こんばんは、(永)です。
先日の店長と同じ日、GWの合間で私もくじゅうにテント泊。
坊がつるでのテント泊は、実に100万年ぶり(笑)
ひねくれもので天邪鬼の私は、ついついマイナーな場所ばかり行きがちですからね~www
くじゅう、最高じゃないですか!今更、笑。
景色やルートなどは、もう皆さんご存じでしょうから、今回使った道具などを紹介します。
まずはザック、入荷したばかりの新作
GRANITE GEAR VIRGA3 55
グラナイトギア ヴァーガ3 55L
グラナイトギアが誇る定番のウルトラライトパック「ヴァーガ」の新作。
狙いを定めて来られる方は別として、初めて軽いバックパックに変えたい、という方には僕はグラナイトギアをおすすめすることが多いです。
何故かといいますと、どんな体系の方にもフィットするサスペンションシステムや、ハーネスの太さ、硬さ柔らかさが日本人にも合いやすく、耐久性も高いので、売る側からしても安心できるのです。
私にとっては新鮮なカラーリング、良き。
両サイドの大容量ポケット。
メッシュではないので、擦れに対してなどの耐久性に不安もありません。
1Lボトル2本は余裕で、シェルなども突っ込めます。
私は感動しました。
このフレームレスパックに全体型に合わせるフィットシステムを搭載してきたのです!!!
人間の体は、形、サイズ全てが違います。
それに応じてフィットさせるサスペンションシステムは身体に合わせて微調整することが可能。
左右垂直にそれぞれ2本のデイジーチェーンウェビングを装備。
これにより背面長の調整はもちろんのこと、肩幅調整までもが可能に。
このこれまでに無い画期的な調整システムは、様々な体型の方にフィットすることでしょう。
調整も容易です。
胴体の高さと、肩の幅を選択し、クリップを両側の対応するウェビングアンカーポイントに固定するだけ。
歩きながら、何か違うな~と感じたら、その場で即座に調整可能!
ウエストベルトも調整可能なのです!
これは自分自身にも大変有難く、最近はショルダーよりもウエストベルトが合うザックがあまり無く困ってたところ。
自分の体形が変わってしまったせいでもありますが、ベルトを最大限縮めても締まりきれなかったり、ベルトがゴツすぎて腰骨にアザができたり。。。
この背面システム、ウエストの調整はめっちゃ助かる!
背面はパットも何もついてませんが、スリーピングパッドが固定できるスリーブが付いてます。
エバニューFPマットがピッタリ!
シンプルな ヴァーガ2 も継続で、背面長の調整が必要のない方はヴァーガ2がおすすめです。
当然2のほうが540gと軽量です(3は782g)
嫁のザックはLITE WAY BIGGIE PACK ULTRA 45L
ライトウェイ、浸透してきましたね。嬉しいです。
こちらも日本人体型に合いやすい事、またサイズもSMLありますので、女性から大きい方までカバーできます。
現在、特にGRAMLESS PACK ULTRAを始め、ウルトラ素材のモデルが大人気。
今月中旬には再入荷しますので、お待ちの方は商品ページ左下に表示される「再入荷通知」アプリをご利用くださいませ。
テントは嫁と一緒だったのでEXPED Mira Ⅲ
めちゃくちゃ広いのに、約1.4kgと軽量。
また今週末より新たなテントの展示やります!
かなり便利なこれ。
昔紹介しましたけどもう一度。
引っ掛けるだけの簡単ガイコード
どんなテントにも付いている補強ポイントに引っ掛けるだけ、面倒なロープワークは不要。
ロープワークは知っておかないといけませんが、悪天候の時など素早い補強が必要な場合などはかなり良い。
テントの補強、固定以外にも、
ドアを跳ね上げたりするのにも便利です。
タープを貼るときも輪っかに差し込むだけ。
これは持っておくと良いですよ。
ペグケースを新調
allmansright Hölster Stake Sack
入口大きく使いやすい
入口広いので予備のガイラインなどもすっぽり。
スタティックのシリカエアロゲル ストーブマット
2サイズ
しかし、最高の天気だー
2人分のスリーピングギアの紹介します。
子育てがひと段落したので、今年から嫁とあちこち遠征したいと。
なので、0℃まで対応で軽量な組み合わせをテスト。
因みにマット2枚並べても、間に荷物が置けるスペースがある広いテント。
寝袋:Pajak RADICAL ULZ 325g
ライナー:Octa Sleeping Liner 220g
マット:Therm-A-Rest NeoAir UberLite R 250g
計:795g
この日は放射冷却により、朝方はかなり冷え込む予想ですが、このコンフォート5℃の寝袋で行けるかテスト。
夜中3時ー4時位までは余裕で大丈夫でしたが、朝方はマイナス2~3℃?
流石に朝方は寒くて目が覚めた。
この寝袋は900FPで、縫い目は縫いつぶしではありません!
Z状にチューブを組み合わせ、コールドスポットを無くした縫製方法。
これが少ない綿量でありながら保温性を大いにアップする技術。
適応温度
ダウン量160g、重量:325g
T-COMF:5℃、T-LIMIT:0℃
まで使える、超ハイスペックなシュラフ。
ほぼスペック通りかなという印象。
寒さに弱い僕的にライナー使ってるので、個人としてはコンフォートの5℃がリミットですかね。
マットのウーバーライトはFPマットとの併用だったので、このR値でもギリOK。
寝心地はシートゥーサミットの良さを知ってるとかなわないですが、圧倒的な軽さなので、どちらを取るか。。
嫁
寝袋:シートゥーサミット フレーム Fm I 350g
カバー:SOL エスケープヴィヴィ 241g
マット:サーマレスト ネオエアーXライトNXT RS 326g
計:917g
この気温だったら、寝袋はフレームⅡが無難だったけど、これからのアルプス縦走などのために、限界値を知っておけと、笑。
結果、この組み合わせでも寝れたので良かった。
あとは、気温によってビビィを無くすか、ライトビビィにするかで対応。気温によってのこの夏の高山縦走の軽量システムが決まった。
こんな感じでバッキバキ
しかし100万年ぶりのくじゅうは、めちゃくちゃ楽しかった!
最近ご来店いただく皆さんは、私(永)の事も知らない方も多いかとは思いますが、私は九州の山は全てでは無いですが結構知り尽くしてます。くじゅうはもちろん、脊梁も、祖母傾も大崩山系もほぼ制覇してますし、マイナーな低山からあちこちのトレランコースまで。
昨年まで年間の半分くらいはお店をお休みして、毎週のように西にも東にも、中国山地から四国、アルプスにも八ヶ岳にも行きました。
そして4年前に死にかけて、今はサイボーグ(笑)
そして私は今、初心に帰りましたw
そして、あの頃の気持ちを思い出し、山を始めたばかりの方にも偏らない道具のご提案を。
当店スタッフは皆15年以上経験してきてますので、初心者の方からベテランさんも、ハンモック泊でもテントでも、タープ泊も何でもご相談くださいませ。
初心に帰った私は、2週連続でくじゅうにテント泊に行った、笑。
植山はソロで脊梁を縦走。
その様子はまた今度。
では。