組織の在り方も変わっていかないと。 | 茗荷谷美容室、オーナーのブログ

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茗荷谷でナンバーワンから始まり、文京区でナンバーワン、東京でナンバーワン、日本でナンバーワンの美容室を目指して!!

僕たちはていねいであること、安心であることに徹底的にこだわります。

東京都文京区本郷三丁目と春日と茗荷谷にある、未来美を提供する美容室ビューティズムのオーナーのブログ。

 

 

この前、とある経営者さんが、

ちょっとしたスピーチで壇上から、

スタッフにこう、言っていました。

 

 

「スタッフを、幸せにしたい!」

 

 

この話を聞いて僕が感じること。


大あまのじゃくである

僕の主観ですから、

聞き流して欲しいのですが、

 

もし僕が従業員だったとしたら、

こう思ってしまいます。

 

 

(どんだけ上から!?)

 

 

ついでにこう、思う。

 

 

(なんであなたにわざわざ

してもらわなきゃならないの!?)

 

 

幸せってのは、

誰かにしてもらうものではなく

自分で手にするものだと思います。

 

いい歳した人間が、

誰かに幸せにしてもらおうなんて

もし思っているとしたら、笑ってしまう。

 

もちろん僕も、スタッフの幸せは

心から願っていますし、

それを目的に行動しています。

 

ただ、おっきい声で

口に出すことではないと

思っています。

 

まるでスタッフの幸せを、

僕が作ってますと言わんばかりで、

こんな恩着せがましい話はない。

 

 

僕が思うことは2つ。

まず、

 

僕の仕事は

スタッフが幸せを手にできる環境を

一生懸命創ること。

 

しかし、
 

幸せを手にするかどうかは、

その人次第であり、そもそもは

自分で掴み取るものだと僕は思う。

 

 

会社のトップが

「社員をしあわせにー!」

とかおっきい声で言ってしまうと

 

 

一定数のアホ社員を産むんじゃない?

「早く幸せにしてくださいよ」

とか言い出しちゃったりして。

 

 

根本的に、

意思を持つのは会社であって理念。

僕もその意思を体現する従業員に過ぎない。

 

 

もし、会社理念に「社員のしあわせを」

みたいのがあるんだとしたら、

それは、、、

 

すべての社員の仕事

 

であって、

社長が社員にしてあげる仕事って

ことではないと思うのです。

 

その会社においては、

 

 すべての社員が、

しあわせを掴み取れる

環境づくりに参画する

 

ことだと思うのです。

 

 

社長の仕事はその陣頭指揮であり、

 

「幸せにしてあげるからーーー!」

 

と、声高らかに

宣言することではない気がします。

 

 

例えば戦国時代。

合戦において、

 

「俺に任せろー!!」

 

とか言って、

総大将が顔を真っ赤にして

数万兵の敵軍に

突っ込んで行ったらどうでしょうか。

 

 

 

それからもう一個言えるのは、

その「幸せ」とやらには定義が必要。

僕らの組織にとっての幸せは何か?

 

つまり幸せの

KGI(key goal indicater)

KPI (key performance indicater)

を定める必要を感じます。

 

そもそもな話、

カタチのないものを

組織の目的にしてはダメだと思う。

 

 

例えば、

 

1秒でも早く家に帰って、

1秒でも多く眠り、

1日でも多く休みが欲しくて、

テレビとスマホゲームが大好きで、

仕事は大嫌いで手を抜いて取り組み、

仕事してる時間以外が本当に幸せ!!

 

って社員がいたら、

どうするのでしょうか?

幸せにしてあげるのでしょうか?

 

要するに、

 

その組織における幸せに共感し、

賛同しないことには、その組織に

身を置く理由など、

 

さっぱりない。

 

 

ですからおそらく社長と言われる

役職の人間の仕事とは、まず!

 

組織の目指すゴール(幸せ)を

明文化、数値化し、共有し、

共感、賛同をいただき、

 

全ての社員に役割を持たせ、

全体像の把握、推進、軌道修正していくこと

ではないでしょうか?

 

 

組織の定義する幸せを全ての社員が望み、

それを叶える組織作りに

全ての社員が積極的に貢献する。

 

それが理想ですかね。今は。

 

とか言って僕もお酒入ったら壇上で、

「幸せにしてあげたいー!!」

とか叫んでしまいそうですが。。。

 



ねー凛ちゃん!

パパ一生懸命働いてるのよー^_^