


また、吉田口から登ると、富士山最高峰、
「剣ヶ峰」にたどり着けません。

お鉢巡りをすると、
山頂にある小さな池、
「このしろ池」を見ることができます。

この池は、本当に小さく、
7月中旬以降は干上がってしまいます。

天気が良く、風のない日に限り、
こんな景色が見れます。

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水面に映る剣ヶ峰。
美しい!!

この池を超え、馬のタテガミと言われる
恐ろしく急な坂を登ると、、、

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あ。僕のニット帽は
気にしないでください、、、
暖かいんです、これ。

ついに日本最高峰3776メートル到着!!

ここから下山になるのですが、
富士山の火口を回るということは、
東西南北全ての景色が見れます。

これがまた絶景なんです。
(天気次第ですが、、、)

まずは影富士。

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晴れた日の朝にしか見れない、
幻の富士山です。

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お鉢巡りを終え、いよいよ下山道へ。


(山頂〜下山)

五年前。死ぬ思いをしたのがこの下山。
降りだしてすぐ、ヒザに激痛。。。
下山に3時間以上かかりました。


今回は、しっかりと体力を温存し、
お水を買い込み、食べ物を食べ、
準備万端。


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照りつける日差しの中、
そしてほとんど変わらない景色の中、
ひたすら急勾配を下ります。

日焼け対策
舞い上がる砂煙対策
そして靴に石が入らない工夫

この3つに加え、
とにかく膝のサポーターを!!


さらに、ゆっくり降っても
早く降っても足への負担は変わりません。
むしろゆっくりの方が疲れます。


今回は2時間半で下山。
途中何回か足首をひねりましたが、、、
無事怪我も痛みもなく下山。


五合目で美味しくビターチョコと
バニラのミックスソフトクリームを
いただき、

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麓の温泉で疲れを癒し、
15時にはもう新宿西口に帰還。


今回、初日は少し曇ったり雨に降られたり
不安もありましたが、
2日目は最高の天気でした。


ガイドの方も生涯ベストスリーに入ると
おっしゃるほどのコンディションでした。


五年前も素晴らしい天気だったのですが、
疲れすぎてほとんど記憶にありません。

今回、五年経ったけれど、前回よりも
体が楽で、心から楽しめました。


そして何より、スタッフ達と、
最高の富士登山を達成できたことが
とても嬉しかったです。



最後に、一緒に登ったスタッフに
送ったメッセージを、
忘れないようにここに貼り付けておきます。

いつまでもこの気持ちを忘れず、
一歩一歩、進んで行きたい。



みんなと一緒にチャレンジしたから楽しくて、

みんなと一緒だからゴールできた

と思っています。


僕はご存知の通り、運動をしない、

食べたいものは食べるだけ食べる、

40歳の太ったおじさんです。


正直に言えば、とてつもなく苦しかったです。

何度も(もう限界だ)(動けない)

そう思いました。


しかし、不思議なもので

1歩と言わず半歩でも足が前に出るものです。


それは、

みんなで素敵な思い出にしたいと

思っていたからだと思います。


もし1人だったら結構あっさり

リタイアしていたと思います。


自分との戦いといえばそうでした。

それはみんなのために限界を超えた力を発揮する、という挑戦でした。



ビューティズムの皆さんも、

スタッフのためなら限界を超えた力を発揮する、

そんな人になってください。


僕がそうであるように。



そしてもうひとつ。

僕は必死に戦っていました。


でも、もっと早く登る人や、

全然疲れない人もいます。


そんな時こう思います。

人と自分を比べるのではなく、

自分がどれだけやったか。


自分の限界を超えることが出来たのか?


それだけが僕の尺度です。

僕達ビューティズムも、

小さく一歩一歩、進んでいます。


もっと早い人やすごい人もいます。


でも、気にしません。

昨日より今日。今年より来年。

もっと情熱を燃やして。


僕らが登れる、僕らの山を

登っていけばいいと思います。


また素晴らしい思い出をありがとうございます。

日置さん何から何まで本当に

ありがとうございます。


またひとつずつ、

思い出を重ねていきましょう。