こんばんは、植山です。

今回は4連休をいただき、初めての南アルプスは白根三山縦走へ。

少ない人数でやっていますので店舗の方もお休みになり、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
その分しっかりテストしお客様にフィードバックできるように努めています!
 
今回は旅メインのブログになりますので装備等はまた後日改めて!
 
今回も仕事終わりに新大阪まで行き前回もお世話になったOさん、Mさんと合流。
仮眠を取ってゴールの奈良田に車をデポ。
バスで登山口の広河原へ。
平日にもかかわらずバスは満員でした。

 

 
9時半に登山口の広河原に到着。
平日はこれが一番早いバスなので遅めのスタートになってしまいます。
 
 
 
吊り橋を渡って樹林帯を進みます。


 
 
同行者のお二人も今回は一眼を削って軽量化。(ドローン有)
スタートが遅くなり初日で1700m程登るので本気モードw


 
しばらく急登ですが僕は下りより好き。

 
 

 
 
しばらくすると白根御池小屋に到着。
ここで少し早めの昼食。
スパイスカレーが美味しそうでした・・・
グルテンフリーのお菓子もあったりと意識高めな小屋。(この日は売り切れてましたが・・・)
次回はどっちも食べたい!


 
 
テン場もいいですねー。
水はタダです。


 
ここからまた急登。
草スベリって名前からして手強そうでしたが意外に大丈夫でした。
 

 
 
稜線に近づくと富士山が見えてテンション上がります。
今回は天候にも恵まれ稜線からの眺望はずっと最高・・・
ここからは日本一高い稜線が続きます。
 
初日大雨の前回とは違いますw


 
ここで日本を旅してるドイツ人のヨハネスに会います。

北岳山荘の予約を取りたいが電波が届かないで困ってたようです。
という事で一緒に予約を取り4人パーティーにw
 

 
 
肩の小屋到着。
ここで泊まりたいのを我慢して明日のために北岳山荘を目指します。


 
ここのテン場も富士山が見えて最高。
休憩して先に進みます。
 

 
北岳到着。
早めに受付を済ませようとここから一人、急いで山荘へ。
 

 
 
北岳山荘。
何とか16時前に受付出来ました。

 

 
テント張ったり、休憩してたら太陽は沈んでました・・・
間に合いませんでしたがきれいでした。

 
 
テン場からは富士山も近く見え最高の眺望。
 
今回のテントはプロモンテ VB12-Z
 
前室付きのシングルウォールで総重量1.275g(ミニマムで1.100g)
3レイヤー、耐水圧4,500mm 透湿性25,000g/m2 と通気性が高く、結露を大幅に軽減。
完全自立式で吊り下げ式シングルウォールなので設営が簡単。
アルプスの稜線でも積極的に使用出来ます。
渋めのニューカラー、カッコイイと思います!


 
 
一人だと十分な広さ。
内部にはランタンを吊り下げるループやメッシュのポケット等はありません。
これは破損の原因になりそうな物は一切付けないというメーカーのこだわりでしょうか。
そういった意味では信頼できるモノ作りで好感が持てます。
ループやポケットはあれば便利ですが無ければ困るといった物でも無いので。
工夫次第でテント内は整理整頓できるのかなと。
・・・今回はしてないですがw

 
 
北岳が夕日できれい。



 
夜はヨハネスがパスタを作ってくれました。
彼のバックパックには食材がいっぱいw
両親がシェフのヨハネスは料理上手。
美味しかったです!ごちそうさまでした!
 
この後、フランスから来ていたマックス、フローリアンとも仲良くなり少し飲んだり国際交流w
 

 
そして二日目の朝。

気温は0℃程度とそこまで下がらず。
風は多少ありましたがプロモンテは問題なし。
多少の結露はありましたが同行者のダブルウォールテントより少なく感じました。

あとシングルウォールなので乾かすのも撤収も早いです。
 
ちなみに三日目は結露無しでした。
シングルウォールですが、素材が3レイヤーなので圧倒的に結露を防げます。

ご存知の通り、シングルウォールだから結露するということではなくダブルウォールテントも結露します。
インナーテントが無い為、直で結露した水分がテント内部に影響するのでシングルウォールを敬遠する方が多いですが、メリットも多く、使用、用途が合う方にはお勧めできるテントだと感じました。

