去年いろいろ保存食を作って&使ってみて、使い勝手めっちゃ良い!今年は空気が乾燥している冬のうちに大量生産しておこうと思ったのが〈干し野菜〉でした。冬は干し野菜作りのベストシーズンです。
干し野菜のイイコト8選↓
❶ 水分が抜けることで、野菜本来の味がギュッと濃縮されてうま味や風味が増す
❷ 炒めても水っぽくならないし、煮物にしても煮くずれしない
❸ 旬の野菜を干すので、栄養価が高いうえに価格も安く作れる
❹ 大根やニンジンなどの根菜類は葉野菜に比べて失敗なく、簡単に干し野菜にすることができる
❺ 干しニンジンは色がキレイなままなので、料理の彩りがアップする
❻ 干し野菜・乾燥ワカメ・凍り豆腐などを揃えておけば、買い物にも行かず、野菜を洗ったり切ったりする手間も省ける!
❼ 水分が抜けているから、どんな料理法でも調理時間が短くて済む
❽ 保存がきくから災害など非常時の備蓄食料にも◎非常食にプラスするとビタミンなどの栄養が補える
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そんなわけで今回は干し野菜の作り方や使い方、保存方法などを紹介します。エシカルライフや食料備蓄に興味ある方の参考にしていただけたらうれしいです。
干し野菜の作り方と保存方法
野菜を洗ってから、皮ごと切って天日に干すだけです(夜は室内に入れる)。晴天が3日くらい続くときがベスト。
3日後↓
カラカラになるまで干したら出来上がり。
▼ 干し網はコレです↓
こちらは干し椎茸↓
作った干し野菜は、乾燥剤とともに瓶に入れて常温保存可。梅雨前から冷蔵庫に移しておくと安心かも。冷凍保存もOK!去年作った干し野菜は1年以上もっています。
保存がきくから食品ロスも防げるし、備蓄にももってこいです。
干し野菜アレンジ
干し野菜を備蓄しておけば、包丁いらずで素早く炊き込みご飯が作れてしまいます。上記の具材にサバ缶やツナ缶を加えてもオケ!
干し野菜のほかに、凍り豆腐・乾燥ワカメ・乾燥キクラゲ・乾燥ひじき・塩昆布など、乾物もいろいろ備えておくと、
「冷蔵庫になんもないんだが、買い物に行くの面倒くさいな」とか「なんか野菜切りたくない!」なんてときにも重宝します。
干し野菜のスープパスタの作り方
① スープジャーに熱湯を注ぎ、5分ほど予熱しておく
② ジャーのお湯を捨てて、ショートパスタ(30gくらい)・干しニンジン・薄切りの干し椎茸・ドライ玉ねぎ・ドライトマト(ハサミで小さくカットする)・ニンニクパウダー・生姜パウダー・コンソメなどの粉末の出汁+塩胡椒を入れて、熱湯を注いで軽く混ぜる
③ 蓋をして保存袋に入れるかタオルで包んで、パスタの茹で時間+2分置いたら出来上がり♡
※ パスタや干し野菜は洗わずにそのまま投入します
※ 長く置きすぎるとパスタがやわやわになってしまうのでお弁当には向かないかもです
▼スープジャーは容量400mlのものを使っています↓
干し大根はスーパーでも手に入る
干し椎茸と干し大根は普通のスーパーでも手に入ります。わが家は、味噌汁の出汁に昆布・干し椎茸・干し大根を使うので、干し大根と椎茸は生産が追いつかないので買うことも。
で、干し大根と同じくらい使い勝手のよい干しニンジンはスーパーではあまり見かけないので、冬ニンジンがあるうちに作ってみてくださーい。冬のニンジンは甘みが強くて栄養価も高いですよ。
◼︎その他の保存食については、こちらの過去記事で紹介しています↓
前回の記事はこちらでした↓