地産地消やエシカル消費という理由だけでなく「もっとお米を食べよう」と思った話を紹介します。
「気」は「氣」だった
氣(気)は「エネルギー」という意味。
元氣:元のエネルギー
病氣:病のエネルギー
天氣:天のエネルギー
氣配り:エネルギーを配る
など
日本語には「氣(気)」という字を使う言葉がたくさんあるように、日本人は昔から目に見えないエネルギーを大切にしてきたのだと思います。
稲(いね)の語源
そして、稲(いね)の語源は「命の根」。お米から命を養うエネルギーをいただけることを先人たちは知っていたから、「氣」という字に「米」を入れたのかもしれません。
神棚にお米やお米から作られるお酒をお供えしたり、日本各地のお祭りの多くは 稲の豊作を願うために始まったものだったり、
日本人にとって主食であるお米は命の源で、昔から大切にされてきたのですね。
しかし
終戦後、漢字の見直しが行われて…
「氣」ではなく「気」が使われるようになりました。
明治や大正時代も略字の「気」は存在していたけど、1946年に当用漢字(当面のあいだ用いる漢字)として簡易字体が正式に採用されたようです。
「氣」と「気」の違い
同じ漢字なのにエネルギーが放出する「氣」と封じ込める「気」、なんと真逆の意味になってしまった…!
当用漢字は「氣 → 気」の他にも「國 → 国」や「體 → 体」などあり。
教育や社会生活上で支障があるから見直そうってことで、画数が多い難しい漢字は当用漢字に選定されたみたいだけど
言霊の力を信じていた日本人の精神性を弱めるためだったのでは?と思ってしまいます。
実際のところ、漢字の見直しは「軍国主義」が復活するような思想や社会体制を排除して、日本に民主主義を広める政策の一環だったらしい。
そういえば、「戦意を高めるような教科書の文言は墨で黒く塗りつぶしたんだよ」と子供の頃おばあちゃんに聞いたことがあります。
漢字が軍国主義につながるとは思えないんだが、「一億玉砕」や「国民特攻」という漢字はたしかにゴリゴリ軍国っぽくて、これが平仮名だったら雰囲気出ないわ。
「こくみんとっこう」って、なんかゆるふわ♪
軍国主義は置いといても、個人的には気より氣のほうがしっくりくるし、今にも増してお米をじゃんじゃん食べてエネルギー出しまくろ!と思った次第です。
おまけ
先日、仕事で大分に行ったのですがそこで驚いたこと3選★
① 特急ソニックの乗車券ポケット
え、このポッケってまさか乗車券入れるとこ?と気付いた、いや氣付いたとき震えました。誰も使ってなかったけど、こうゆうセンス好き。
② ランドリー稼働状況
大分で泊まったビジネスホテルで、部屋のTV画面から別フロアにあるコインランドリーの使用状況がリアルタイムで確認できるのが便利でした。いろんなホテルでランドリー使っているけど、こんなの初めて見たよ。
③ トイレに非常用の水が設置
部屋のトイレに非常用の水(断水時にトイレを洗浄する水)が置いてありました。防災意識高めで良き◎ もしものときに重宝しますね。
ということで、最後までご覧いただきありがとうございました!
自然栽培の玄米
▼ 無農薬の玄米(秋田県産ササニシキ)、5キロずつ真空パックになっているので備蓄にも良きです◎
最近買ってよかったもの
▼ 低電磁波ドライヤー
前回の記事はこちらでした↓