これまでに習ってきたカット技術をどこまで理解して、突き詰めて来たかが問われた様に思います。
今、日本にいる美容師の中で
その『完璧』を意識して技術を磨く人はいるのでしょうか。
そもそも、必要と思ってないかも知れません。
『何となくでいいじゃん』
『かっこよければいいんじゃない?』
そんな本音が溢れそうな美容師も少なからずともいると思います。
カッコいいスタイルが何となく出来てて、
周りから褒められて、
お客様もスタイリングしやすくて、
オマケに〝もち〟だってよくて。
そんな仕事が“何となく”出来る人が居るなら
本当に羨ましいと思う。
不器用さやセンスの無さに途方に暮れそうになった時も
このカット講習だから乗り越えれたと思うんです。
美容師の悩みは多岐に渡る。
技術だけではなく、
経営にだって頭を抱え、
育成にだって心を痛め、
上に行けば行くほど孤独になり、
周りを見渡せば誰もいないなんて事もあるでしょう。
誰も近寄らせない空気感を放ってしまう時だってあるでしょう。
そんな真っ暗な道の彼方をほんのりと照らしてくれる、そんなカット講習。
本当に前に、上に進みたい気持ちをそっと後押ししてもらえる人たちに出会えた奇跡。
そんな今は技術を見直す時。
何がどこまで出来るようになったか。
出来たと思っても
また次の次元の課題が次々と目の前に現れる。
でも、きっとプロってそう言う生き方をする人たち。
完璧を知り、完璧を目指す。
容易い話では無く、無論こうして文字に起こすことさえ厚かましいのかもと思って見たり。
でも、共に同じ方向を向いて頑張れる仲間がいるのは最大のチカラ✨