僕はアルプスや稜線でテントを使う際は安全を最優先して、信頼でき耐風、耐久性の高いテントを選びます。
 
 
 
そして北岳山荘から間ノ岳、農鳥岳を経由して大門沢小屋を目指します。

二日目は初日より行程は長く登りは少ないですが1900m以上下る事になります。

膝が心配・・・


 
 
30分程で中白根山到着。
ここで同行者が撮影をするという事で間ノ岳で待ち合わせをする事に。

 
 
1人になった途端に急に景色が白くなってきた・・・

雨、くるのか...


 
 
間ノ岳は何も見えませんでした・・・
ここで待ってると体が冷えるので農鳥小屋で待ち合わせに変更。

早いヨハネスは追いつきここからは2人で行動。


 
 
小屋手前で天気も回復。
良かった・・・

 
 
農鳥小屋。
今は管理人不在で水も天水のみです。
水は無いと考えて下さい。
 大門沢小屋に連絡すれば小屋は利用可能です。

 
 
ここで軽く休憩しながら2人を待ちますが、結果、大門沢小屋で集合することに。
前回のパターン入ってますw
 
農鳥岳山頂。
ここでヨハネスとランチ。

 
 
ここで分岐。
背が高く足が長いヨハネスは歩幅が広くてペースが早いw

雨がパラパラと…
ここから大門沢小屋までの下りが長かった…
コースタイム3時間程ですが、なかなかの傾斜で膝が死にそうです。
 
 
彼には先に行っていいからねと伝えながらも頑張って付いて行きましたが・・・
 
 
ここから更にペースが上がるヨハネス。
僕の2歩が彼の1歩w
リーチが長く追いつけない・・・
 

 
このハシゴ降りるのはちょっと怖かった・・・
 
 
トリカブトがきれいに咲いてて癒やされました。

 
 
大門沢小屋。
ヨハネスについていったら2時間切りましたw
膝も元気です!


 
テン場は広くはないですが、ここでも富士山が見えます。
 
 
 
ちなみに保温着は Rab ミシック アルパイン ライト ダウン ジャケット
後日改めて紹介します!

 
 
みんな疲れて写真少なめw
夜は北岳山荘で小屋泊していたフランス人のマックス、フローリアンと再会。
下山後は一緒に温泉の約束も。

今回の旅は国際交流出来て楽しかったですw


 
 
翌朝は曇りで気温も下がらす、暖かく眠れました。
テントの結露もなく撤退も早いので、朝食をゆっくりしてたら置いてかれましたw


 
フランス組は1時間ぐらい早く出発。
Oさん、Mさんも30分以上早く出発したのペース早めで下山です。
 
 
 
何度か渡渉。
この辺りは滑るのでペースが上がりません。



 
渡渉多めの橋多め。
気を付けていれば特に危険なところはないと思います。
 
 
沢から離れるとあとは歩きやすい道で、ここから飛ばしてOさん達を追い越します。
 
 
いつの間にかフランス組に追い付きたい気持ちになって追い掛けてましたw
 
 
九州でもよく見るような樹林帯に入り落ち着きます。
 
 
 
 
 
意外と早く追いついて、後から来たヨハネスとも合流。
橋を渡る動画をお互い撮ったりして遊んでました。
そして4人でゆっくり下山。
世界を旅している彼らは体力があり、話もとても面白い。
言葉はよく分からなかったですが、日本の働き方について話してたようです。
日本で働くのは大変だとw


 
最後にフローリアンから「Nice meeting you」と言われてハグでお別れ。
さらっと言える彼はカッコいい。
日本人だとなかなか言わない言葉かな。
 


そして約束通りみんなで温泉。
また会えたらいいな。
 
 
今回の動画をブログ用に1分にまとめてもらいました!
いつもこうやって仲間に助けられてますw
君達に会えてよかったよw
 
 
ロングバージョンはこちら!
https://youtu.be/uycrj4lHEHs
※ドローンの撮影には許可が必要です。
今回の映像も許可を取って撮影してます。
 
 

 
 
そして静岡のさわやかでハンバーグ。

ごちそうさまでした。